待っててもひとは集まらないのだ
「創作文芸 見本誌会場 HappyReading」に登録を募るため、twitterのダイレクトメールを利用してみた。
サイトはそれなりにできた、と自画自賛したところで、しょせん器を作っただけ。
肝腎なのは中身。
ぼーっと待ってても登録が増えるわけではないので、知り合いにお願いすることから始めて、現時点で8サークル18冊の登録をもらった。少しずつだけど、数が集まり始めると、見ていて楽しい。
ITだWEBだ、とサービスがいくつも立ち上がってるけど、どれもこれもしょせんただの器。よくできた器を作ったところで、中身がなければしょうがないし、中身が揃ったからといって器がエライと勘違いしちゃいけない。
中身を揃えるためには器のクオリティなどあまり重要ではない。たぶん。
選挙というか議員さまたち、地元のイベントに顔を出し、冠婚葬祭も欠かさない。たとえとしていいのか微妙だけど、結局こういった地道な「人づきあい」が大切なんだよなあ。きっと。
てことで、 創作文芸 見本誌会場 HappyReading では、絶賛見本誌募集中!小説同人誌の最初の関門。まず手にとってもらって中身を見てもらうために、立ち読みのテキストを用意してサイトに掲載しませんか!?
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使いやすいサイトにするには
機能追加なのか、機能削除なのか、という記事を見かけて、なるほどなあ、と。なんかあやふやな言い方になっちゃうんだけど、「サービスレベルの向上」イコール、機能を追加すること、と思いがちで、実際、ユーザーの声を聞くと「検索に絞込みがほしい」とか「掲示板から移動できるようにしてほしい」とか、機能の追加要求。なもんで、ついつい現状にない機能をほいほい追加してしまったり。
ところが、アクセスログを解析してると、使われる機能はごく一部。
UIが悪くて用意しても使ってもらえない機能になってるのか、ほんとに使えない機能なのかはおいといて、機能が増えると、ページの中に無駄な動線、意味不明なボタンできたりして、それは「使いにくいサイト」になっているということ。
「サービスレベルの向上」を考えたときに、機能追加するより、機能削除をまず検討すべき。
使われていない機能は、同じリンクで違う動作になったり、予期せぬ動きをしたり、ユーザーにとって使いにくいページになるだけ。
使われていない機能を削除することによって、使われている機能がさらに使いやすく・アクセスしやすくなって、それだけでユーザーのPVや滞在時間が伸びることが検証されている、そうだ。
ひらたく言ってしまうと、シンプルなのが一番。たぶん、盆栽の美と同じですな。
(もちろん、目的に対してシンプル、ということであって、シンプルすぎて、機能が足りなくて、目的達成できないのは、論外)
リニューアルした「趣味は読書2」 https://doncha.net/ はレンタルサーバーの制約もあって、やれることは限られていた。それまでのアクセスログを眺めて、使われていない機能をばっさり切ることで、ページ内に予期しないアクションが減った、はず。
それもあってのことか、継続して使ってもらってるユーザーさんのアクセス頻度が上がっているように見える。
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アクセスログ解析
アクセスログ解析、ということなんだけど。
リアルなお店では、お客さんがどの棚を見て、何を手にとって、結果何を買ったのか何を買わなかったのか、てのは大切な情報。それと同じく。サイトにきたユーザーがどんな行動をとったのか、アクセスログを見るのはとても大切です、というのはたいていの教科書に書かれていることで、今さらドヤ顔でいうようなことじゃないですね。
なもんで、apache のアクログは貴重な情報の集積・源泉。こいつを見ればなんでも記録されている。サイトが何か変、とかってことになったらまずapacheのアクセスログを見る。
とはいえ、ユーザー行動を知りたいだけなのに、cssやjpgへのリクエストはいらないし、単純な時系列なので、ユーザーが入り乱れて、ぱっと見、わかりにくい。
不要なものをフィルタして、ユニークIPごとの時系列に並べ替える。
ttp://labs.holeinthewall.jp/checklog.pl
apache の生ログをそのまま、または .gz ファイルを指定して入力する(lolipop だと生ログが .gz ファイルになっているので圧縮されていてもそのまま使えるようにした)
ほかに、入力する項目があるけど、とりあえず、アクセスログを入れるだけで使える。
ほかの入力項目は、自分のアクセスを弾いたり、外部からのアクセスを太字で表示したり、ポイントになるページ(たとえば会員登録のページ)へのアクセスに色をつけたりする、だけ。
このページで引っかかってる、こっちはほとんどチラ見程度か、などなど。並べ替えるだけで、けっこう見ていて飽きないシロモノになりますです。
あ。一度全部をメモリに読み込むので、巨大なファイルは見れません。
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「趣味は読書2」にtwitter経由検索
twitter連携その2.twitterでリプライ飛ばしてもらって、タイトル検索もしくは著者検索をして、リプライで返す。というやつ。
