kindleがやってきた!KDPがやってきた!
いやもうホント長かったamazon、kindleのくるくる詐欺。いきなり今日10月25日オープンで吃驚。おまけにKDP(Kindle Direct Publishing)もしっかり日本ストアで使えるようになっていてまた吃驚感激。
さっそく、kindle PaperWhite のWiFi版を予約。
kindleでE-Inkの威力美麗は知ってる。本を読むのに、バックライトを見つめるような液晶に興味がなく、問答無用でPaperWhiteだ。動画やリッチコンテンツを見たければiPad miniでもほかのタブレットにすればいい。小説を読むための選択はE-Ink一択。3Gとちょっと迷ったんだけど、ウチにいればWiFiだし、読んでるところを共有=ソーシャルリーディングなんてのは本を読む行為から逸脱してるので興味がなく、外出先などで通信環境・3Gが必要、というシチュエーションが思いつかない。iPhoneなど他のデバイスで読んだところと同期をとるぐらいなものか。
で、こっちが本当に待望だったKDP(Kindle Direct Publishing)個人作家がアマゾン、kindleストアで作品を売ることができるのだ。個人がamazonの販売網・販売力を使うことができるのだ。
もちろん。出版社の持つブランド力、広告広報にかなうわけもなく、大量の本の中に埋もれてしまうんだけど。今まで同じ土俵に乗る機会もほとんどなかったことを考えると、ぐっとハードルが下がるKDPはすばらしいありがたい。さっそく身内原稿をひとつEPUB3にして、KDPにアップロードして申請してみた。
著者印税35%(70%もあるけど、日本のストアでは35%だけしか選べなかった…?)、プレビューワーのデバイス設定でPaperWhite以外は表示してくれなかったけど、まあここはとりあえず駄目もとでやるだけやってみた。だいたい2営業日ぐらいで返事がくるので、駄目だったらデータを見直して申請しなおす。
プログラムなど不要。原稿を用意するだけ。EPUB3やWord形式でOK。レイアウトに凝った雑誌などはさすがにDTPの知識などが必要になるけど、小説や漫画だったらデータを作るのも簡単(原稿を書くのは大変だけど)
コミケやコミティア、文学フリマなどの同人誌即売会、イベントで印刷したものを用意して、一緒にkindleでも公開しておけば、基本的にイベントでしか手に入らない本がいつでも買うことができるようになる。イベントで買って読んだら面白かったから他のも読んでみたいな、と思ったときにkindleに並んでるとその場でスグに手に入る、と繋がることも考えられる。
同人誌、個人作家、クリエイターが頑張れる土壌になる、よね。
実際にamazonのKindleストアで販売を開始した
→ kindle KDPで電子書籍出版
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
フリー、個人事業主という無職生活ふり返り
今年2月に半年ほど勤めた地元の会社を辞めて約10ヶ月。自分のスキル・キャリアと年齢を掛け合わせて考えると、企業に勤める雇われ仕事は難しいというのを痛感。初老目前、50代の転職就職はひたすら厳しい。ていうか、就職のクチなどどこにもない。
50歳無職、職探しの実際 → https://t2aki.doncha.net/index.pl?id=1311233747
50歳の転職市場 → https://t2aki.doncha.net/?id=1311233747
個人事業主登録 → https://t2aki.doncha.net/?id=1329992185
仕事のないフリーランスはただの無職だ → https://t2aki.doncha.net/?id=1337566430
とまあ、四苦八苦悶絶。
以下、仕事単位での請負をしてみた実態。
・「さぶみっと」や「ランサーズ」というWEBの仕事マッチングサイトで、ランディングページの制作というかコーディングをしたけど(3000円以下@1ページ)ほぼ一発限りの仕事、新着案件をつど眺めてスキル的にいけそうなものに手を挙げる。とはいえ、ほとんど小遣いにもなっていない。
・半年ほど勤めた前職で会員登録などデータベースを絡めた仕組みを作ったので、メンテなどの仕事があるかと思ったんだけど、元々が電卓と帳簿伝票紙ベースの会社。データベースなどなくても別にかまわない。ホームページのテキスト書き換えなど何件かもらってそれっきり。うーん、がっかり。
