ひまつぶし雑記帖

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紙本と電子書籍を同時に出すのは簡単

2015/5/16 [21:17:43] (土) 天気

紙媒体と電子書籍を同時に作成するのは大変だという話はよく聞く。
実際、某セミナーでも小学館の相賀氏が「そんなに簡単なものじゃなくて、現場はそこんとこでコストがかかっている」と言ってたのが印象的。

でもなあ。
印刷されたものをそのまま再現しようとするから面倒なだけ。
紙本と電子書籍は別物なんだから、元原稿のテキストデータが原典として、顔の違う子供たちがあってもOKじゃないのか。
紙本の再現を電子書籍に求めるのは違うだろう、という話にどうしてならないんだろう。「原本ママ」を求める権利者ってだれ。それって誰にとって良いことなの。読者のこと考えてるの。

電子書籍は紙本を再現すべき、とか言ってたんじゃ話にならない。

インデザインなどの印刷用データをそのまま電子書籍用に流用できるわけがない。
印刷用データなど電子書籍にとって邪魔なものでしかなくて、インデザインに流しこむ前のテキストデータこそがキモで、電子書籍用には元のテキストデータがあればいい。レイアウトデザインは紙本とは別途作ることになるので、そこにコストはかかるけど、紙の再現を求めるのではなくて、別物としてデザインするのであれば技術的には難しいものでもない。

印刷データを元に考えてるようじゃいつまでたっても、電子書籍はひとり立ちできないだろう。


「電子書籍は儲からないわww【出版社編】←あと5年はかかるでしょ」
http://www.frentopia.com/digitalpublish-pay/
という記事を見て、なんだかなあ、と。
こういうことを言ってるようじゃ、そりゃあと5年どころじゃすまないだろう。
商売的に読者は紙本と同じものを求めてるんだ、というかもしれないけど、実際調査してのことなのか?取次や既存のものから思考が離れられない、前例がない、冒険ができないだけとかじゃないのか。

色を全部混ぜると、白になるディスプレイと、黒になる印刷物と、真逆なものを同じ土俵にあげてどうしたいの。

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