砒素と鉛が出た

ウチの団地のすぐ隣に、公園とか大学とか老人ホームが予定されている広大な空き地がある。もともとは三菱だかの工場があったところで、なんで草も生えないんだろうねえ、と噂もあったりなかったり。土壌検査の結果、砒素と鉛が出たんで、土壌入れ替えをする、とチラシがはいっていた。
なんだかなあ、と思いつつ、そこでもりもりウンコをして走り回っている猫たちは平気なんだよね。
宮部みゆきの「名もなき毒」によると、土壌入れ替えの負担は前の持ち主、らしいけどどうなんだろうか。
ウチに帰ってポストを見てちょっと驚いたんで書いてみた、だけ。別に社会意識が高いとかってことはまるでない。
伊坂幸太郎「重力ピエロ」読了。驚いた、セントオブウーマンまで出てくる。ツッコミどころはあるけど、面白かった。狙ってるのがわかっても、そのとおりにくすぐられてしまうというか。ぎりぎり名科白ばかり。
yahooのアプリケーションIDというのを取得して、検索をしてみたり、ついでにgoogleでも検索してみたり、perlの LWP でゴソゴソする今日この頃。キーワードの検索順位を調べるのに yahoo は WEB検索のAPIを用意してくれてるんでらくちん。その点 google は、HTMLを解析するしかなさそう。4年かそこら前は、確か google API てのがあって(一日1000回が上限だけど)SOAPで使えたハズ…なのに今はどうなってんだろう。
ネットでの集客を考えたら、検索ランキングってキモだしなあ。
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週刊ダイヤモンド

今週号は必見。
「新宗教」特集で、神社本庁、創価学会、幸福の科学、天理教など日本の宗教団体の洗い出し。新潮あたりだと思想的な部分も触れるんだけど、ダイヤモンドって経済誌なもんだから組織や資金の側面だけ。その分遠慮がない、かも。ひたすら好奇心を満たしてくれる690円だった。今のうちに買っておかないと、信者が買占めに走る・圧力がかかって店頭からなくなる、てなことまで考えられる内容、というと言い過ぎか。
久しぶりに好奇心満足。
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dump restore

FreeBSD-6.3で運用してるウチのポンコツサーバーを久しぶりにフルバックアップしてみた。もともとファンの音がうるさいし、共振?の音もうるさいので、HDDに異音があってもよくわからんダメさ加減。にもかかわらず、ルーチンでやってるのはデータのバックアップ。とりあえず、それだけやっていれば、ユーザーさんのデータを紛失することはないからいいっちゃいいんだけど。
HDDが物理的にイッちゃったら再構築する時間がかかる。
なので、HDD丸ごとバックアップするのがきっとらくちんで正しい。
以下メモ
現状のHD。
SATA1 マスター
パーティション、マウント状況
/dev/ad0s1a /
/dev/ad0s1e /tmp
/dev/ad0s1f /usr
/dev/ad0s1d /var
バックアップ用のHDはFDISKとパーティションをコピー元のHDに合わせて作っておく。
別パソコンで、FDでFreeBSDを立ち上げて、sysinstall
d で、とりあえず全削除
a で、すべての領域を使用
q で抜ける
スライス画面に移るので
ルートやユーザー /usr を作る
SATA3スレーブにバックアップのためのHDを接続してmount
/dev/ad1s1a /mnt
/dev/ad1s1f /mnt/usr
/dev/ad1s1d /mnt/var
(/tmpはバックアップてもしょうがない)
dump -0 -uaL -f /usr/backup/root.dump /
dump -0 -uaL -f /usr/backup/usr.dump /usr
dump -0 -uaL -f /usr/backup/var.dump /var
-0 backupのレベル。0はパーティション全部
-u はDUMP状況記録の更新
-L はスナップショットを利用してマルチユーザーモードでも安全に
-a はデバイスの容量を自動で取得する
(これを忘れて、Is the new volume mounted and ready to go ?と
聞かれて閉口。容量ないから出力先デバイスを取り替えろという
ことらしい)
-f は出力先。この場合はファイル
かな。
さすがに /usr は容量がでかいので、時間がかかる。気の短いわたしは、ハングしたかと思った。
DUMPしたら今度は新しいHDに RESTORE
cd /mnt/
restore -rf /usr/backup/root.dump
cd /mnt/var/
restore -rf /usr/backup/var.dump
cd /mnt/usr/
restore -rf /usr/backup/usr.dump
間違うと大変なので慎重にしなきゃいけない、時間がかかる、のが負荷かかるんだけど、最大の負荷は、SATAのケーブルを差し込むところ。…昔っから、だめなんだ。テレビやビデオのケーブルも苦手だし。
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佐伯俊男さんサイン会

今日は スパンアートギャラリー で 佐伯俊男さん のサイン会だった。アメリカで画集onikageが出版される記念。わたしの知り合いの中で、天才と断言して間違いのないひとだ。
なもんで、ン年ぶりにお顔を拝見にヨメとふたりで出かけた。温和な空気を漂わせるようになったなぁ、と。貧弱な語彙でひらたくいうと、相変わらずかっこよかった。
ちょっとだけ雑談して、その後、有楽町ガード下のバーデンバーデンというビール屋。ザワークラウトとソーセージ、ジャーマンポテトのあまりの美味さに驚いた。
とはいえ、どうも下痢気味で体調がよろしくない週末。
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今さら半村良が面白い

銭湯に通い、アパート代も払えなくなる超能力者だ。「岬一郎の抵抗」一気読みだったなあ。恩田陸がエッセイで、下町人情話とSFの奇跡の融合、てなこと書いてた思うけど、まさにそのとおりだった。町内会の連中がいきいきと描かれていて、どいつもこいつもそこに居そうな存在感。うちもモロ下町なんで、空気がわかるような気がする。
絶版でブックオフでも見かけなかったんであきらめかけたら、なんと地元図書館に4冊揃っていた。感謝。
「僕らはどうやらこの町内の居候になってしまったようですね」
あるとき野口が事務所の二階で弁当を食べながらそういうと、
「甲斐性のないことです」
と、岬一郎は珍しく声をあげて笑った。
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