ひまつぶし雑記帖

KDPの価格設定、バーゲン?

2013/1/31 [21:02:04] (木) 天気

kindleストアにKDPで作品を並べる時に悩むのが価格設定。

現状ウチの場合は、紙印刷本の同人誌が最初にある。そちらを買ってくれた人のことを考えると、電子書籍だからといって極端に値段は下げない。
紙印刷本は本そのものを購入するのに対して、電子書籍は読む権利を購入する。てことで、ほぼ同じ値段か、8掛けぐらいの設定にしている。
是非はともかく、当面はこの方針。

kindleストアに並べてからも値段は自由に変えられる。
無料キャンペーンもあれば、値段はいつでも上げたり下げたりが可能。

考えかたなんだろうけど。ウチは一度つけた値段は動かさないで行く
(最初、値段設定がよくわからず、米アマ基準にしてたのを付け直したのが一度だけ)

やはり、値段を上下させるのは一度買ってくれた人に申し訳が立たない。電子書籍は原価頑張ったので還元します!なんてことのない種類のものだ。
売る側にも買う側にも、値段が上下することに納得感が薄い。

でも、無料キャンペーンは事前告知をしてやる。告知、読者に知ってもらうためにkindleストアで露出を増やすには今のところ、これしか思いつかない。

「売れないから・売りたいがために」という理由で値段はいじらない。
「作者作品を知ってもらいたい」という理由で無料キャンペーンはする。

などと、ちょっと方針を整理しておこう。

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kindle KDPで初の振込

2013/1/29 [10:50:41] (火) 天気

今日、1月29日にアマゾンよりkindleストア(KDP、個人出版本)の売上が振り込まれた。
1000円を超えたら振り込まれる、ということで初の振込。10月販売分(10月26日販売開始なので実質5日間)と11月販売分。

・EIN、W8BENの手続きが間に合ってないので、案の定アメリカに30%天引きされている。
・急遽CITIBankに口座を作ったので、銀行手数料はかかってなかった。
  「DOMESTIC TRANS FROM アマゾンインク、イータク」となっていて、天引きされた以外に別途手数料(リフティングチャージ?)は引かれていなかった。

「iTunes Storeから初の振込」 http://t2aki.doncha.net/?id=1358387865
↑この記事に書いたようにapp storeはほぼ5ヶ月かかってやっと振り込まれたが、kindleストアは今の調子だと毎月振込がある。どうやら宣伝になるのであれば、販売データなど公言してもいいらしいが、まだエラソに言える数字でもないので内緒。

「Kindleストアの販売力」  2012/12/27
「amazon、kindleストアの販売力」  2013/1/3
↑去年暮れ、今年頭に書いた記事。

このときの実感は間違ってなかった、ということかな。kindleストアは売れる。あとは、きちんと一定水準の本を提供し続ければ、読者は確実に着いてくれる。

こうしたら売れるだ売れないだ、セルフブランディングだと言ってるヒマがあったら、面白い作品をたくさん書いて店頭に並べよう、ということですね。


[04/02 09:08:19] 追記。集計時差でレポートの金額と振り込まれる金額が違う(情報ありがとうございます)


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kindle本の機は熟しつつある

2013/1/20 [18:27:48] (日) 天気

「kindleで買える創作文芸 同人小説」 http://t2aki.doncha.net/?id=1352623756 というタイトルのまんまのまとめをtogetterで作ったのが去年の11月11日。

半分botのアカウントで告知を回していて、このまとめもそのうちのひとつ。ランダムの設定で、今日の朝にツイートされたところ、なぜか今回RTもFavも伸びていて吃驚。今までのツイートした時の反応とはまるで違っていた。
なんでだろうと。

・田亀源五郎さん( @tagagen )という世界的に評価されているゲイ漫画家、小説家のかたにRetweetいただいた(ありがとうございます)そして、田亀さんのフォロワーさんは電子書籍、Kindleに対する興味が旺盛だった、のかも?
・去年の11月11日時点よりもKDPでの個人ダイレクト出版物が増えてきていて、Kindleストアに関するサイトやブログが立ち上がっていてネットで注目度が上がっていた。

こういう反応は、以前出版社に在籍していた時の、B6版のコミックスの売れ行き・動きに似てる、デジャヴだなあ、と。

底辺エロ本出版社で編集をやってた頃の話だ。コミックスを出しても70%返品の作家。絵は抜群にうまいし、ストーリーも伏線はちゃんと回収するし女の子のキャラも可愛い。これは売れるはずだと、何冊か出しても売れない。返本が70%で大赤字。営業部からも次は出せないとまで言われたんだけど。
その作家さんがたまたま他社からコンビニルートで出したところ、増刷増刷であっという間に確か10万部を超えた。この噂を取次ぎで聞きつけた営業が、ウチで描いてるのにどうして出さないんだ、と(えーっと、お前がそのクチで次は出せないと言ったんだよな、と思いつつ)

