夏バテがでてきたかしらん
夏休みの宿題でちまちまやってたFLASHがらみのページを公開してみた。
https://www.videx.jp/
権利権利権利権利権利で、だめだろうと思ってたアニメとかNHKとかのプロモ用トレイラー、意外にもFLASH化の許可が出たので、あわててそれもFLASHに。MX2004なんだけど、バージョンアップするタイミングを逸したかなぁ。今のところ、こいつで特に問題もないんだけど…。
このトップページ以外も、ソースが汚かったり融通が利かなかったりなので、書き換えなきゃいけない。あれもこれもとっちらかってキビシイよなぁ。
ちなみに、公開したばかりというのに「怪〜ayakashi〜」は売れてた。やはり旬なものは動きがいいもんだ。
恩田陸「麦の海に沈む果実」読了。
キャラの存在感とか、場所の心地よさは相変わらずで引き込まれて読んでいた…んだけど、この決着はどうなんだろ。いきなり突然いろんなことがバタバタと解決していく、…っていわゆるミステリのパターン、か。
わたしは昔っから、推理小説の登場人物のところには、誰が犯人なのか書いておけ、と思うタイプなんで、このては苦手。謎が解けたり、犯人がわかったりすることにカタルシスを感じないのだ。
青の丘の不思議、というところで決着をつける必要はなかったような気がする。
ようやくほのかにかすかに涼しくなってきたら、体がだるくて眠くてしょうがない。ううううむ。困ったもんだ。
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台風なのか
古処誠二「接近」。描写のひとつひとつが、ずしり重くて痛い。キャラがみんな体もこころも血を流しているようだ。ラストはあまりの痛ましさにのけぞってしまった。
薄いのに重い本だった。
読書SNS に入り込む、アマゾンの妙な表記を水際作戦で排除…というとなんだか完璧に聞こえるけど、実際のところは、なんちゃら文庫けー12なんてのを、個別に拾って正規表現に組み込んでいくイタチごっこ。わたしのことだ、どうせまっとうな正規表現になってないだろうから、予想外のものが巻き込まれる可能性が十分考えられる。
なので、結局は、監視・目視・確認・判断・修正、という力仕事手作業が生じる。
ううううむ。大雑把なチェックスクリプトを定期的にcronで走らせて、そのたびに確認・修正作業、というのが「とりあえず」現実的かも。このあたりの運用をちゃんと考えないと続けるのが難しい、かな。
ここんとこ仕事がらみでFLASHをごにょごにょと。
ActionScriptは面白い。単純なフラッシュプレイヤーもどきも簡単にそれっぽくできてしまう。だけど、エディタをなんとかしないとストレスたまりまくりだ。
痛風の発作が怖い、高脂血症が怖い、というすっかりジジむさい今日この頃。平日は禁酒中だ。フラシーボ効果なのか多少体調はいいような気がする、って安いもんだ、おれも。
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手作業は嫌んだなぁ
今日からもう9月だ。
しつこくつきまとってたtwicelerは、どうやらひと段落したようだ。だいたいこいつ robots.txt にアクセスした気配がなかったぞ。迷惑なクロウラーもあったもんだ。
恩田陸「夜のピクニック」読了。問答無用容赦無用傑作。高見・ゾンビ・光一郎登場のシーンには電車の中にも関わらず、思わずこぶしを握り締めて吹き出してしまった。こんな仲間っていいよなぁ、と素直に。
にしても、恩田陸の文章ってすんなり入ってくるよなぁ。
今日はウチで過ごす週末。 読書SNS のスクリプト、というかデータの見直しを。
読書SNSは ISBN を元にアマゾンから書肆データを引っ張ってきている。アマゾンの膨大なデータはISBNが一意であることを保障されていて、便利でとてもありがたい。これがあったからこそ 読書SNS なんてのを作ろうと思った…んだけど、アマゾンってISBNで商品を売ってるもんだから、それに「付随する」タイトルとか著者名とかがとてもいい加減。表記の統一なんて望むべくもなく、誤植や文字化けなどが放置されている状態なのだ。DVDやパソコンと本は同列商品。
それでも、そんなデータをそのまま取り込んでいたのは、たとえ誤植だろうと、データとしては統一されていればいいから。それに、基本的にスクリプトで間に合わせてメンテフリーにしておかないと、続かないからでもある。膨大な量のデータをいちいち目視して判断をいれて手作業で修正・統一するのは、とてもじゃないけど、わたしひとりじゃ無理。
でも、ここんとこ「〜文庫」だの「〜コミックス」だのつけたり巻数表記を重ねたり、表記がみっともないったらありゃしない。
