chromebookでftp

chromebookで使い勝手の良いFTPクライアントが見当たらない。
一応いくつかサイトを作って公開していて、HTMLやCSS、perlのソースを編集更新してたりするんで、FTPは必須。
とはいえ、あれこれ放置気味で、いまの状況についていけてないところもあって、メンテしなきゃあと思いつつ時間も作れず…だったんだけど、chromebookでお手軽unix環境も手に入ったことだし、もろもろ調べてみようと。
linux環境のlftpが一番手軽で簡単っぽいのでメモ。
リモート(サーバー側)からディレクトリ構造ごとローカルにもってくるのは
lftpでログインしてlftpのプロンプトで
mirror -v --delete --only-newer PATH
とやれば一網打尽
chromebookはlinux環境ですべてが揃う、というオチ、というか小ネタ。
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uim-fep起動時のメモ

chromebookのlinux開発環境(Crostini)の標準ターミナルで日本語入力ができる!というネタの続き。
uim-fepを起動すればすんなり標準ターミナルでも日本語入力がストレスなくできるようになるので、それならハナっからターミナル起動時に立ち上げておけばいいじゃん。
てことで.bashrcから呼び出す.bash_envというローカルの設定ファイルに
uim-fep
と1行追加したところ、ターミナルを立ち上げるたびに uim-fep is already running とか警告が出るようになり、ログアウトもexitが2度必要になり、あれ?とか思ってごそごそやってみたド素人のメモが以下。
どうやらuim-fepは仮想コンソールを使うっぽい。
一度ログインしたコンソールでuim-fepを起動するともう一枚コンソールを立ち上げてそこで動作する。
2度ログインすることになるわけで、.bashrcも2度呼び出されるので一度起動したuim-fepをまた起動しようとする。当たり前。
.bashrcには自分ローカルなPATHなんかを追加したりしてるので、2度呼び出されて実行されるといろいろもろもろダブるので気持ち悪い…ていうか弊害もある。
逃げ道としてuim-fepが起動していなければ、PATHなどローカルなものを設定してからuim-fepを起動するようにした。単純なシェルスクリプト(MSDOSの頃からの爺なもんで、autoexec.batとか言う方がわかりやすいけどなー)
だぶって二重起動してもらいたくないものを羅列していく、か。
ちなみにウチはラッキーなことにわたしも家人も今日時点で新コロナワクチン2度接種済み(※写真とは無関係)
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cloudreadyのlinux環境その後

chromebook化したノーパソを快適に使ってたんだけど、つい一昨日cloudreadyのアップデートをしたらlinux開発環境のディスク容量が足りない、とか言われてしまうの巻。
確か10Gぐらいは確保しておいたはずで、データについてはSDカードを使ってるので足りないわけはない…はず。再起動しても同じ警告が出るし、mate-terminalというターミナルも動作が怪しく、明らかに重たくなっていて、反応が遅い。
とはいえ、cloudreadyでディスク容量割り当ての変更はできないっぽくて(探しても見当たらなかった)ので、linux開発環境を削除してもう一度設定のやり直しすることにした。リセットボタンやね。
linux開発環境削除というと何やら大げさだけど、データはすべてSDカードだし、ひとつのアプリを削除するのと同じような気楽さだ…のはずだった。
とりあえず今度はlinux環境に13G確保。もともとこのASUSのVivobookはストレージが32Gしかないんで、あまり多く確保するのもちょっと心配で、そお〜っと3Gだけ増やしてみた。根拠はない、なんとなく。
そしてまたlinux環境の設定、各種アプリ、ソフトのインストールしてみたら、バージョンの違いなのかハマってしまったのでメモ。
その1。
linux環境をONにしてターミナルを立ち上げたら、まず最初に
sudo apt update
sudo apt list --upgradable
sudo apt upgrade -y
sudo apt dist-upgrade -y
sudo apt autoremove
この5点セットでlinux環境を最新のバージョンにする必要がある。
これを忘れたせいで、apt で get しようとしたら404 Not Foundのエラーが多発して使いたいソフトがインストールできなくて焦った。
その2。
javaがaptでうまく入らず、よくわからなかったんで、
https://jdk.java.net/archive/
から最新っぽいjdk-16(Linux/x64)をダウンロードして適当なところで解凍(tar xvfz)してみたら、それだけでオッケーぽい(結果オーライ)
