LaTeXでダッシュの隙間処理
知人の小説には全角ダッシュふたつが多用されている「――」
TeXでPDFにしてみると、このダッシュの間が開いちゃっててみっともない。致命的でもないしいいかな、という囁きもあるにはあったんだけど、やっぱり美しくない。
意外にすんなりヒットしなくてグーグル様を徘徊しまくり。
コマンドを定義して本文中のダッシュふたつに¥をつけたらすんなり繋がってくれた。
当然、こちらのほうが数段美しい。
のは、いいんだけど、まさに呪文コピペ状態。さすがにこりゃ効率が悪すぎるので、ついさっき、バイブルと言われる「[改訂第4版] LaTeX2ε美文書作成入門 」をamazonでポチった。ちょっとTeXによる組版のやりかたを勉強しよう。
ところで、ISBNってだれでも取得できるもので。10タイトル16800円らしい。1タイトル1680円。そんなに高いものでもない。
そんなこんなで、きたるべき、kindleとiPad ibooksの時代に備えて、個人出版できるノウハウをこっそり溜め込んでおこうと思ったり思わなかったりする今日この頃だ。まずは知人の小説をamazonに並べることを目標に情報収集するぜ。
…ePubについても、対応できるようにしたいところだけど、縦書きとなると、どうなんだろう。
LaTeXといえばやっぱりバイブル参照、ですね。
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kindleで日本語PDFを読む
[2012/12/26 13:37:13] 追記。この記事は2010/4/11、Kindle2の記事になります。
昨日に続いて、TeXに悪戦苦闘暗中模索五里霧中しながら、どうにか知人の小説をPDFにして、kindleに流し込んだ。前回、PNG画像にしてみたときと比較にならない美しさ、だ。さすがヒラギノ明朝。さすがPDF。といったところか。
ケータイの写真はボケボケだけど、実際にみるとほんとうにうっとり。
まだまだTeXについてはなにもわかってないんだけど、メモ。
コマンドラインは以下
platex text.tex
dvipdfmx -p a6 -f hiragino.map text.dvi
hiragino.mapを読み込ませて、PDFにフォントを埋め込む必要があった。
hiragino.mapはこんな
体裁は。
kindleで文字が小さすぎると読めないので、文字サイズは12pt。A6、文庫サイズで、1ページ、38文字x13行。
これならイケるなあ。
amazonDTPでPDFを受け付けてくれないかしらん。
フリーウエアじゃなければAcrobatか…。一太郎からもPDFにできるけど。
でも、PDFも新しいバージョンと旧バージョンの互換性でトラブルことあるし、現状はバージョン1.5あたりで作っておいたほうが無難なんだよなあ。
[11/20 10:09:57] 日本版kindleが発売となった!
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花見とかTeXとか
もう4月だったか。
PENTAX SPF と M42マウントの Super-TAKUMAR 35mm F3.5がしっくり。
靖国神社~神保町、水元公園と、花見に町並みに野良猫に、とパチパチ撮ったら、へぼな写真なのに、パキっとした質感にこってり艶っぽく色が乗って、なにやらおもしろい仕上がりになってご満悦、だ。CarlZeissTessar50mmも細部になにかが宿るような写りだし、M42マウントのレンズはいいなあ。100mm前後の中望遠?なレンズも一本欲しいかも。安いの探すかな。
ASAHI PENTAX SPF Super-TAKUMAR 35mm F3.5
LaTeXをインストールしてみた。
青空kindleという、青空文庫をPDFにしてkindleで読むのがひそかに(?)ブームらしい。どうやってるんだろうと検索してみたらTeXだった。エロ本編集時代にマークアップで書いて組版する、というのにひかれて、当時アスキーからでていたパッケージをインストールしたことがあった。けど、仕事で使う状況でもなかったし、ってことで、ちょっと触っただけで終了。
PDFを生成してkindleに持ち込むのに、レイアウトやデザインに凝るわけじゃないので、イラストレーターやワードは不要。てことでLaTeXを使ってバッチ処理しようと。マークアップのやりかたとかスタイルの書き方とか調べないといけない。解説本一冊ぐらい用意したほうがいいのかな。
SharpSpaseTownBooksにて、3冊ほどポチる。伊坂幸太郎、横山秀夫、小川洋子。意外に品揃え頑張ってる、ような気がしてきた。
「博士の愛した数式」がハマったので、「余白の愛」も期待したんだけど、ちょっとついていけなかった。