しょうがないので、少し手作業を入れることにした。今使ってる簡単な管理画面に、タイトル表記の修正項目を追加。…とはいえ、大量投入があった場合、その量の分だけ、いちいち手でちまちま修正することになる。ある程度はまとめてできるかも、だけど、やりだすとキリがないだろなぁ。ううううむ、悩みどころ。
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何年ぶりかで病院に
痛風の発作は怖いので、今日は朝から近所の病院へ。団地群の中にある成人病クリニック。
検診結果のシートを見て、尿酸値が9超えていて痛みが出てないのはラッキーですよ、と。てことで薬は出してもらえず、食生活改善しろよ、ビール日本酒はやめろよ、モツはだめだかんな、一ヵ月後に血液検査するからズルしたらわかるんだからな、と。
たしかに、ここ約一年、酒の量は増えてるしおまけに日本酒ビールばかり。…ジン、ウイスキー、焼酎に切り替えて節酒するか。
尿酸値のために食うのを控えたほうがいいリスト。
肉、魚介類。特にレバーなどのモツ類。いわし。あじ。エビ。イカ。煮干し。かつお節。などなど核酸系。プリン体は水に溶けるので、茹でて食うのはいいけど、プリン体が溶けた汁は飲まない。
うーん、困ったもんだ。
福井晴敏「川の深さは」読了。亡国のイージスも(本では読んでないけど)終戦のローレライも、このひと、話の展開のキモになる部分の説得力がまるでない。それでも、亡国のイージスでは仙石と如月の熱い・厚いキャラの豪腕で滾らされ最後までもってかれる。
「川の深さは」ストーリーとキャラとネタと作者のいいたいことがバラバラ。キモ部分のうそ臭さが話やキャラにまで影響して、全体が薄くて説得力にかけるシロモノになってしまってた。ていうか、コンピューターウィルスの扱いが、エロ漫画の「媚薬」と同じで便利に都合良すぎ。こういうのを冒険小説でやっちゃいかんだろ…といいつつ次は「Twelve Y.O.」
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スランもあるのか
ここんとこの恩田陸なんだけど。
「劫尽童女」
あとがきにある作者の目論見どおり、70年代SFがここにあった。
道具立て設定などは「スラン」だし、ラストのカタルシスは山田正紀「弥勒戦争」のラストとキングを混ぜたような雰囲気だし。
いまんとこ、このひと、汲めど尽きせぬです。
とはいえ、ちょっと続きすぎた感もあるので手元にある「光の帝国」はおいといて、福井晴敏にいくかしらん。ブックオフで「川の深さは」と「TwelveY.O.」は収穫済み。「亡国のイージス」は如月と仙石の熱い話がなかったら、空飛ぶ美少女を計画の根幹にすえた無謀で説得力のない話だったりするんで、ちょっと要注意作家さんかも。
でも、その前に、FLASHの解説書を仕入れて目先の宿題をなんとかしないとヤヴァイ今日この頃で、けっこう焦り気味。動画には興味なかったんでFLASHなんてほとんどまともにいじったこともない。アクションスクリプトってなに?の世界だ。…その後にはスタイルシートとJAVASCRIPTでAJAXもどきも控えてそうだし、なんだか苦手、というか、まるでわかってないものをいじらなきゃダメっぽい。
アルコールと加齢で腐りつつあるオッサンの脳ミソじゃついてけんですよ。弱音。
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体重と倒産と恩田陸とflash
体調が低調。ここ半年以上、平日は帰って食ってソク寝る、という生活で、体重が自己記録更新のありえない状態だ。ベストは59キロだというのに、今はなんと67キロもある。論外だ。ビリー隊長のキャンプも週に一度じゃ効果はない、だろうなあ。
そういや、またエロ本屋が倒産することになる、らしい。古巣とは町内会の桃園・司書房。歴史は長い出版社で、まさかなあ、と。これまたせつない話だ。どんな状況でもしぶとくやってきた業界のはずが…。
出版てのもたいがい虚業だ、と思ってたけど、それ以上に虚業なのがネット。停電になった瞬間に「なかったことになる」。これは怖いしやばい。仕事もプライベートもどっぷりネット依存なので、停電になった瞬間、わたしも「なかったことになる」んだろうか。
相変わらずの恩田陸。短編集「図書室の海」の中の「イサオ・オサリヴァンを探して」がツボだった。ゼラズニイの「伝道の書に捧げる薔薇」とか、田中光二の「異星の人」とかを思い出したのは間違いじゃないだろう。派手なドンパチじゃなくて、こっちの方向の長編に仕上げて読ませてください。
またしばらくflashで悶絶しそうな悪寒。うううむ。
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