2008年のトイデジVQ1005

突如デジカメブームが起こっていて、久しぶりにトイデジのVQ1005を引っ張り出して使ってる。
17年ほど前のモノで、当時から問題だった電池消耗は相変わらず酷いし、経年劣化?でSDカードの認識が怪しくなってる。これだけガタついてるようだともうあまり使えないかな…。
てことだけど、撮れる絵面はこってりとした色味で面白くて改めて吃驚させられる。
駅の階段を撮っただけなのにこの威力。
手すりの質感と左右の階段の色味と、ザラつきの説得力。
手前から奥までピントがきていて、壁の質感もしっかり描画してるしなあ。
空の青のグラデーションも見惚れる。
こんなトイデジなのにこの描画力はナニ?ということで情報を見ると
SQ Tech. Co.Ltd SQ908 MEGA-Cam
絞り:f/2.8
露出:1/120
ISO:ISO60
知らないカメラで、F2.8とISO60は固定で露出は写真ごとに違っている。
F2.8と明るいレンズで、ISO60は光を拾う幅が広い=グラデーション表現に強い。
(露出の1/120というのがよくわからない…この書き方ってシャッタースピードのような気がするけど)
ちゃんと写真になってるのは、ISO60というのが効いてるような気がする。
このおかげで、デジカメが苦手で白飛び黒潰れを起こすような光の差のある構図でも、ハイライト部分影部分を粘って拾ってくれてるんじゃないかな。
Kodak FZ45と一緒に持ち出してVQ1005でもパシャパシャ気楽に撮りたいところだけど、冒頭にも書いたように
電池消耗が激しい
→撮らない時は電池を外す
SDカードの認識が怪しい
→認識させるために電源のON/OFFで様子見
ON/OFFすると1〜3秒待たされる
というポンコツで、思ったほど気楽じゃない。ウォーキングのついでというより「今日はVQ1005で写真撮るぞ!」という時の限定になるかな。
VQ1005で撮った写真を見せびらかすためにFlickrも登録
https://www.flickr.com/photos/t2akii/
VQ1005の紹介やインプレッションはホームページに
https://www.doncha.net/favorite/202412-vq1005.html
20年ほど前にハマったフィルムカメラの時代と違って、デジカメはオートフォーカスだし、トイデジコンデジは広角パンフォーカスでパシャパシャ撮れるのが、緑内障予備軍の老人にはありがたいんだわ。
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