コンビニが雑誌を止めるハードランディング
毎度のことながら何の根拠もない単なるヨタ話。
毎月1日に更新される「出版状況クロニクル79(2014年11月1日~11月30日)」
https://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20141201/1417359604
で厳しい出版状況(不況)がデータとともに指摘されている。なんせ数字はひたすら悪くなる一方なのでがっかり。
今月の記事に。
つまり最も売っているセブン‐イレブンにしても月商40万円、24時間営業の日商は1万3000円でしかない。現実的にコンビニの雑誌売場の縮小も見られるし、これでは取次の流通コストすらも吸収できない販売状況に追いやられつつあるように思える。
と、コンビニでの売上悪化が挙げられている。
コンビニの店舗数はセブンやローソン、7つ合わせて5万弱。取次とのこともあるので、すべてのコンビニで同じような扱いとはいかないけど、仮に1店舗1冊としてもコンビニで5万部ぐらいは引き受けてる。
コンビニが雑誌の扱いを止めればかなりの雑誌が休刊廃刊になって売上も2000億ぐらいなくなるっぽい。
ハードランディングというか、いっそコンビニは雑誌の扱いを止めるという選択肢はないのかな。
雑誌の点数が飽和状態と言われるので淘汰するにはちょうどいいかもしれないし、もともと雑誌は街の本屋の入り口・動線。それを再び本屋に戻したら読者が戻ってくる、てなことはないだろうか。
雑誌の発売日に本屋に寄ったら、ついでに他の書籍をぶらぶら眺めることにもなるだろうし、そこで新しい本との出会いがあるかもしれない。
コンビニだと、雑誌を見て次に見るのは弁当や惣菜だろうから、他の書籍に繋がらないし。
コンビニにしてみても先の記事にあるように雑誌はお荷物になりつつあるので、手放しても問題はなさそう。
街の本屋で雑誌が売れないからコンビニで、という流れだったと思うけど、そもそも出版点数の問題だったんじゃないかな。毎日毎日大量に配本されてきたら流通も書店も手が足りない回らない。
少子高齢化で人口も減りつつある黄昏だ。過剰供給から適正な供給、いい塩梅の市場を考える機会。コンビニが雑誌を止めたら四方八方丸く収まる(適当)
…とはいえ、部数的にも売り上げ的にもコンビニが扱いを止めちゃうとやっぱ大変か。うーん(詠み人知らず)
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電子書籍の個人出版から商業誌出版へ
わたしのtwitterでの観測範囲だけど。
今年になってから電子書籍の個人出版から取次流通の商業出版紙書籍へ続々と。小説、文芸系の商業誌デビューというのは各版元が主催している「〜賞」「〜コンテスト」への応募、受賞というのが最短で太いルートで、たぶん今のところまだそこは変わらないと思う。「〜賞受賞!」は効果的なプロモーション。
ただ、電子書籍の個人出版で版元・編集や営業にピックアップされて商業出版というルートは今後さらに太く大きくなるだろう。
漫画だとコミケやコミティアなど大きなイベントに版元編集者が新人発掘のために名刺配り(わたしも晴海の頃に同人誌を買って声かけして名刺を配っていた)はどこもやっていたはず。小説の場合に電子書籍、ネットが新人発掘のための場(コミケなど同人誌即売会イベント)の代替となったということ。
ということであれば、今後も電子書籍の個人出版からのルートは太くなっていく。
作家はどの版元も常に欲しい。有望な新人ならなおさらのこと。新人賞に応募してくる作品と違って個人出版の電子書籍作品は
・すでにひと目に晒されている=ある程度の完成度は見込める。
・すでに読者をつけている可能性もある=なんらかの評価がある。
と(言葉がアレだけど)美味しいところが見えている。
そして、これだけならありがちな青田刈りというか、田んぼが枯れたら終了なんだけど、ネットでの小説コンテストに版元が絡んで紙の商業出版へのルートを開拓開墾しようという動きが出ている。ネットで電子書籍で、小説を・作家を調達育成しようという意思の現れ。やっと本腰かな。
今後が楽しみ!