・ハローワーク経由で縁のあった電子書籍の会社。7月に仕事を請け負って、原稿を渡してこちらの作業は終了してるのに、まだ実物ができていない・公開されない。デザイナーのスケジュールとか別案件が降ってきて、ということらしいけど進行が遅すぎて放置プレイに吃驚。もう10月下旬だというのに、まだ1円にもなっていないし、声かけした作家さんに申し訳ない。
・このほか、人材派遣・紹介に登録してあるので、メールで流れてくる数少ない案件、挙手できそうなところを探す。
と、約10ヶ月を振り返って、はっきり正直に言えば、惨敗状態。
おそらく、考え方がまだまだ甘くて、やることやってない。ページ単価が安いだの、期間がなさすぎるだの、仕事を選んだり贅沢を言える歳・立場じゃない。
細かい稼ぎをかき集めていく必要がある。ここらでまた考えかたから仕切り直して頑張ろう。
年金が破綻しないことを真剣に祈る今日この頃だ。
ということで。[11/19 16:37:11] CMを追記。
・ アマゾンに並べた電子書籍のリスト
手前味噌だけど、ホラーや青春もの、癒しの物語などオススメできます。短編だと100円からあるので、気楽に読んでみてやってください。
こちらはiPhone電子書籍アプリ 「小説同人誌Select」
https://itunes.apple.com/jp/app/id546230414?mt=8
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» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
広告を入れてみた
この雑記帖にgoogleのアドセンス、amazonのアフィリエイト広告のコンテナを設置してみた。
って、ずいぶん前にも入れたことがあったんだけど、個人的な雑記を垂れ流してるだけのブログだ。クリックなどほとんどなかったし、そぐわないので撤去していた(たぶん、ライフハック系や技術ネタ、儲け話系のブログならクリックも誘えるかな)
そもそも、広告なんて邪魔なもの。テレビで番組を録画したらCMカットする、その程度の扱いのものだ。
そんな邪魔なものがちらちら目に入るようなブログは、よっぽど面白いか目的でもない限り、足が遠のくだけ。逆に言うと、目的に合ってれば表示されている広告も目的の範囲内だろうから、有用な情報になる、かもしれない。
ここんとこ、スクリプト・プログラム系ネタのブログ記事を少し丁寧に書くようにしている。正直なところ、ドキュメントやログなどを残すのが苦手で、せめて覚えている間にここに記録しておこうと。後から「あれ?どうだっけ?」と自分で参考にできる程度に多少くどく書いてるつもり。そのおかげか、微々たるものだけど、twitter や facebook、mixi の APIについて、perlやCGIについて検索で着地するひとが増えている。それじゃ、ちょっと邪魔ものの広告でも入れてみるか、と。
アクセスログ解析をずっとしてきて、自前のログ解析ツールを使ってるけど、広告を入れると用意された管理画面から、さらにいろんな角度でサイトを見ることができるんで、実はそれが面白い。
にしても、amazonは意図的だからいいけど、googleのアドセンスはコンテンツマッチしてねえじゃん。精度悪いなあ。
[11/19 16:39:37] 追記。アドセンスなど広告に頼らずやってみる。
・ アマゾンに並べた電子書籍のリスト
手前味噌だけど、ホラーや青春もの、癒しの物語などオススメできます。短編だと100円からあるので、気楽に読んでみてやってください。
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twitter API 1.0から1.1へ移行メモ
12日の明け方に、今まで使えていたエンドポイント(APIのURL)が使えなくなりあちらこちらで話題になっていた。具体的には
ttp://twitter.com/statuses/user_timeline/NNNNNN.xml
が使えなくなり
ttps://api.twitter.com/1/statuses/user_timeline.json
ttps://api.twitter.com/1.1/statuses/user_timeline.json
と、APIバージョンつきのURLを使ってね、ということ。
twitter公式発表だと、API 1.0 が使えるのは2013年3月までなので、この際ウチで使ってるtwitterのAPIなども1.1に変更した。
一次情報はこちら
https://dev.twitter.com
https://dev.twitter.com/docs/api/1.1