70%返本くらってたコミックスをほとんどそっくりそのままコンビニルートに合わせた修正(エロシーンを削る)して出したところ、こちらもあっという間に増刷。(という記事を以前こっそり書いてるけど)

ひらたくいうと、魚のいないところに釣り針を垂らしていた、棚が違っていた。

力があると信じるに足る作品が売れないときは、環境やタイミングを変えるべきということ。作品に力さえあれば売れる、ということでもある。

今回、まとめのページの広報告知が伸びたのはまさにこのパターン。ルートとタイミングがあった、ということだろう。こういうことが今後あちらこちらで起こってきて個人出版が伸びてくるに違いない。

機は熟しつつある、ということだ。

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kindleで個人出版するメリット

2013/1/14 [23:58:14] (月) 天気

kindleストアにKDPの個人出版の本があっという間に並びだした。電子書籍をEPUB3で作るのは簡単だし、kindleのKDPへの登録も簡単。KDP経由の作品を抽出する方法がわからないのでなんとも言えないが、新着の半分近くはKDPっぽい(?)本。
多士済々玉石混淆カオスな状況になりつつある。早くもせっかく出した本が埋もれて見つけにくくなってきた(せめて登録カテゴリをどうにかして欲しい)

それでもKindleストアに本を並べる。
以前書いた「amazon、kindleストアの販売力」http://t2aki.doncha.net/?id=1357212714 のタイトル通りアマゾンの販売力すげーということ以外に。

なんせ、出版は不況のまま。
書店の数が年々減っていて、去年暮れの時点では14000店程度まで(最盛期で22000店ぐらい)減っているし「出版社、書店、取次不況の実態…新刊の7割が返品、コンビニでも雑誌売れない」http://biz-journal.jp/2013/01/post_1263.html なんて記事が今年早々話題になるほど、出版の業界不況は先が見えない。

取次ぎが求めるのは部数が出せて、売れる商品。無名の新人作家の作品など、相手にされない。本が出せない(仮に出せたとしても、書店の現場で「誰これ?知ってる」「いや全然」「どう?」「どうかなあ」「じゃあとっとと返品して棚空けよう」)
新人賞は出版社がそんな無名の新人を売るための販促ツール。これは当然ながら競争率が高い。それにたとえ小説の中身が十分に商業流通に乗せるレベルだとしても、その出版社に合う合わないがあってマッチしなければ受賞はない。
(以前なら多少合わなくてもつき合う余裕があったかもしれないけど、この不況、部数を確保するため・売るために即戦力が欲しい。よね)

個人が本を出すためのクチが狭くなっていって、出版業界も既存の売れスジを消費しつくしたらどうするんだろうと思う。出版社の存在理由には「新人を次々と送り出すため」というのがあるはず。

市場規模なんて単語が合うのか疑問だけど「「オタク」市場に関する調査結果 2012」http://www.yano.co.jp/press/press.php/001002 というレポートがある。
PDFによると、同人誌市場は2010年700億円→2011年690億円→12年は716億円(予想)の市場規模とのこと。いや、実際にコミケなどに参加しても年々活気は上がる一方に感じる。出版社が新人を出せないなら、個人が自分で突破する。その方法として同人誌、同人誌即売会はこれからも伸びていく。
ただ、同人誌は手に入れる場所が限られている。期間が限られている。

この雑記帖で100回ぐらい同じことを書いてるけど、kindleストア、電子書籍は、思い立ったらその場で購入その場でダウンロードその場で読めることが最大のメリットだと思ってる。読者を繋ぐため・自分の読者を育てるために有効に使える。

埋もれて見つけにくくなるというのも、同人誌即売会など別の動線を活用して解消できる。たぶんkindleストアのKDP野放し状態は、ストアにきてから探す手伝いもするしレコメンドメールで集客もするけど、動線・集客は自分でも頑張ってね、お互い様だからね、ということだろう。
ここは素直に、個人でも頑張れる土壌作りに感謝ということ。どんどん参入・参加していって、個人作家個人出版が常態になれば本を読む環境や意識が変わってくるだろう。

紙は自ら救うものを救う。というやつだ(なんのこっちゃ)

[01/15 01:10:57] 追記。閉塞でこのブログを検索してみたら、出版社当時の記事や、創作文芸プレビューサイトの記事なんかが出てきた。
「今年最後の花見」http://t2aki.doncha.net/?id=986804613
「そろそろ忙しいなぁ」 http://t2aki.doncha.net/?id=1019213347
「閉塞」 http://t2aki.doncha.net/?id=1074076631
「創作文芸見本誌会場HappyReading」 http://t2aki.doncha.net/?id=1324111242

今日時点。 「EPUB3::かんたん電子書籍作成」 で580冊ほど作成されてるなぁ。(kindleストアに並んでいるかどうかは不明だけど)


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KindleストアでKDP個人作家判定は無理?

