ひととしてのレベルをはかる
そんなこんなで、ここんとこわりと真面目に小説を読んでる。人間、やっぱ、フィクションを読まにゃいかんなぁ、と。読み込みの深度はともかく、単純に、読んだ数が多ければ多いほど、ひととしてエライのだ。恩田陸にぶち当たって本読みのたのしみを再認識。ひとつひとつ、違った世界があって、違う感情移入ではいりこめる。小説って楽しいよねえ、と恩田陸はにんまりしてるようだ。
いや、もちろん、これってどうなの、という小説もあるけど、その基準は数をこなして初めて説得力が生じる。
とはいえ、クズな小説でも、小説であるかぎり、ビジネス書や自己啓発本なんて存在自体が環境破壊ゴミなシロモノより数段上等なのだ。
命短し本読めおっさん、ですなあ
https://doncha.net
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仕事のしかたの違い
仕事のしかた、というのは職種や職場によってずいぶん違うもので…とイイ歳こいて今さらながらに痛感。
わたしのキャリアは20年勤めてきた出版社での編集業務が一番長い。いまやってるWEB屋もどきはしょせんここ数年。
編集という仕事は打ち合わせの積み重ね。コンテで打ち合わせ、ネームで打ち合わせ、下書きで打ち合わせ。(もっとも、つき合いが長くなると、最初の雑談兼打ち合わせで、どんなものが上がってくるか、ある程度見当がつくので、打ち合わせもかなりすっとばすけど)
最終的に完成したものは打ち合わせた結果なので、まったくこちらの責任においてOKなのだ。もしもかりに、思ったものと違ったものがきたととしたら、それは打ち合わせしきれなかったこちらの責任でもあるので、完成した以上NGはなし。てのが原則。
ところが、いまの仕事。ろくに打ち合わせもなく、「実際に見てみないとわからない」というあっけらかんとした理由で、納期ぎりぎりの完成品をぶち壊す、ちゃぶ台をひっくり返すのが日常茶飯事。で、そのひっくり返す理由に説得力を感じないので、ほんとうに疲れる。(そもそも、当初言ってたことと、まったく違うことを言うことも)
まあ、この業界は、こういう仕事のしかた、なんだろうなぁ、と。
目線の先が不特定多数の一般読者で、そこでのフィードバックをもとにするのと、
目線の先が企業で最初から完璧なものを提出するのが前提なのと、
そもそも出自が違ってるんでしょうがない、かも。
ここんとこ、ちとくたびれモードでやんす(c七面犬)
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macminiで代用
どうにか3連休だというのに、台風目前の都内だ。
あれこれ検索してみても Bios is damaged からの復旧はわからず。10年以上使い続けてきたLibretto50は終了…かぁ。とはいえ、まだあきらめきれず、とりあえず、捨てずに、物言わぬ鉄の箱となったLibretto50を押入れに。って、VHSのテープほどの大きさでFreeBSDなんかが手軽に動くパソコンなんて、ほかにないだろうし。できれば復旧させたいところ。
Librettoの中に放り込んでおいたIDやPASSは、問い合わせしなおしてみたりしてどうにか確保。うちの中のネットワークは、NTTのルーターから直接有線で、というシンプルな構成に作り直し。
んで。ウチのポンコツ 読書SNS のメンテ時に、「メンテ中です」というページを出してたのもLibretto50。そのかわりを見つけないと。
ウチに転がっているパソコンで余ってるのは、初代読書SNSサーバー用のDELLに macmini。
初代はもともとIRQのおかしいところがあって(ハードウエアの故障)もう無理強いはできない。ので、macminiでできないものかといじってみた。
デフォルトで apache perl が入ってるし emacs まで入っていて驚いた、というか、ラッキーというか。素性はFreeBSDなので当然、か。
rootのパスワードってどうするのかわからず、調べてみたら世間のマックのひとは sudo らしいので、それでhttpd.confを書き換えたり、sshログインしたり、ちょろっと設定をいじってみた。
こうなると、目の前のWINDOWS XPからログインしたり、sambaでファイルをxyzzyで開いたり、ふぁっきんマックのわりにフツーに使えるじゃありませんか。アップルの商売としては、このmacminiは失敗だったらしいけど、我が家としては助かったかも。
当面はこの構成でいくしかないよなぁ。
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Libretto50が終わったか…
うちのLANの心臓、Libretto50がいよいよ終ったっぽい。ネットに出られないんで、あれ?と思ってあちこちみたら、今までずーっと黙々とルーターとして稼働してくれてたLibrettoが落ちてる。電源を入れたら
Bios is damaged !
と。何度やっても立ち上がらない。うげげげげげ、だ。無線で受けて有線の別セグメントに流してたのはこいつ。パソコンだけでなくHDDレコーダーやなんかもすべてLibrettoを通してた。
でもって手帳がわりにも使ってたんで、いろいろなID・PASSなんかもLibrettoの中だ。
うううううううう。真剣に弱った。
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だらだらと週末
都内はじとじとの週末だなぁ。あいかわらず平日は四六時中、データベースにphpにcssにhtmlに、となんだかWEB漬け。この一連の作業が済んだらたぶん今度はSEOだのSEMだの集客に薄い 頭 髪をかきむしるハメになりそうだし。
久しぶりに、ん十年ぶりに、小松左京を読んでみたり。キャラが濃いわけじゃなく、話が「でかくて濃くて熱くて滾る」んだよなぁ。気がついたら「人類」とか「宇宙」とかに感情移入してる。…そのまま本当に宇宙になりきってしまったらアブナイヒトだけど。人類とか知性のために泣ける話、なんて滅多にない。SFってこれだったよね、と思い出してしみじみ。歯も髪もボロボロの初老目前になって、中学生の頃に読んだ本に対して同じ感想を持てるってのは、小松左京おそるべしっ。
写真は先週実家から届いた梅2キロ分。ヨメが梅酒につけてくれたので、来年あたりまったり梅酒週間がありそうかも。
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ケータイ
なんとなくケータイの機種変更。今まで使ってたやつに不満もなかったんだけど、ネットやその他もろもろ時代遅れにならないように、ワンセグとかFeliCaとかLISMOとか、持っていて損にはならんだろう、と。とはいえ、こうやってzaurusを使っていてケータイにはほとんど興味もなかったもんだから、どれがいいのかぴんとこない。実際に店頭で触ってみてキーの押しやすさが群を抜いてたW51CAにした。
今買わないと、このキーボード(?)搭載機はもうないらしいし。
ケータイを今まで3台使ってきたけど、左手でも使えるのはこれが初めて。ちょっと驚いたかも。うわさのワンセグってのも予想以上にちゃんと見られるテレビだし、FeliCaもいざってときに重宝しそうだし。
んでもって、ポイントを複数使ってみたらタダで機種変更ができたのもホクホク感を高めてくれるのでありました。
ケータイでメールなんて、打ちにくいキーにイライラすることが多かったけど、これでそのあたりのストレスは軽減されそうだ。パソコンもキーボードを変えるだけでずいぶん使い勝手が変わるし、ユーザーインターフェイスって、ちょっとしたことなんだろうけど大切だなぁ。
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