というか電子書籍、epubファイルの検証のためだけに使うので、javaコマンドだけあればいい。
その3。
ターミナルの日本語環境。
これまではmate-terminalを使っていて、日本語の表示も入力もやってたんだけど、こいつがうまくインストールできずじまい。標準のターミナルは日本語が使えないのが致命的。
というのも、電子書籍制作の場合、納品時にディレクトリ名に本のタイトルや著者名などを使うことが多いので、ターミナルでの日本語の扱いは必須…書籍コードがあるんだからそっちにしてくれると問題は起こらないんだけど。
てことでここでも検索しまくり。
sudo apt install task-japanese locales-all
↑これで基本的な日本語環境が整うっぽいんでびっくり。改めて感謝。
環境変数を設定して
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=ja_JP:ja
googleのlinux版日本語入力をインストールして
sudo apt install fcitx-mozc
設定ファイルに
sudo vim /etc/systemd/user/cros-garcon.service.d/cros-garcon-override.conf
以下の環境変数を追記
Environment="GTK_IM_MODULE=fcitx"
Environment="QT_IM_MODULE=fcitx"
Environment="XMODIFIERS=@im=fcitx"
Environment="GDK_BACKEND=x11"
そしたらば、標準のターミナルで日本語の表示ができるようになる。しかし、入力については無理。変換で行やカーソル位置が乱れて使いものにならない。
…とか思って検索しまくってたら、標準のターミナルで日本語入力をする方法が紹介されていた。めちゃくちゃ感謝!
https://qiita.com/senbeiman/items/6afe824162df4b38b0cc
uim-fep と uim-mozc をaptでインストール
設定ファイル .uimに以下を設定したら当たり前の顔をしてコマンドラインで日本語が使えるようになった。
(define default-im-name 'mozc)
(define-key generic-on-key? '("<Control> "))
(define-key generic-off-key? '("<Control> "))
また、ターミナルとは別に、エディタのvimでは日本語入力にSKKを使ってるのでその設定も必要。
HOMEに .vim/plugin というディレクトリを作成。そこに skk.vimをコピー
https://github.com/tyru/skk.vim/blob/master/doc/skk.jax
これでようやく仕事、作業環境が復旧。
まだ、エディタの設定が残ってるけど、とりあえず今回はここまで…お気づきだろうか。
ドットファイルと呼ばれる各種設定ファイルはlinux開発環境のホームディレクトリにあることがほとんど。つまり、linux開発環境を削除してしまう前にドットファイルやディレクトリのバックアップが必要だった、ということを忘れてしまっていた…とほほ。
とはいえ、今回、改めて久しぶりにchromebookのlinux環境について調べ物ができたのは収穫だったかな。設定ファイルさえあれば、いつでも今まで通りの作業環境に復帰復旧できるポータビリティとでもいう、unix系の良いとこ(前向きや)
※環境設定まわりのバックアップは忘れずに!
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GOバトルリーグ:シーズン8でもACE到達

前回のエントリが2/17…って4ヶ月前はいくらなんでも放置しすぎ。
とはいえ、特にここにメモっておくようなこともなく。
ポケモンGOのgoバトルリーグという対人戦、PVPのシーズン8で今日、ACEという称号に到達した。
とりあえず全シーズン、この称号まではたどり着いている。もちろん、これって超ビギナーレベルで、最終到達点はレジェンドという称号。
…んなもんまったく無理なので、わたし的にはこのACEという称号までたどり着くことが毎シーズンの目標。
ポケモンGOがリリースされて5年も経つのにいまだに人気で、街なかでスマホを覗き込んでくるくる指を回している人って老若男女問わず見かける。
ポケモンを捕獲する。コレクションする。ジムで戦闘をする。捕獲したポケモンを育成する。育成したポケモンで対人戦をする。
楽しみ方はそれこそ人の数だけあるわけで、いくらでも飽きないコンテンツだ。
わたしは育成ゲームが昔から好きなので、捕まえたポケモンを進化、強化してはにやにやしてたわけで。
それが、PVPの実装となって、その育成したポケモンの成果が確かめられるんだからGOバトルリーグという対人戦はただただ面白いんだよねえ。
もちろん負けるのは嫌だけど、育成したポケモンを使って遊ぶのが楽しいわけで。
今回は負けたけど、次はこの子とこの子を組ませて、立ち回りを変えて、とか考えるのもまた飽きない時間。
