ひまつぶし雑記帖

doncha.net制作・発行:KindleやiBooks、楽天kobo、BOOK☆WALKERで読む電子書籍

化猫・薬売り

2006/12/12 [09:42:18] (火) 天気

初老を目前に控え、いろいろ考えないといかんなぁと思いつつ。「パイレーツオブカリビアン2」とか「化猫−怪」とか「獣王星」にハマってみたり「ファンタスティック4」に呆れてみたり。

特に、フジの深夜枠でやったらしい「化猫」が驚きの拾い物だった。キャラデザインがいいし和紙に投影したような画面も面白い。結界の札とか天秤とか塩とか、小道具・ディテールが凝っていて説得力のある絵になっている。んでもって「薬売り」のキャラが立ちまくり。いやほんとかっちょええのだ。夢枕獏と菊地秀行合作原作に、天野嘉孝と高橋葉介が絵をつけたような感じか。
化猫にいたるまでの悲劇が涙腺にくる演出で、安直な勧善懲悪伝奇ヒーローものにならない。

第三者がふらっとやってきて、家の暗部を照らし出す、というのはハードボイルド小説の王道骨格。全員なんらかの関わりがあって、事件によって各自の事情が明らかになって絡み合う。
「薬売り」というのは江戸時代は出入り自由の第三者だった、らしい(?)私立探偵役としてもってこいのポジションじゃありませんか。これ一本じゃもったいないキャラと設定。…でもたぶん続編は無理、なのかな。
フジTVが主題歌に元ちとせとか松任谷夫妻を使ったり「アニメじゃないところに」金を使って作ったものらしく、たぶん権利関係も面倒で続編は期待薄。ほんともったいないよなあ。

うーん、こうやってふと電車の中で思い出すだけでたぎるアニメなんてひさしぶりやなあ。

»電子書籍制作代行についてはこちら

profile

profile

 
doncha.net
contact:
»運営者
@t2aki@tokoroten.doncha.net

ところてんx5

2024/4/19 13:30

うげ。DMを取りこぼしてる

2024/4/19 07:15

ソフィーの世界を電子書籍で購入。
いや、大学1年の時の授業で1年間これをテキストにやったんだけど、東京にきて初めて、ガイジンの先生が新鮮で、というだけだったんだよなあ。なもんで、懐かしさもあり、再読してみる

2024/4/18 10:46

今日から深夜三連勤…これがやっぱ生活のリズムの乱れになる。疲れが取れないんだよなあ。夜中に帰って飲み食いしちゃうし。寝る前の飲食は健康の敵だわ。なんか考えないと身体がもたん。

検索
<<2024/4>>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

リンク

WINDOWS版サウンドノベル
おかえりください PC WINDOWS版サウンドノベル
『おかえりください』体験版