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山田正紀の快感
今日も今日とて最寄の職安へ。暑くてうんざりだなあ、とか思ってたら。
「寅さんに会えるかなぁ」と楽しそうに話すおじさんたちのグループに、巨大なスーツケースを転がしてこれから成田ですと言わんばかりの半裸のねえちゃんたちに、とシュールな電車内風景。そういや今日から8月だった。
職安にいったら16人待ちの大盛況。これも8月にはいったばかりの光景なのかも知れない。本を読んでぼーっと待って、端末で検索してみると2件ほど募集があったので紹介状をもらってみた。そのうちのひとつは作文提出…って、うううむ。とりあえずスタバで一服しながら山田正紀「氷雨」読了。鼻の奥がつんと熱くなったじゃありませんか、えいちくしょう。
帰ってから、暑くて身体がベタベタと気持ち悪い中、イラっとしながら作文でっちあげ。いったいなにを求められてるのか見えないのが困る。
ダメなヤツがロクでもないヤツと絡みながら目的を達成していく、という山田正紀得意のパターン(?)登場人物がみんな主人公に意味付けられて絡んでいくので読みやすい。登場人物たちはデフォルメ戯画化されたキャラだけど、ストーリー・作品世界の中でなんの嘘もない・説得力十分の存在感なのだ。だれひとり雑魚キャラがいないことに驚く。
最後にすべての線・絡みが一本にまとまるカタルシスは、原寮(ウ冠なし)のバラバラで繋がらない最新作を読んだ後だからなおさら感じるのかもしれない。
SF大作とかミステリー大作じゃない山田正紀の未読ものを探してみるかな。
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