仕組みは簡単。twitterである程度決まった書き方してもらえば、そこから正規表現でテキトーにバラしてSQLにして投げ込むだけのお手軽さ。
とはいえ、twitter の仕様? since_id が意味不明でハマってしまった。
since_idは、そのID以降のtweetを拾う。
と思ってたんだけど、どうやっても出てこない。検索しまくったもののよくわからない。しょうがないんで、前回取得した最大のIDをDBに記録。特にパラメータもなしに mention を1ページ20件×5ページ分取得して、記録しておいたIDより小さいものがあったらスキップ、というなんだかアレなやりかたになってしまった。
lolipop のロリポプランでは、cron の最小間隔5分。5分ごと、twitterで、mentionを取得することになる。その間に100超えるリプライがあったらあふれてしまうので、そのときは最大取得ページ数を増やすことに。現状、たぶんほとんど使われないので、これでも平気、のはず。
一応、ケータイで自分の本棚の検索をできるようにしてあるんだけど、こっちはIDとパスワードをそのたびに入力しなきゃいけない、ちょっとした面倒がけっこうなハードル。ケータイでtwitter見ることが多いので、急ぎじゃなければ(検索結果が返ってくるまで、最大で5分はかかる)twitter経由で検索するかな。
https://doncha.net/about.pl?c=help
https://twitter.com/dokusyo2
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サイト引越しの積み残し
古いURL(ttp://www.holeinthewall.jp/)から新しいURL(https://doncha.net/)に301リダイレクトしなきゃいけない。んだけど、zaurus SL-B500に入れたapacheは、rewrite のモジュールはインストールされていないっぽくて。HTMLのmetaタグで飛ばしていた。ウチの中のLANの配線都合や、B500のヘタレ加減を考えると、いつまでも、ttp://www.holeinthewall.jp を B500で受けるわけにもいかないだろうな、と思って、時間のある今のうち、今日、zaurus SL-B500 にあるページを lolipopに移した。lolipop の apache は、当然のようにほぼフルスペック。 .htaccess に rewrite ルールを記入してUPLOAD。今はもう、holeinthewall.jp へのアクセスはすべて、 https://doncha.net/about.pl?c=help ページへリダイレクト。
会員数や、アクセス数を見る限り、SEOなどとエラソにいうこともない規模、レベルなんだけど、それでも検索結果一ページ目にくる単語もあるんで、それを無しにするのは忍びなく。旧サイトのポイント(?)を、新サイトに引き継ぐには301でリダイレクトせよ、とぐーぐるサマはおっしゃってるんで、それにのっかってみた。
ちなみに。holeinthewall.jp の root に置いた .htaccess
これで、ルート以下(サブドメインも含めて)すべてのアクセスを https://doncha.net/ にリダイレクトしてくれる。
こんなところでも、ほんの少しSEOは考えてみる、のかな。うーむ。
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googleで本棚をグラフ化
このページの右下に貼りつけた「趣味は読書2」のブログパーツ、本棚グラフが、google charts apiを使ったもの。
今までは、フリーのFLASHを使って本棚をグラフ化していた。XMLのデータをデータベースから吐き出させて、それをFLASHに。ブログパーツとしてインラインフレームでウチのFLASHを表示させるには、クロスドメインの設定とかあるし、loilpopでできるかどうか微妙。
そこで今回は、グラフを画像として生成して img タグだけで表示させるようにしたいな、と。
ImagemagickとかGDライブラリを漁ってグラフにしようと思ったんだけど、手ごわくて歯が立たない。検索しまくっても、Imagemagickってなんでこんなにドキュメントが出てこないんだ。円の描画まではできるけど、そこから先、円グラフにしたいのに、やりかたがわからず立ち往生。
ち。もういいや、と思い始めたころ見つけたのが google charts api 。
なんじゃこの簡単便利。
URLのパラメータにグラフのデータをつけると、PNG画像のグラフを返してくれるのだ。きっと何を今さらなんだろうけど、もうひたすら驚いた。もう平身低頭で使わせていただく。
以前の「趣味は読書。」でのユーザーさんの利用実態を見ると、本棚への登録が大半。それ以外の機能はほとんどアクセスされない状況だったので、今回「趣味は読書2」では、使われていなかったコミュニティ機能をばっさり削除して、必要ならtwitter と使ってもらおうと、twitterへ流し込み。本棚のグラフ、ほぼイコール、本棚グラフのブログパーツは、こうやって google を使わせてもらう。
核となる本棚への登録は、今までどおり amazon を使っている。
てことで、最近流行りのwebサービスを使ったマッシャブルとかいうサイトになったなあ。
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