今まで意図通りに動いているスクリプト類は、1.1のエンドポイントに変更するだけでほぼOK。心配するほど大きな変更はなかった。
うちの場合データ取得などは、すべてXMLでやっていて、公式発表によると、RSS XMLは廃止、なので、jsonでの取得に切り替えた。twitterの公式ページには具体的なリクエストやパラメータなどが載っていて、サンプルもあって助かった。
mentions → mentions_timeline とバージョン番号の有無以外に変更になったAPIや廃止されたAPIもあるので、それは公式サイトを参照ください。
perlで作ったスクリプトでひとつひっかかったのがPOST。
1.0と同じデータを1.1のエンドポイントにリクエストすると、BadRequest 400が返ってくる。code 215エラーとか。1.0だと問題なかったのになんじゃそりゃ、と検索しまくってもそれらしい問題は出てこない。GETで取得するものは大丈夫。てことはOAuthでPOSTのリクエストに変更があったのか、と公式ページから辿ってみるとOAuthに関して、1.1は1.0よりもstrictになったらしい。でも、それならほかの開発者からも呪いの声が上がってるはず。公式ページを読んでも、OAuthのデータの作り方は今までと同じで問題ない。
あれこれ検索したり、CPANからNet::Twitterをダウンロードして眺めてみて、結論。
画像など添付のため、multipart form-data形式でのPOSTを受け付けるようになっていて、このPOSTは form-data なのか普通の(?)application/x-www-form-urlencoded なのかを明示する必要があったようだ。
これまでHTTPのヘッダのcontent_typeは何も指定せずそのまま通ってたんだけど
と、指定することで無事解決。…ほぼ一日ハマってしまった。
POSTリクエストの一次情報はこちら
https://dev.twitter.com/docs/auth/creating-signature
昨日、WEBの表に出てるところは、すぐに気づいて直してまわって、やれやれ終わったぜ、と思ってたら、cronで使ってるものがあってすっかり忘れてた。
cronで使ってたのは 「趣味は読書2」 という公開中のWEB本棚サービスのtwitter連携。
twitterで本のタイトルや、著者名をつぶやくと、その本がすでに本棚に入ってるかどうかをリプライする。二重買い防止のため、本屋さんなどで「うーん、これ読んだっけ?」な時に重宝してる機能だった。
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» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
EPUB3作成webサービス
テキストファイルと表紙画像ファイルをアップロードするだけでEPUB3を作成するページを作った。
https://books.doncha.net/epub/
ので、例によって忘れないうちにメモ
(ちなみに。作成したEPUB3、縦書き表示のスクリーンショット → kindle KDPの縦書き表示 )
EPUB3といっても、ファイルのほとんどはxhtmlとcssなので、HTMLをエディタで直に書ける程度のスキルがあればそれでOK。書誌情報の設定ファイルなどもXMLのようなもので、ひな形ひとつあれば、どこにどんな情報を入れるのか見当がつくので上書きすればOK。最後にそれらを所定のディレクトリにおさめて、zipで梱包するだけ。
以上、エディタとzipするためのアプリがひとつあれば手作業でできる。
上記のことをperl を使って、サイトにCGIを組み込んでみた。といっても難しいことはなく手順どおりにやるだけだった。
EPUB3ファイルのディレクトリ構成やファイルのひな形には、FUSEeというフリーウエアが出力する .epub ファイルを参考にした。
ファイル、ディレクトリ構成
mimetype
META-INF/container.xml
OEBPS/content.opf
OEBPS/text/nav.xhtml
OEBPS/text/cover.xhtml
OEBPS/text/contents001.xhtml
OEBPS/images/cover_hyo1.jpg
OEBPS/images/hyo1.jpg
OEBPS/style/default.css
OEBPS/style/nav.css
上記で必須なのが META-INF/container.xml
ここで指定されている OEBPS/content.opf が基本設定ファイルとなってる
