オレオレMovableType

個人ホームページにハマってる今日このごろなわけで。
HTMLを書いて、FTPでレンサバにアップロードして公開する
という20世紀型ホームページ。
めっちゃ面白いんでいいんだけど、さすがに21世紀に合わせないといけないこともある。
レスポンシブ対応とかオープングラフ対応。
まず、個人ホームページのHTMLの構成(レイアウト)
大きく分けて
・ヘッダー
・メインコンテンツ(本文)
・フッター
の3つで構成していて、本文はprimayとsecondaryのふたつで構成。
エディタでHTMLを書いて、それに対してCSSを当てる(スタイルシートを作る)のは「本文」の「primary」の部分についてだ。そこがホームページのコンテンツってやつだし。
本文以外の部分をコピペしてたりするのはミスの元。ヘッダ、フッター、メインコンテンツにあるsecondaryのメニューについてはスクリプトでテキトーにつけ足してくれればそれに越したことはない。
たぶん、ブログが大流行したその元祖、MovableTypeも、そこんとこがポイント高かったんだと思う。楽できるのはいいことだし、ホームページで見てもらいたいのは「本文」であって、ヘッダーとかメニューとかフッターなんかどうでもいい部分。
Movable Type バージョン1.0は、2001年10月8日にアメリカのサンフランシスコでリリースされた。ブログツールとして最も長い歴史をもつ製品のひとつである
で、 「On Golden Pond」 を作るためにオレオレMovableTypeを急遽でっち上げて本文部分以外をスクリプトに任せることにした。
オープングラフとかに対応すると、それが何行も必要になるので手作業で同じことを記入するのは無駄でしかない。なので、そういうのはスクリプトの出番。
見た目のレイアウトはスタイルシートでなんとでもなる構成にした。
特に指定しなければタテ1列にコンテンツが並ぶし、本文とメニューなんかを横並びにしたければ、それもスタイルシートで指定すればいいだけ。スマホ対応もスタイルシートでなんとでもなる。
これについては21世紀型ホームページのメリットだなあ。
そして、今さらなんだけど。
MovableTypeってちゃんとWebをいろいろ理解して作られてるなぁと。
今どきは動的にページを作って返すのがいいよね、と思われるんだけど、MovableTypeは静的ページの生成、ジェネレーター。
WEBの最適化についていろいろあって、その中で、わたしは「WEBは速度が正義」というのに全面的賛成。
となると、当時、ダサいと思ってたMovableType。静的ページを生成して公開する。これは正義だ。
今回作ったスクリプトは、もちろんMovableTypeとは比べることもできないチープなものだけど。
所定のディレクトリに本文部分のHTMLをアップロードしたら、そのディレクトリを読み込んで、静的ページを生成する。それだけでもずいぶんラクチンになった(自画自賛
20世紀型ホームページの静的ページの「超っ早」表示を体験してもらいたい
On Golden Pond
https://www.doncha.net
てなことも 個人ホームページ訪問 Advent Calendar 2024 のネタにしてもいいかなあ、というネタ出しエントリでした。
ホームページ面白いっすよ!
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