ちなみに、zaurusには山田風太郎「甲賀忍法帖」とかドストエフスキー「罪と罰」なんかも常備。電子書籍も悪くない。
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寒い週末は上野公園とkindle遊び
昨日は上野公園。パキスタン祭りともしかしたら花見。て、昨日も今日も寒いんで驚いた。ミケ閣下はおこたからでてきやしない。
で、パキスタンは美味かった。スパイスがストレートというか、ラム肉もチキンも柔らかでいくらでも食える感じだった。ビールが飲みたかったけど、イスラム教の屋台村でアルコールが売ってるわけもなく。
花見は、満開とまでいかなくても、十分楽しめるぐらいには咲いていたし、そもそも、桜の木の下の真っ赤な顔したお父さんたちに桜はあまり関係ないからいいのだ。日本中がシアワセな空気に包まれる季節ですなあ。
んでもって、昨日から今日にかけて、kindleで小説本を出すぞ計画発動。久しぶりに、イラストレーターなんぞを引っ張り出し、テキストを流し込んで、ページを整える。そもそも、amazon kindle は日本語未対応。現状、kindleで販売されている日本語の小説はページをすべて画像にしている。(裏技というか力技というか一時しのぎというか)なので、一度イラストレーターに貼り付けて、それをコピー、フォトショップにペースト(=ラスタライズ・ビットマップ化)して、pngで保存して1ページずつ作っていった。細かいところは以下次号。自分メモのためにページを作るかも。
ひと通り、データを作って、校正して、amazon に upload 。プレビューで確認したので、publish(=公開してくだされ)をポチる。審査するから最短48時間しばし待て、ということなので、結果は数日後、だ。
小説だし、審査で落ちる可能性が高いので、まだ具体的なことは内緒。
だけど、手続きそのものは簡単で驚いた。
amazon.comでアカウント取得して、いくつかアカウント設定をして、dtp.amazon.com で作品をアップロードするだけ、なのだ。これでうまくいけば、売り上げは小切手で送られてくる、はず。ちょっと簡単すぎて誰でも参入できるとなると、どうやって自分の作品をアピールするか、が問題になるんだろうな。でも、個人がamazonの販売力を使えるのはスゲーことだ。(KindleはPC版もiPhone版もあるし)
リアルでちょっとでも名前の通った作家さんだとかなり魅力的な市場だ。あいだに入る、取次ぎ・出版社を抜いて、直接販売できるんだよね。もっとも、kindleそのものの普及はどうなのよ、てのがあるんで安直にハラショー、スパシーボと喜ぶのは早いけど。
日本語の対応はおそらく、まだまだ先。
ページを画像にすることを考えると、漫画が素直にいい。
MANGAはたぶんamazonも商品ラインナップに欲しいはず。
トラやメロン、橘書店に置いてもらうついでに、アマゾンで扱ってもらって、PC版やiPhone版で売ってもいいじゃん。
てコトで、たぶん現状では漫画家さんにとって美味しい話だと思う。すでに kindle でプロの漫画家さんや同人漫画家さんが販売してる。決して難しいものじゃないので、塩漬けの漫画原稿があったら、ちょっとやってみてはいかがですか?フキダシ英語版も作れば市場が一気に広がるし。(ロリエロはちっと厳しいと思うけど)
amazonとappleの綱引きのせいで、アメリカでは大手取次ぎが割り食ったらしい。紙の本がなくなるとは思えないけど、取次流通はなくなってほしいかも。
てことで、ひと段落したので、あとは正しく酔っ払いの日曜にしてしまおう。
[03/29 08:04:10]
う。amazonDTPから alert メールがきた。
サポートしてるのは
English German French Italian Spanish and Portuguese
だけ。多くの言語のサポートを目指して頑張ってるけど、数ヶ月以上先になるよ、と。
うーむ。フォントがからむし、日本語対応なんていつになることやら。なんか抜け道があるだろうから、調べるか。
[03/29 11:37:48]
https://ayadigitalcomics.sakura.ne.jp/?p=169
て、抜け道はなかった・・・。しっかりチェックしてる様子。
いつになるのかわからないけど、日本語対応を待つしかなさそうだ。
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停滞気味
夕べ、ちょっと歯茎が痛いぞ、と思ってたんだが、朝おきて歯を磨いたら出血。歯槽膿漏、歯周病だ。経験的に、体調が低下するとこっちまでおかしくなる、っぽい。なんだかなあ、ちくそお、だ。
水っパナじゃないんで、花粉症じゃない、と問診で言われて納得したものの、口の中がカスカスしたり、こめかみがずきずき痛かったり、どうも調子が悪い。すっきりしない季節、なのかなぁ。