content.opf
これに実体ファイルのありかやID名など、いろいろなお約束が書かれている。大事なファイル。
・実体ファイルとそれに対するIDの組み合わせの羅列、のようなもので、これが基準となるファイル。
・identifierのBookIDは一意の文字列。なので、URLとDBに登録した連番と組み合わせて作った。
([10/11 17:55:46] 訂正。連番ではなく、IPアドレスとperlのtimeを組み合わせた物に変更した)
大雑把に。実体ファイルに ID をつけて、ID名で指定していく。IDと実体ファイルは1対1。複数IDに同じファイルを指定するとValidatorにひっかかる。
・metadata で本の定義。
・manifest で使うすべてのファイルのidなどを定義。
・spine は読む順番に上から下へ並べる。linear=yes が順番に組み込む linear=noは順番には出ない(カバーなど)
・guide はどうやらEPUB2までの下位互換、らしい。
OEBPS/text/contents001.xhtml
本文ファイル(名前は content.opf に指定。特に決まった命名規則はない)
ビューワーによって一度に読み込めるファイルサイズの上限がある、という話なので、わたしのスクリプトでは「章立て」ごとにファイルを分割した。contents001.xhtml contents002.xhtml contents003.xhtmlなどなど。
OEBPS/text/nav.xhtml
目次ファイル。本文ファイルの見出し h タグにidをふってあるので、それを ol タグでリストにしたhtmlファイル。本文ファイルと整合性チェックが入るのできちんと合わせる必要がある。
[11/16 12:24:12] 追記。kindleで目次を設定するには
OEBPS/toc.ncx というファイルが必要。guideにtype tocを指定して、spineにhtml版目次を指定する必要がある。
[12/19 14:56:52] 追記。kindleの目次について整理した → https://t2aki.doncha.net/?id=1355879465
OEBPS/text/cover.xhtml
表紙ファイル。img タグで表紙画像を指定しているだけのhtmlファイル。content.opf のspineの項目 coverの linearをno にすることで、本を開いたときに表紙を表示しないようにしてある。
OEBPS/style/
OEBPS/images/
の2つのディレクトリには各々スタイルシートと画像ファイルが入っているだけ。スタイルシートは https://www.epubcafe.jp/egls/kusamakura で公開してくれている basic_vertical.css を基本にして使わせてもらった(ありがとうございます)
HTMLにタグづけしてスタイルシートを頑張れば、凝ったレイアウト・デザインも可能。とりあえず今回は h タグと p タグをつけ足しただけの単純な本文HTMLファイル。
mimetype は application/epub+zip と一行、ファイルタイプが書かれたファイル
以上のファイルを揃えてzipで梱包すれば EPUB3 ファイルのできあがり。
・mimetype はzipファイルの中で先頭に置く必要がある。
・mimetype は圧縮してはいけない。
この2点だけ注意。
perl の Archive::Zip
これで mimetype を圧縮せずにまず先頭に置いて、あとは適当な順番で addFile する。
ウチのようなテキトーなサイトではなくて、EPUB3の仕様などは以下のサイトを参照にしましょう。
https://tutorial.epubcafe.jp
https://blog.imagedrive.jp/epub3
と、作ってみた感想。
普通にHTML書けばそれでイケる。ので、作って公開したのはいいけど、他のパッケージソフトや、フリーウエアで使い勝手の良いものを見つけて、凝ったレイアウトデザインを目指したほうがいいような気がする。
とりあえず、ウチの場合、テキストファイルと画像ファイルだけ流し込めばそれっぽく電子書籍にはなるので、電子書籍って、EPUBってこんな感じなのか、という程度の使い方でよろしくお願いします。
ちなみに、実際に
https://books.doncha.net/epub/
↑このページに本文テキストと表紙用画像を流し込んで作ったEPUB3で、amazon、kindleストアに並べて販売中!