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winmergeという神ツール

バージョン管理ツールというのがある。
バージョン管理ツールというのは「テキスト」の変更履歴を管理するツールのこと。
今日時点だとネットではgitが決定版と言われていて、ほかにもCVSやsvnなんてのもある。
このあたりは、ひとつのプロジェクトをチームで動かしているようなケースでは必須のツールだろう。実際にFreeBSDやlinuxなどOSのソースコードはこの手のツールで管理運用されている。
ただ、個人で、ひとりの作業で使うにはどうだろう。
これからはgitだ、というんでインストールしてみたものの、個人でちまちまやってる分には大袈裟すぎて管理のための管理作業が発生して面倒なだけだった。仕事で他の人が管理しているツリーにメンバーとして参加、コミットしたりとか程度でがっつり使ったこともないし、実際のところはよくわかってない。
とはいえ、
「納品20210110.zip」
「納品20210110b.zip」
「納品20210110-修正1.zip」
「納品20210110-修正0115.zip」
ということもよくあって、変更履歴の管理はさすがに痛感しているので、納品後の修正や差し戻しがあったら(って、なんでやねん、という話だけど)ディレクトリごと別ディレクトリとしてコピーして作業するようにしている。
こういう時に、もう10年ぐらい重宝しているのが、winmergeという差分確認、マージ(差分擦り合せ)のためのツールだ。
https://winmerge.org/
これがなければ仕事にならないし、これのためにWINDOWSを使い続けている、といっても言いすぎじゃない。
神ツールとはまさにwinmergeのことを言う。
2つのファイルの差分をチェック
百聞は一見に如かず。
ふたつのファイルで違いのある箇所が左側のルーラーの黄色の部分。
メインの左右画面では違いのある箇所が赤く表示される。
差分、変更箇所がすぐに目視できる。差分のある箇所を個別にどちらかに合わせることもこの画面ですぐ、だ。編集されて上書き保存されたら元ファイルは拡張子が.bakになって保存される。
これはeasy_epubという電子書籍作成スクリプトのソースコード。
左側がオリジナルのリフローEPUB用、右側がハイブリッド対応版
無駄に機能追加したり、つぶしきれないバグフィックスをするたびに、別フォルダにコピーして修正。修正したらwinmergeで修正箇所、修正漏れの確認をして動作確認。動作が意図どおりじゃない時などもwinmergeのおかげで修正箇所の洗い出しが一発なので楽チン。
ディレクトリごとの比較
winmergeにファイルではなくてディレクトリを指定して読みこませると、ディレクトリ内で違いのあるファイルがこれまた一目瞭然。
違いのあるファイルが黄色くハイライトされている。
これはdoncha.netのサイトの一部。スクリプトやhtml、css、javascriptなどいろんなファイルがてんこ盛り。
webの場合、デザイン変更ひとつ取ってもhtml、構造の変更なのか、css、見た目のデザイン変更なのか、そのためにスクリプトやデータベースの変更は必要なのか、などなど、いろいろ絡んでくる。どのファイルを変更しなきゃいけないのか、実際どのファイルを変更したのか。
winmergeが一目で教えてくれる。
差分のあるファイルを選んでクリックすると2つのファイル比較となり編集更新ができる。
テキストの変更箇所、差分を教えてくれる、直感的で超絶便利なツールがこのwinmergeだ。
ということは。
プログラムとかエンジニアだけのものじゃなく、webのソースとかデザイナーだけのものじゃなく、テキストを扱うすべてのひとにとっての神ツールということだ。
小説書き、モノ書きのひとにとっても、語尾や用語を合わせる前後や、追加エピソードやセリフの確認とその比較に使える。
一太郎やワードはさらにモノ書きに特化した機能満載だから、それで間に合っているかもしれないけど、一太郎もワードも入っていないパソコンもあるしね。
gitやsvnのように更新、変更履歴を追うことはできないけど、winmergeさえあれば、個人でやる仕事については、万全磐石の安心感。
だがしかし、めちゃくちゃ残念なことにwinmergeはWINDOWS版しかない。macにもchromebookにも当然ない。
わたしの弁当箱macはすでに最新のOSアプデ対象外となっていて、今はただの鉄の箱だからいいとしても、去年末あたりから使い始めたchromebookで使えないのは致命的。このchromebook化したASUSのvivobookで委託のWEB運用、請負の電子書籍制作をやっていて、特に電子書籍の方はwinmergeでの作業がはいる。
原本、底本の元データと電子書籍化したEpubデータの差分チェックは欠かせない。
作成中にルビを取りこぼしたり、全角の空白を潰したりしてしまうこともあるし、修正依頼に対応したら修正の必要がない箇所に影響したり、などなど確認項目は多岐に渡る。