2013/1/12 [15:21:17] (土) 天気

現時点では、KDPの個人出版物を判定するのは難しい、というのがわかった。

アマゾンAWSのAPIで情報を取得してごにょごにょするのが基本。
APIで取得するXMLには商品のほぼすべての情報が入っているんだけど、kindleストアの電子書籍に関しては販売価格がなかったし、今回取得したXMLを加工なし状態で覗いたところ、どこを探してもKDP(Kindle Direct Publishing=個人のセルフ出版物)だという要素は見当たらなかった。
法人との仕入れ契約は個人とは全然別のはずだから、裏側というかバックヤード系のデータベースにはしっかり登録されて、区別がつくようになっているんだろうけど、ショップサイドに使うデータとしてAPIでは提供されていなかった(今日時点)

APIの仕様などの一次情報はこちら「Product Advertising API」
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/G/09/associates/paapi/dg/index.html

とりあえずのその場しのぎで、KDPの個人出版物かどうか判定する方法としては。
・既存の出版社から出ている印刷本もあるKindle本は、アメリカのアマゾン .com では販売されていない。
・個人のKDPの場合は .com でも販売されている。
・アマゾンが管理する ASIN コードは一意のものなので、販売する国が違ってもASINは同じ。

てことで、日本のアマゾン .co.jp とアメリカの .com でASINを検索して両方で販売されていたら KDP個人出版物、だろう。
パブー経由のKindle本は、出版社ではないのに .com での販売はないらしいが、数的に取りこぼしても問題はない

スクリプトでAPIを叩いて回ってもいいし、ブラウザで日米のアマゾンを開いておいてASIN検索してもいい。

上記、ASINを入力して調べるやりかた。
でも、ひとつずつ入力するのは面倒なので、各カテゴリをリストしてその中でKDPかどうか判定して表示させたい。
と思ったら、こっちも難しかった。

たとえば「文芸・評論」→「日本文学」で絞って、APIからXMLを取得して表示させたら夏目漱石の「坊ちゃん」をはじめとする青空文庫が大量に出てきた。当然KDPではない。「有料」だけをカテゴリした BrowseNodeId があるはず、と探して回ったけど見当たらず。一括一網打尽の地引き網で有料のコンテンツだけを引っ張り出すのは無理(何か方法があれば、ぜひ教えてください)
「Kindle本のXMLに販売価格の要素がない」ことと何か関係でもあるのかな。

結局、ASINを入力してKDPかどうかを判断するスクリプトが一本できただけ…ブラウザで手作業でASIN検索することを考えると、ほんの少しだけラクかも知れないけど、あまり役に立たないなあ、とガッカリ。

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kindle本の価格が取得できない

2013/1/7 [09:34:06] (月) 天気

AWSのAPIで取得するXMLの中には listpriceという要素があって、これが表示販売価格。なんだけど。kindle本に関してはXMLのどこにもlistpriceが存在しない。

AWSのAPIではkindle本の価格が取得できないのだ。

あれ?ほんまかいな、と検索かけまくったところ、AWSのDiscussion Forums の書き込みを発見。
https://forums.aws.amazon.com/thread.jspa?messageID=395843
「In Product Advertising API(JP), there is no price of kindle ebooks」
2012年10月25日の書き込みで、今日時点まだ解決していない。

AWSを使ったWEBサービスで金額が表示できないのは困る。値段のわからないものなど見に行く気にならない。商品にとって値段というのは重要情報。

てことで、ASINを元に、まずAWSのAPIにリクエストして販売価格以外の情報を取得。次にASINを元に本の詳細ページをwww.amazon.co.jpにリクエストして、HTMLをパースして価格を取得。
とかやってみたんだけど、ひとつの本の情報を取るために2回もHTTPリクエスト。って、そもそも、取得したいのは、自分でKindleストアに並べた本=自分で各種情報も定価も知ってるウチのkindle本だ。こりゃどう考えても無駄だし、ページが重くなるだけだった。

AWSの規約ではASIN以外のデータは24時間以上キャッシュしてはいけない、となっている。時間を見るようにするか検討しつつ、スクリプトの設定ファイルに本の各種データを登録して、そっちをまず利用するように変更した。

でも、なんでまた、Kindle本のXMLには価格が入ってないんだろう。バグか仕様か微妙な感じ、だ。

そういや。12月17日に  KDPセレクトで無料キャンペーンや70%著者印税  で、初めて無料キャンペーンを1日やった時は30冊ほどダウンロードされて、意外と効果がありそう、などと言ってしまったけど、その後2回ほどやった時は、海外アマゾンも含めて10冊程度しかダウンロードされなかった。同じ間隔でtwitterにbotで告知を流したので条件は同じはず。2回目ってことで新鮮味がなかったか。
もし次、別の本でやるときはちまちま分けずに1回で5日間を使い切る感じでやってみるか。
いろいろ試行錯誤は続くなあ。

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