◆2013年
『Gene Mapper -full build-』藤井太洋(ハヤカワ文庫)
『お前たちの中に鬼がいる』梅原涼(主婦の友社)
◆2014年
『ゴースト≠ノイズ』十市社(東京創元社)
『黎明の笛』数多久遠(祥伝社)
『めざせ!東大お笑い学部』針とら(角川つばさ文庫)
『キミ、色、トウメイ』じんたね(ぽにきゃんBOOKS)
「藤元杏はご機嫌ななめ シリーズ」吉野茉莉(MF文庫J)
「アニウッド大通り」記伊孝(星海社COMICS)
ちなみに
『夜に誘うもの』日野裕太郎(徳間文庫)も電子書籍から取次流通の商業誌(2014年)
[07/16 22:03:15] 追記
2014年発行のものが2013年のところに入っていたのを訂正…改めて見ると今年になって加速してるのがわかる。
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オールドメディア圧勝の次が見えないかな
エロ本エロ漫画雑誌の編集をやっていた頃からしみじみ実感。ラスト・マン・スタンディングというか作家や漫画家など創作する人間が最後まで生き残ると思ってる。その周辺周囲は時代の変化とともに変わるものだし代替がきくものだろう。
コンテンツを作るところこそが強いという記事が話題になっていて激しく同意・首肯。ぜひ一読。
「ネットはオールドメディアが圧勝」――川上量生ドワンゴ会長インタビュー(上)
https://diamond.jp/articles/-/55086
自分で取材しないで、他媒体のニュースを集めたり、そのニュースを見て記事を書いたりしています。ページビュー(PV)を集め、広告収入を得るというモデル。
結局、コンテンツを自ら作っているところが勝つと思いますよ。みなさん、勘違いしていますよ。本当に勘違いしている。新興のネットメディア対オールドメディアの勝負は、実のところ、オールドメディアの圧勝です。
んでもって、この手の話になるとほぼ毎度毎度、ブランド力・コンテンツ制作力について「やっぱスゲー」ということになるんだけど。
昨日今日いきなりブランド力をつけたワケじゃなくてコンテンツも今朝作ったものじゃない。金も人も時間も注ぎ込んでの積み重ねの結果としてコンテンツの質も上がり量も蓄積されブランドとなっている。
美味しいところだけ見てスゲーは違う。
ネットで集金する方法が(記事にもあるように)現状だと広告モデルというやつが中心で、それっていうのは 以前この雑記にも書いたように
広告収入のためにエサとしてコンテンツを集める。広告収入がいくらになるかわからないし、エサに金などかけたくない。ましてやエサ=コンテンツに対する敬意などどこにもない。
広告収入のためにエサとしてユーザーを集める。タダのコンテンツで集まってくるんだからテキトーなものを放り込んでおけばいい。集めさえすれば広告収入となる。
というコンテンツにとって負の連鎖なような気がする。
ネットの良いところはスピードとハードルの低さで、ネットの悪いところもスピードとハードルの低さ。
簡単に始められるしコンパクトなところからスピード感を持ってやりましょう。「日本初」「世界初」を取りましょう。コストもかかってないのでダメだったら方向転換、止めればいいんです。
オールドメディアは紙印刷倉庫輸送書店。資金手続き手配など始めるのが大変だし、一度始めちゃったらもろもろ絡むので簡単には止められない。でもコストがかかるだけあって集金装置もある。
(今はなき古巣のエロ本出版社は自主廃業なんだけど、取次ぎや書店からの返品などの処理のためだけに2年以上かかったはず)
ブランドになるにはコスト(人、金、時間)をかけてコンテンツを積み上げていくしかないと思う。そのための集金の仕組みがネットだと難しい…ってそれを思いついたら今頃こんなところでヨタ話書いてない。
て、一朝一夕で出来上がるものじゃないからこそ「ブランド」だしね。
現状やっぱり「ネットはタダ」だもんなぁ。
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人妻・熟女ものが増えたワケ
twitterで見かける、今回の児ポ法の影響で萎縮・自主規制の結果、(安全な)人妻・熟女ものが増えたという話。
もちろん「今回の」児ポ法の影響はあってしかるべきだけど、今に始まったことじゃない・「今回」の法案が決定的な要因ではないだろう。
わたしがエロ漫画編集をやっていた当初の頃からだから、もう30年ほど前から、児童や聖職者(教師、看護婦、警官など)、近親者を対象としたエロ漫画だったり、犯罪を想起させる漫画(ひとコマの中でナイフと顔が一緒に並ぶとかの描写も含めて)は都条例の指定対象となっていた。当時からこの手のテーマ、ストーリー、描写は自主規制してきた。
表現の自由とか言うとよくわからないし面倒くさいことがもろもろあるんだけど、これ描いたら指定されて次はない、という生活のかかった実感のあるところでのやりとりを都庁で(ありがたくないんだけど)頻繁にしていた。
(宮崎事件でいろいろなことが決定的に変わってしまったと思ってんだけど、昔からここはうまくまとまらないので黙っておこう)
