ひまつぶし雑記帖

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WEB本棚「趣味は読書2」の集計データ

2015/11/10 [07:52:23] (火) 天気

WEB本棚「趣味は読書2」
https://doncha.net/
というサイトを制作して公開している。
2006年4月1日、自宅のサーバーで公開開始。震災の影響(停電)で自宅サーバーを諦めてレンタルサーバーに引越したりしたけど、そろそろ10年近く続けていることになる。ここ数年はほとんどメンテしてなくてスマホにもまともに対応していない古くさい造りのまま。それでもわたし自身はけっこう重宝してるし、アクティブな参加者さんもいて、本棚を作る・眺めるのは楽しいものだ。

てことで、またちょっと「趣味は読書2」のデータ集計。
(前回5月→https://t2aki.doncha.net/?id=1431564639)

現状(11/6日現在)
登録会員数:330人。登録タイトル数:40326。登録著者数:14452人

人気タイトルは『空の中』『太陽の塔 』『陽気なギャングが地球を回す』『 重力ピエロ』『予知夢』『しゃばけ』など。
人気の著者(著者だけじゃなく翻訳者もカウント)は恩田陸、東野圭伍、茅田砂胡、小野不由美、宮部みゆき、栗本薫、伊坂幸太郎、田中芳樹、有川浩、スティーヴンキングなど。
浅倉久志、大森望がベスト30に入ってるのは翻訳物も読まれている(登録されている)ということ。

詳細はこちら→https://doncha.net/about.pl?c=report_bolivia
(毎月1日更新するように仕込んだ)

いわゆるベストセラー作品、ベストセラー作家が順当に上位を占める感じかな。
ただ、上位は集計上位ということで、うひゃこれ読んでるのか、とニンマリできるのは上位に出てこない隠れたタイトル、作家さん。

本棚はやたら公開するものではないということで、「趣味は読書」はクローズドな作りだけど、ログインすれば他の参加者さんの本棚を眺めることができる。たまにぼーっと眺めて次これ読んでみようと思う本もある。
…てなこと言ってるけど、実際は、アクセスログ解析で見る限り、みなさんほとんど(9割以上)自分の本棚へ直行直帰なので、新しい本との出逢いということでは、残念ながら機能してないかな。


もうひとつ。今回、登録されているタイトルのカテゴリを集計してみた。
image

「趣味は読書」ではカテゴリは参加各個人が自分でつけることにしたので、たとえばわたしは
image
こんなカテゴリわけにしたけど、他の参加者さんはまた違っている。

WEB本棚「趣味は読書2」としてのカテゴリ集計はできない。
ので、アマゾンでつけられているカテゴリを使った。

image
この最初のカテゴリ。
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これはカテゴリとして苦しいのでひとつ上のカテゴリ(「日本文学」「直木賞」)を採用。

登録されたタイトルのカテゴリ数:593

【ベスト10】

冊数カテゴリ
10149コミック
5556日本文学
4310英米文学
3574ライトノベル
1944ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
1264文学・評論
1260SF・ホラー・ファンタジー
753歴史・時代小説
514エッセー・随筆
468近現代の作品


(※APIで取りこぼしてるものがあるし、洋書(.com .ukなど)はカウントしていないので数字はざっくり参考値)

アマゾンがつけるカテゴリは「売る側の、売るための」カテゴリわけなので、本を整理整頓・管理するためのカテゴリわけとは種類が違う。

集計に使ったカテゴリ例にあるような「あ行の著者」とか、えーほら、なんやったかな「い」で始まる名前でな、という時には役に立つ、のだろう(さすがにこの手のは集計から外したけども)
それらをごちゃっと一緒くたに集計して、何か意味があるかと言われると、よくわからない。アマゾンのAPIにリクエストするだけで取得できるしとりあえずネタ程度に面白いかも知れない、ぐらいかな。

このベスト10カテゴリ合計は全カテゴリの75%を占める。これが「趣味は読書2」に登録されている本の傾向。

「その他」には、アマゾンの売るための動線確保カテゴリ「霊界・恐怖体験」だの「企業革新」だの「微生物学」だのニッチなもの、というかそれってカテゴリなのかというようなものがぞろぞろと。これはこれで見てると「こーゆーとこからも集客あるのかあ」的に面白いんだけど、わたしの想定するカテゴリとしては雑音・誤差。

また、小説などの場合、ほぼ1タイトル1冊なのに対して、コミックは1タイトルでン十冊なのもあって(こち亀などジャンプ系の人気マンガを全巻登録してらっしゃるかたもいて)同じように集計するとどうしても1位はコミックになる。

アマゾンの大雑把なカテゴリを使ったので当然っちゃ当然の話、街の書店と同じような棚の並びになって意外性に乏しい結果となった…て、意外性を求めてどうする。

まだまだ知らない面白い本はたくさんあるので、こうやって本棚、ずらっと並ぶ本のタイトル・作家さんの名前を眺めると「たくさん読まねば」と焦るなあ。命短し本読め爺ぃ。

[11/10 08:25:49]
もはや古臭いサイトと言いつつ、twitter連携は仕込んでいて、読了/積読のツイートをしたり、ツイートすると本棚を検索して結果をリプライしてくれたり。今の時点でも、まだちょっと便利なところはある、かも。

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