そのためだけに、WINDWOS機を起動してwinmergeで確認してたんだけど、さすがにどうにかせんといかんなあ、と必死のぱっちでぐーぐる先生。
「漢」ならdiffで頑張れ
とか言われてるんだけど、いくらなんでも無茶すぎ。そこでvimの出番となった。
エディタのvimがほぼ万能で、こいつもできないことを探すほうが難しいやつ。
vimdiffという差分チェックができるモード(?)がある。見た目もwinmergeとほぼ同じ、ていうか、vimdiffの方が先だろう。これで、ディレクトリ内のファイルの比較もできればなあ、と。
たぶん、いや、間違いなくvimだけでできると思うんだけど、わたしにそんなスキルも時間もないので、diffでディレクトリ比較した結果を適当に整形して読みこんで画面分割してやってみることにした。
winmergeほど便利じゃないんだけど、やりたいことはほぼこれでできることとなった。
ちなみにvimについては
https://knowledge.sakura.ad.jp/23018/
↑こちらのサイトがおすすめ。
しかしなあ。
21世紀にもなって、ラクをしようとするな、ツールなんか信用するな、というクズな仕事場もあって心の底から呆れるばかり。どうぞそのまま滅んでくださいとしか。
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chromebookをオフラインで使う

Chromebookはオンライン、ネット接続が必須で、オフライン、ネット接続のない環境では使いものにならないという噂。
いや、もちろん21世紀の今どきなんでchromebookに限らずWINDOWSもMacもネット接続が前提だろう、というのは話が別なので省く。
結論からいうと、Chromebookはオフラインでも十分使える。
とはいえ、インストール直後はgoogleアカウントでログインをするので、最初一度はネットに繋げてる必要がある、のかな。
でも、一度アカウントを設定してしまえば、ネット接続は関係なく使える。
1枚めのスクリーンショットは、起動後にWiFi接続を切ってログインした直後の状態。
ちなみに、WiFiを切った状態でもgoogleアカウントとパスワードでログインができる。
デフォルトでchromiumが立ち上がるけど、ネット接続されていないぞ、というエラーが表示されている。gmailも当然エラーとなっている。
だからといって、ローカル環境にあるものはネット関係なく、エラーもなくフツーに使える。
こうやってlinux環境も当たり前の顔で立ち上がる。
わたしの使っているASUSのvivobookはメインメモリ4GでストレージのeMMCは32G。
WIN10のノートPCとして購入当初からストレージが話にならないのは分かってたので、マイクロSD128Gを別途購入して突っ込んでいる。
なもんで、メインのストレージこそ32Gしかないけど、vivobookはマイクロSDスロットもあるんでストレージ容量の問題は解決。
クラウドで無料で使えるのは、確かgoogle driveが15G(icloudは5G)
これらと比べると外付けのストレージの方が断然安上がりで確実。それでも足りなくなったら「ブツ」を買い足せばいいだけの手軽手頃な話だ。
なにかの拍子に接続できなくなってしまったら、と思うとクラウドで作業するのは怖いわたしは昭和脳。締め切り、納品直前だとなおさら。
ローカル環境の方がまだ安心感がある。
chromebook化したvivobookを使いだしたここ1ヶ月ほど、マイクロSD上で作業していてなんの問題もない(GoogleDriveも他PCとのファイルのやりとりに便利に使ってるけど)
その作業というのはlinux環境下でエディタやperlを使ってマイクロSDにある、ローカル環境のファイルを扱ってるんだけど、chrome側のアプリでもローカルのファイルを保存したり読み込んだりできることはできる。
↑これはchromeのWEBストアからインストールした「Text」というエディタのファイル保存画面。
ローカルのストレージに保存できるし、読み込みもできる。
ただ、前に書いたように、ローカルで使えるエクセルやワードのようなアプリはない。
エクセルやワードが必要なら、Googleドライブでドキュメントやスプレッドシートなどを使わないといけないので、そこはネット接続が必須。
ドキュメントもスプレッドシートも、オフラインで使うこともできるんだけど。
https://support.google.com/docs/answer/6388102?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja
google driveの15Gがどうなんだろう、てところだと思う。
つい最近。icloudの5Gが残り300Mぐらいになって警告が飛んできたばかり。なんだろうと思ってicloudにアクセスしてみたら写真が800枚弱上がっていた。
てなことがあるんで、ぐーぐるは15Gあるから大丈夫、とは言えないよねえ。
て、半分以上はこいつの写真だったんだけどなっ!
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