「doncha.net のkinle本たち」
[2013/02/04 14:21:35] 追記。
EPUB3をkindleのKDP登録に使う場合、少しクセがある。そのあたり、検索されているようなので、この雑記帖に散らかしてある縦書きやkindleの目次についてなどへのリンクをまとめてみた。
「kindle EPUB3作成のまとめ1」
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」
EPUB3作成メモ
kindleをはじめとして、EPUB3で電子書籍、という流れがいよいよ本格化してきてるので、EPUB3ファイルを作成するためのメモ。
とりあえずEPUB3ファイルを作ってみる
https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/049/49724/
↑この記事を参考に
・本文
青空文庫から「虹の橋」久生十蘭 → ファイルダウンロード →46097_47970.html をダウンロード
・縦書きCSS
https://www.epubcafe.jp/egls/kusamakura で公開してくれている basic_vertical.cssをダウンロード
材料が揃ったら、とりあえずそのまんま。
https://epubpack.cloudapp.net
↑このサイトに上記ファイルをアップロードしてEPUB3を作成してみる。
※ Safari ver6.0.1 だと、htmlの本文が出力されないので、Firefoxで試行。
Validationでエラーになった epubcheck(https://code.google.com/p/epubcheck/)
Safariでアップロードしていた時
エラー → is invalid; must be an XML name without colons
対応 →
remove non-alphanumeric characters from your book ID
そもそもSafariだとうまく生成してくれないので、これがエラーの原因になってるんだか不明だった。
FireFoxでアップロードしていた時
エラー → element rb not allowed here
対応 → 青空文庫で使っているルビのタグがEPUB3だと未対応?ってことか。rbタグを外したらエラーはなくなった。
EPUB3の確認というかmacでEPUBビューワーをどれにすればいいのか調査中。なので現時点ではファイルを作るところまで。
EPUB3のファイル構成としては。
mimetype
META-INF/container.xml
OEBPS/content.opf
OEBPS/nav.xhtml
OEBPS/toc.ncx
OEBPS/HTMLFILE contents
OEBPS/STYLESHEET contents
OEBPS/IMAGEFILE contents
これらが揃えばEPUB3ということでブラウザやビューワーで閲覧・読書できるものになる。
META-INF/container.xml が OEBPS/content.opf をルートファイルに指定、content.opfの中に本文の指定などがある。container.xml から辿っていけば構成がわかる、ということか。
META-INF/container.xml 以外のOEBPSなどに関して命名規則は厳密に決まってるわけでもなさそう。
WEBでやるとしたら、contentsをアップロードしてもらって、contents以外を自動生成して、zipで圧縮してダウンロード。という流れか。html、cssを作るところが面倒なら、テキスト流し込みだけにして、htmlの生成、デフォルトcssもWEB側で用意するのかな。
確実な一次情報源はこちら → EPUB3チュートリアル
※ちなみに。
EPUB の構成を見るために、中を覗く。.epub という拡張子だけど、実際は zipで固められているので、拡張子を .zip にして解凍すればOK。
mac OS X で hohoho.epub を hohoho.zip リネームしてダブルクリックすると .cpgz という拡張子のファイルになってしまう。デフォルトの解凍.app は、mimetypeから別のファイル形式だと判定してしまう、らしい。
【解決策】
ターミナルで unzip hohoho.zip と叩けばOK。
content.opf の生成など、続きは → EPUB3作成webサービス
縦書き表示のスクリーンショット → kindle KDPの縦書き表示
実際に作ったページは → EPUB3::かんたん電子書籍作成
EPUB3をkindleのKDP登録に使う場合、少しクセがある。そのあたり、検索されているようなので、この雑記帖に散らかしてある縦書きやkindleの目次についてなどへのリンクをまとめてみた。
こちら → kindle EPUB3作成のまとめ1
» ローカル環境で電子書籍を作る、Macアプリ・Windows版ツール 「かんたんEPUB3作成easy_epub」