最近の衝動買い。
ASAHI PENTAX SPF。ヤフオクで3600円也。
1973年ぐらいの発売。もう40年も前のカメラだ。M42マウントのカメラが欲しかった、てのが真相。
以前買った、Carl Zeiss JENA DDR Tessar 50mm F2.8 が、別名「鷹の目」と言われていて、たしかに色もこってり乗って、描写も隅までシャープ。ただ、Kマウント→M42マウントのアダプタだと、シャッターを押すときに、レンズの絞込みレバーを押し込まないといけない。何枚かは、レバーを押すのを忘れて、開放で撮っちゃうんだよなあ。それがちょっと億劫で使わなくなっていた。
昨日、一昨日と SPFをさっそく持ち出してパチパチ撮ってみた。まだ一本撮りきってないんだけど、カメラ本体がM42マウントで、シャッターを押すとレンズのピンを叩いてくれる自動絞り。露出計もついてるけど、絞込み測光で絞りを合わせて開放してピントを合わせて、てのが面倒。セコニックの露出計で絞りを決めて、ピントを合わせてシャッターを切るだけにした。
まだ野良猫しか写ってないだろうけど、上がりが楽しみ。
男組全25巻。ヤフオクで3000円也。
ふと。思いついて。
中学のときのバイブルで、当時も揃えていて、社会人になってもワイド版で揃えて持っていた。高柳が死ぬ回の少年サンデーは、まだ実家のどこかにある、はず。流全次郎と神竜剛次は、その後の少年漫画に元型として現れている、ような気がする。
で、今回ふたたびみたび。
大衆は豚だ、と言い放つ神竜剛次でtwitterのbotを作ってやるゼ、と思ってたら、すでにあってモチベーションがぐっと下がる。ちっ。
[03/22 17:29:17]
kindle で日本語の小説を販売
https://www.earthlight.jp/?date=20100202
https://soryu-sha.jp/bunko/index.html
どちらも、ページを画像化している。
たぶん。kindleの日本語対応は当分先のような感じだし、やるならこうやってページを画像化するしかなさそうだなぁ。
ちなみに、漫画の場合はそもそも画像。
https://blog.chabudai.com/?eid=912037
でも、こうやってamazonで販売できるのはイイよねえ。ちょっと試してみようか。
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都条例不健全図書指定
非実在青少年とか。なんじゃそりゃ、な展開になっている、らしい。石原慎太郎ってこんなだっけか。以前、エロ本編集時代、何度も都条例くらって(不健全図書指定されて)都庁にいって話をした。
どうしてこれがアウトで、あっちがセーフなのか、とか、いつもいつも懇話会系ばかりでなんで大手は指定しないのか、とか。都庁側は、具体的なことは言わない・言えないんだよね。具体的に言っちゃうと、表現の自由を保障する憲法違反となるから。大手を指定しないのは影響がでかいから。(影響がでかいからこそ指定しないといけないんだけど)
てなことを思い出す。今度の非実在青少年うんぬんも都庁の言い訳づくりと、石原慎太郎のパフォーマンスじゃねえの、と。
都条例に連続3回、年間5回ひっかかると、取次が扱わなくなる。部数が確保できなくなる。採算割れ。休刊という名の廃刊となる。警視庁に呼び出されて叱責されるより、実は始末に悪い。
それもこれも、取次なんてのを間に挟んでるから。版元が街の本屋さんに直接本を届けることができれば都条例なんてのは5000回ひっかかっても問題ない。(文化事業だからという優遇税制が今でもあるなら、多少問題はあるかな)でも、実際に、日本全国の本屋さんに届ける輸送手段を版元が自前で用意する、なんてのは難しいだろうしなあ。
街の本屋さんに、版元が用意するオンデマンド印刷機を設置、本はネット経由で本屋さんに届けられ、その場でオンデマンド印刷&製本、てことがあれば、いいのかも。
取次と再販制度がなくなれば、本屋さんのやりかたってまだまだいろいろある、ような気がする。
「本屋さんほど、ひとを集める箱はまだあまりないですから、まだまだやりようはあるはずなんですよ」と、つい最近某社の営業がボソっと言ってたのを聞いて、なるほどなあ、と。
好天の今日は近場、水元公園に桜の偵察。さすがに桜の気配もなく、ヨメとふたり、のどかにビールとサンドイッチでお昼にして帰宅。部屋でごろごろ、な日曜でありました。
[03/14 23:15:01]
あ。肝心なこと言い忘れてた。当時から思ってたことだけど。
都庁が都条例でやろうとしている・やってることなんて、全部、家庭・家族の問題。なんで社会・法律にしちゃうんだか、まるで理解できん。
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