Google Play Booksで個人出版

『酒を片手に庭に出る』をGoogle Play Booksでも販売開始(無料ダウンロード)
Google Play でも個人出版ができる。
Now On Sale! (無料) 『酒を片手に庭に出る』(日野裕太郎)
同じく個人出版ができる、 Kindle KDPやiBookstoreと違って、EINやW8BENは不要で銀行口座も手数料のことは考える必要はない。すっかり日本でのビジネス。
ということで登録してみた。
【アカウント開設 銀行口座登録】
・Google ブックス パートナープログラム(β版)
https://books.google.com/partner/
アクセスしてアカウント開設といっても、普段使いのGoogleアカウントでOKだった。
(入力項目に関しては、アドセンスやアドワーズをやってれば見当がつく)
登録するのは「住所」「氏名」「電話番号」、有料販売もしたいのでアカウントは「ビジネス」に設定。
「電子書籍の支払い設定」で、振り込み銀行口座とNNNN円以上だったら振り込みという設定をする。銀行口座確認のため、Googleから小額振り込みされるので、その金額を入力して銀行口座の登録完了。
【本の登録】
※ 今日時点、管理ページはベータ版なので、スクリーンショットは撮りません
アカウントなどの登録が済むと、本やベンダーなど各種登録のページに行く。
・シリーズ/ブランド設定
サンプルとしての閲覧率や販売対象エリアの設定などここでデフォルト値の設定をする
・デフォルトの設定
ここでも、各国でのデフォルト設定をする。
さらに、ここでDRMやデフォルトの価格、ISBNがない場合の設定などをする。
・書籍の追加/更新
ここで本を登録する。罠がひとつ。
登録フォームにISBNを入力する項目がある。個人出版でもISBNを取得している人もいるけど、わたしは取っていないので空欄…だとエラーで先に進めない(このフォームはISBNを持って流通している書籍が前提)
・書籍のアップロード/郵送
まず最初にEPUB3ファイルをアップロードすればISBNがなくても大丈夫。
ファイルの命名規則とあるけどPDF前提のようで、EPUB3の場合はそのまま(ねんのため、ファイル名は半角英数字だけにした)アップロード。
たぶん、次の日。Google Play でのコードが振られてアップロードした本が管理ページの一覧にリストアップされていた。
・書籍の管理
ステータス異常を起こしてる項目があった。著者名が空欄になっていたので、そこに著者名を入力したら、ステータスが「処理中」となった。
ここで5日程放置されたので、メールで問い合わせしたら、翌日返信がきて「掲載中」となった。
え?まだ価格設定もしてないのにどういうこと?とメールに記載のURLにアクセスすると、たしかにサンプルが読める状態になっているけど「電子書籍がありません」という表示も。
また、Google playのストアで検索しても出てこない。販売されてるようには見えない。
再び問い合わせメールをしつつ、管理ページを見ると。
Google eブックスのタブに「書籍の管理」ではなくて「電子書籍の管理」というリンク。
・電子書籍の管理
該当する本の鉛筆アイコンをクリックすると本の細かな設定画面に移る。
以下の項目のチェックボックスにチェック。
「この書籍の Google eブックスでの販売を有効にする」
「送信した ePub 内にフロー テキストがある場合にのみ、フロー テキストを表示します。」
以下の項目のチェックをはずした。(たぶんPDFのための設定)
「元のページを含めます」
価格設定などはこっちのページだった。
以上の手順で、登録から放置期間を経て、6日ぐらいで公開となった。
*****
現状の管理ページはβ版というだけあって、ひどいありさま。どこに何があるのか意味がわからないし、クリックして良いんだか悪いんだか何が起こるんだか、とてもわかりにくい(管理画面ひどいですよ、メールベースのやりとりが必要で、今かなりリソースを割いて改良してるという話です、と事前にちらっと某社で聞いていた)
憶測だけど。
ベースがPDFのアップロードか印刷本の郵送。そこに電子書籍(EPUB)を登録するクチを増改築したもんだから、わけわかめ状態になった、と思われる。
紙印刷本と電子書籍のタブが別にあって、その下に並ぶ項目は内容としては紙も電子も同じようなことをするためのものなので、混乱の元。
Googleのことだからスグに改良されてほぼ全自動CMSになると思う。なので、この記事はあくまでもβ版の今日時点の話。改良されて使いやすくなってから登録したほうがきっとらくちんです。
*****
Nexus7のGoogle Booksでのスクリーンショット。
既刊一覧は、Amazon Kindleストアの販売ページ=本の詳細ページへのリンクへとなっている。
iOS版は、KindleもGoogleBooksもAmazonへのリンクは殺されるんだけど、AndroidのGoogleBooksはAmazonへリンクしてChromeで開いてくれる。
読者・ユーザーのことを考えるとこれが正しい動作。
このリンクが生きるなら、kindle本の販促に使える。
(もっとも、Google Play Booksの集客力は、もれ聞く限り期待できないんだけどね)
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
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