なので「今回の」児ポ法が原因と決めつけてしまっては他にあるかもしれない要因が見えなくなってしまわないかと思ってしまう。
人妻・熟女ものが増えたのは、ロリ自主規制よりももしかすると
「エロ本業界の厳しすぎる現状について書きました」-ダリブロ 安田理央Blog
現在のエロ本の読者は40~50代でネットが出来ない人が大半
こっちの方が人妻・熟女ものが増えた理由になってるような気がする。
エロ漫画、エロ本で抜いていたのがたぶんこの通り40代〜50代だろう…まさにわたしがそうなんだけど。となるとその対象はやっぱりそのぐらいの年齢まで広がるもので「売れるから」人妻・熟女ものが増えた、というのが正解だと思ってる。
雑誌などの紙媒体じゃないけど。動画配信サイトなどでも「熟女」「人妻」は売れるジャンル。ネットができるできないに関わらず、人妻・熟女は売れる時代になったということかも。
少子高齢化。これからの日本は徐々に黄昏の世界に入っていくんだろうなあ、という感想で終了します。
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釣られた:個人出版の販売チャンネル
ついったの観測範囲の話題で、わたしもこれは釣られたら負けだと思ってたんだけど、妙な飛び火を見かけたので、斜め方向で釣られてみよう。
もう何度もこの雑記帖に書いたことの繰り返しとなる。
電子書籍の個人出版に関して、kindle以外で売る意味あんの?という釣りタイトル(とりあえず「あんの」という語尾はおいておこう)が発端、かな。
以下、好きじゃない「べき」をいくつか使ってみる。
その1
本を並べる場所
電子書籍は在庫リスクがない。
各電子書店に登録するのにコストはかからない。
登録したところでランニングコストはない。
だったら登録しない理由が思いつかない。
タイトル数が多くなると販売管理についてコスト(いちいちどこのストアで何部売れて、マージンはいくらでなどなど計算することになる)がかかってくるけど、個人出版で1000もタイトルがあればともかく、たかだか100ぐらいなら月に一度エクセルでちょっと計算すればいいことで日常を圧迫するようなコストにならない。
ユーザーが使っている・使いやすいところでリーチできるように置いておくべきだと思う。
街の本屋さんに並べる商業誌、取次流通はぶらっと立ち寄って見つけてもらうこともある。
けど、電子書籍は目当ての本として探してもらうことが最初のステップ。
電子書店は会員登録、クレジットカードの登録が必要。何かのタイミングで検索ボリュームがあがったとして、その時にユーザーが登録している電子書店に並んでいないと「え?新規登録かよ、じゃあ、いいや」となることが多い。
(ユーザー行動を連日延々と解析していた頃があって、クリックのハードル、会員登録のハードルがいかに高いか把握しているつもり)
その2
読者が読む・見るコンテンツって?
EPUB3の電子書籍は本ではなくてWEB。
同じ電子書籍ファイルでもリーダーによって表示は違う。
ユーザーにとって快適な読み方見方ができるのがその特性・メリット。
電子書籍というかWEBは見る側に主導権を渡すもので、作者・出版側が意図したものをそのまま読ませる・見せるものではない。
電子書店のEPUB3ファイルの解釈、リーダーの環境すべてで同じものを見せたいというこだわりは理解するけど、現状は無理だし、作者・出版側の意図したものを「押しつける」(←あえて)のはWEBとは相容れない。
マスプロダクトの紙印刷本であれば送り出したもの、イコール、受け取った側が見るもの、作者・読者が同じものを見る、ということになる(もっとも、印刷や製本の具合で100%じゃないけどね)
作者・出版側のこだわりを最優先するのであれば、紙印刷で本を作って書店に並べる・即売会や自家通販で届ける、という方法を取るべき。
電子書籍はWEBよりパッケージされてる印象があるけど、紙印刷と同じようなことを求めるのは可哀想。
てなことを。
某所、というかgoogle+の「日本独立作家同盟」の書き込みを見て
https://plus.google.com/103352532224110271800/posts/HT8iStauLJ4
ああ、こりゃかみ合ってないと思ってついでに釣られてみました。
いろんなところに並べようというのと、いろんなところに同じものを並べなきゃというのと。レイヤーが違うなあ。
ということが話題になるのが現状で、ここで1024回言ってるように、まだまだ市場規模、パイは小さい。Amazonとkoboのおかげで始まって2年め、それでもまだまだこれから。好き嫌いは別にしてたぶん未来は電子書籍にあるんだろうと思う。
[04/28 12:31:35] 追記。以下いろいろあり〼(←マス)
・商業誌(紙印刷本)
・同人誌(紙印刷本)
・電子書籍Kindle専売
・電子書籍kindle ibooks
- 『おかえりください』サウンドノベルWINDOWS版
- 『おかえりください』本編を加筆修正、6つのバッドエンド分岐シナリオを追加してサウンドノベル化!
