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doncha.net制作・発行:KindleやiBooks、楽天kobo、BOOK☆WALKERで読む電子書籍
書籍出版記念に期間限定でKDP本を100円セール
4月4日に徳間文庫より『夜に誘うもの』(日野裕太郎)が出版されるのを記念して、kindleストア(KDP)で出している『アロイのやさしい神さま』(日野裕太郎・ハルノブ)従来価格300円を100円にします【4月4日頃まで期間限定】
[04/05 11:46:36] 【ご購入ありがとうございました。セール価格終了しました】
この『アロイのやさしい神さま』は2012年10月25日にkindleストアがオープンして、個人出版の窓口であるKDPも同時にオープンしたのを知ってその日のうちに登録、販売となったものです。おそらく日本KDP史上最速で並んだ作品だろうと思います(2012年10月25日発売)
kindleストアの個人出版プラットフォーム、KDPから紙書籍・従来の取次ぎ流通へという流れが活発化したことを思うと、KDP以前/以降という区分けができるかと思いますが、日野裕太郎の『夜に誘うもの』はKDP以前(昨日も書いたので重複するけど。本作はkindle以前から、パピレスなどで配信されている電子書籍に大幅に加筆修正をして新たに一冊にまとめたものです)
それが書籍化される記念のセール対象としてこの『アロイのやさしい神さま』が象徴的でいいかなと思いました。(『アロイのやさしい神さま』は同人誌が初出です)
自分の信じるものが正しいから、正しくないものを罰するつもりで、ひどい戦争になってしまった。
アロイは神さまを信じていない。
神さまを信じ、アロイは愛されているのだ、というチュカナを嘘吐きだと思っている。
戦争のきっかけになってしまう神さまなんて、と苦い気持ちで顔をあげると、どこか上機嫌に見えるチュカナがいた。
祖母を嘘吐きだと思っているが、アロイはチュカナを愛していた。
嘘吐きのチュカナが語る自分への愛情は、真実だと知っている。だが祖母の語る世界や神は嘘に満ちている。
嘘吐きの語る真実について考えると、アロイは何故だか泣きたくなる。だからいつもアロイはそこで考えるのを止めていた。
ただ黙って、アロイはチュカナの手をにぎる指に力を入れた。
応えるように、チュカナの細い指が強くにぎり返してきた。
文庫 約66ページ (39字詰め 18行) の1時間ほどで読める中編です。
期間限定のこの機会にぜひお手にとってみてください。どうぞよろしくお願いします。
日野裕太郎公式ブログはこちら
https://horn.kemo.boo.jp
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