音と映像が、血まみれのこっくりさんの惨劇を蘇らせる。 - 【無料体験版】はこちら
・電子書籍google play
『衝撃はショウを動かす』
【無料頒布】幼児がハードボイルド!?迷子はどっちだ。5分で読める掌編。
・電子書籍kobo
『酒を片手に庭に出る〜日野裕太郎短編集』
【無料頒布】家賃格安の訳あり物件。そのワケが夜に現れる〜すこし不思議な怪異譚など3編収録。
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個人出版、いろんなところに並べよう!
電子書籍の個人出版はkindleストアだけでやりなさい、てのはどうなのという話。
集客力販売力を見ると、断トツ、他の電子書籍ストアとは桁違いなのでkindleストアだけに絞ってやる、というのも選択肢のひとつ。それは別に否定も肯定もしない。
でも、手間がかかるだけでkindleストア以外でやるのは無駄、やらない方がいい、というのはどうなんだろう。
自分の選択肢だけが正しいわけじゃない。他人の選択肢を狭めるようなことを言うことに何か意味はあるのか。
kindleストア以外に並べるには、手間がかかるからやるだけ労力の無駄、というのは嘘。
EPUB3の電子書籍ファイルを作るのは簡単で、シンプルな構成のものなら、ひとつ作ればkindleにもibookstoreにもgoogle playにも使える・使い回せる。ストアに登録作業するだけで、各々10分もかからない。審査でひっかかってダメだったらそのストアはやめればいい。その程度。
手間なんてどこにあるんだろうか。
登録後のランニングも、iBookstoreはmacが必要で少しハードルがあるけど、売上明細や管理ページでの売上傾向の分析などは(あえて比較すると現状の)KDPよりよっぽどしっかりしている。
支払い明細にはどのタイトルが何月何日に売れたという記載があって、支払われる金額はその記載どおり。という当たり前のことがappleはできている。
kindleストアが圧勝なので当然第一に考えるとして、他のストアに並べないメリットを思いつかない。
並べているタイトル数が違うので単純に比較できないけど。実際、iBookstoreなどは1年弱でやっとkindleストアの1〜2ヶ月分のDL本数、売上金額。google playなど息をしてるんだかどうなんだかという状態。
それでもiBookstoreやgoogle playが魅力なのは無料販売ができるところ。そこは便利に利用させてもらいたい。棲み分け。
プロモーションの手間ということだろうけど。
細々とでもbotなりで告知すればいい(botは誰もクリックなどしないだろうと言われるし実際そうだろうけど、botでの直接クリックは考えていない。タイトルなどネットに流しておけばそのうちどっかでひっかかってくるだろう程度)
appleもgoogleもAmazon同様、検索エンジンに強いので作者名やタイトルの検索で上位となる(そんなニッチな検索ワードに期待できるとは思えないけど、別のチャンネルで話題にでもなった時に多少役に立つだろう程度)
「同じKindleのライバルでも…売上60%減のNookと、好調だった街の本屋」
https://news.mynavi.jp/column/svalley/548/
↑この記事のテーマ本筋とは違うけど、個人出版の販売方法手段、プロモーション事例として。
1月8日時点で、米AmazonのSFランキングでトップ10の半分を自費出版の作家が占めている。その1人であるHugh Howeyが、大手出版社が生き残るための13の提案をブログで行ったのが話題になった。Howeyは「最初から全ての形式で出版しろ」としている。最初に価格の高いハードカバーから売り始めて、そこに宣伝費を投じるのではなく、電子書籍、ハードカバー、ペーパーバック、全てを用意する。そうすれば、読み捨てしたい読者はペーパーバックか電子書籍を選ぶし、図書館やコレクターはハードカバーを選択する。より多くの人に読まれてこそ本であり、どのようなスタイルで読むかを最初から読者に選ばせろというのだ。そうすることで、電子書籍と紙のメリットが活きる。ちなみに、どれかを先に出版するなら、Howeyが勧めるのはソーシャルメディアへの波及が早い電子書籍だ。
「全ての形式で出版しろ」という中には販売チャンネルのことも含まれているはず。ユーザー、読者にとって適切なものを選んでもらう。
実際、このHugh Howeyという作家さんのWEBサイト(https://www.hughhowey.com)ではkindle、iBookstoreのほかDRM Freeなどひとつのタイトルが各種ストア、形式で販売されている。
電子書籍はコストもリスクもないんだから、欲張って片っ端から並べて、読者に見つけてもらう・選んでもらおう、ということだと思う。
さらに。同人誌即売会などのイベントに紙本を作ってもっていくとベター。
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