また台風なのか…。
夕べは先日降格されたばかりの元常務(今はヒラ)と水道橋で飲み。そういった立場だし、わたしはわたしなんで、断ろうと思ったんだけど、タダ酒が飲める、というだけで行ってしまった。…で、酔っ払って、電車の中にウインドブレイカーを忘れて紛失して、新たに買ってたんじゃ(15700円なり)タダ酒が高くついたもんだ、しょぼ。
今日は朝からちょっと都合があって、朝いちで市役所。課税証明書というのを取る。市民課で取る、戸籍とかと違って、本人確認は保険証だけでOKだった。それはそれで話がおかしいような気がする。課税証明書には年収などが記載されているのだ。こっちの方が個人情報として慎重にしてもらわないと困るんじゃないのかなぁ。
200円払って証明書をもらって…あれ?封筒をくれないのか。受付で備え付けの封筒とかないのか、と聞いたら、近くにコンビニがあるんでそこで買ってくれと。
どうして封筒ぐらい用意してないのだ。「たかだか1通の証明書のために10枚も封筒を買うんですね?」と嫌味が口をつく。
小金井市は大赤字だからしょうがないかも、と思いつつなんかギクシャクとした印象だったなぁ。
会社では。原稿を片付けつつ、スキャンディスクを始めたら延々…。ただでさえやることがなくネット回りしてるというのに、スキャンディスクのおかげでIEを立ち上げることもできず、かといってこの雨の中、おもてに出るなんてとんでもなく。
しかたないんで、32Kbppエアエッジのザウルスでちんたら巡回。メール端末としてならこの程度の速度でもいいんだけど、Web回りはキツイ。ネットフロントで画像まで表示させてるから、というのはわかってるんだけど。HTMLのテキストだけ抜き出して閲覧するようにしてみるかしらん。
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ばら色の人生、最高っす
サッチモをMP3にエンコードして、ブリタニアでぶらぶらして、コンビニにサンドイッチを買いに出て、見上げた空はうろこ雲、という惚けた一日だ。
で、こないだの、わらわんだふるわーるど、でサッチモの他の歌詞もちとチェックしてみるかと。今まで油断して聞き逃してたんだけど、ホールドミーファストだのクローズアイズだのデンジャラスニアだの、あのダミ声で朗々と・嬉々とどうやらとんでもないフレーズを歌ってるようだ。
実際に歌詞カードを読んでみると案の定だった。ひとが英語わからんと思ってこんなことをうれしそうに歌ってやがったのかと…めちゃくちゃ嬉しくなってしまった。
la vie en rose にしろ、 two to tango にしろ、どれもこれも「謳歌」とでもいうか。サッチモが歌うと、人生を楽しむ・愛しむ、なんというか、こんなにもいいものなんだ、と染み入るんだよなぁ。まわりすべてが好きになれるというか。
いや、歌詞カードを書き写すなんて、中学生以来の出来事。…はっ、もしかして幼児退行を起こしてるのか、おれ。
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ブラブラと一日
絶好の晴天、空気もほどよく涼しく心地よい休日だ。予定も入ってなかったので、ひさしぶりに紅虎号を引っ張り出してみた。
どこ行くかな、とかなり悩んだのは、クビから肩にかけて寝違え系の痛みがひどかったというのもあるし、久しぶりすぎて見当をつけられなかったというのもあった。
んな時は例によっての獣道・巡回経路の野川〜深大寺〜吉祥寺。
途中の古八幡によったら相変わらずねこどもが世界征服を企んでひなたぼっこしながらの会議中だった。嘘だと思うなら 「キャッツ&ドックス」 というドキュメンタリー映画を見るべし。
そのまま深大寺にまで行って、さてソバでも食うかと思ったらまだ時間が11時前で開店早々か、まだ準備中ばかり。しょうがないんでほとんど休憩もせず、吉祥寺通りに出て、ジブリ美術館の横を北上して吉祥寺。はなまるでぶっかけうどん(中)をいただいた。チェーン展開してる安いうどん屋なのに、モッチリむちむちしたうどんはかなりお気に入りなのだ。
で、ここで愕然としたのが、チャリを降りての歩き出し。膝と腿がフラフラだった。こんな10キロにも満たないような距離走ったぐらいでこれはない。今年はクソ暑い夏と、だらだら雨が続いて7月以降ほとんど乗ってなかったから筋力が衰えた、ということなのか。実家の母がウォーキングをひと月ほど休んだら足が痛み出した、と。
「ちゃんと運動して筋肉維持せんと、歳やねんから、筋肉の落ち方も早いやろうしな」などとエラソに言ったのは、わたしでございます。まさかこんなに筋力ってのが落ちやすいものだとは今まで実感したことがなかったぞ。うううむ。
一度うちに戻って、ビタミン剤と シャンプーに↑ を買ってみた。ここんとこ、たぶんストレスと深酒で、また脂漏性湿疹がひどくなってたのだ。グーグルで検索するとけっこう効きそうなことが書いてある。これで治まってくれればいいけど…。
で、これが今日の晩飯。ラタトゥイユ。
野菜って甘いんだよなぁ、としみじみ。
作り方は簡単。
まず、たっぷりのオリーブオイルにみじん切りしたニンニクで香りづけ。ニンニクがきつね色になったら一度取り出す。
次に、薄めのくし切りにしたタマネギを弱火でじっくり。しんなりと透明になり、タマネギから汁が染みだしたら、ナスを入れてちゃちゃっとかき混ぜ、フタをして5分ほど放置。次にセロリを入れてやはりちゃやっとかき混ぜ、フタをして5分ほど放置。次にピーマン、キュウリをいれて(略)
最後に取り出しておいたニンニクを戻し、トマトを放りこみ、塩コショウして、ちゃやっとかき混ぜ30分ほど放置。
セロリのあたりでもう鍋の中には野菜のスープが染み出しており、ぐつぐつという音と湯気と濃厚な香り。
ポイントは最初っから最後まで弱火、フタをして放置、の2点だったな。
鍋いっぱいの野菜だけど、ご飯にもパンにも合うし、あったかくてもさめてても美味なんでこれはいいっす。けっこなコッテリ感で、ほんとにこれ、野菜しか使ってないのかと一瞬信じられないほどのコクの深さだ。
ほんと誰かおれのこと嫁にもらってくれ。
水気をおぎなったり、余計な調味料いれたりすると不味くなりそうです。
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いきなり今度は寒いぞ。。。
夕べはフラフラと駅前の鬼無里で一の蔵。山芋の唐揚がツマミに絶品でありました。
いや、担当雑誌がなくなってたので先月末、今月頭に下版を終わらせてからデスクワークはヒマでヒマで、実は連日会社でブリタニアなのだ。雑誌が終わるとわかった時点で会社を辞めるつもりだった、てのもあって、気をつかってくれた回りから次の企画を、と言われてもテキトーに流してただけだし。わははは。…って、危機感ゼロやな、おれ。
10月11月で上下2巻で出すコミックスが最後の仕事で、それも2冊ともカバーは終わってるし、本文も10月売り分は終わって、来週11月売り分の青焼きを下版すれば終了だ。
辞めるのはいいけど、なにをしたいのかが特にないからこれがまた困ってたりするんだよなぁ。
去年、わたしと同じような条件で(同じく資格なしの単なるオッサンとして)辞めた、いわば先輩がいたのでメールで相談してみたところ、やはり現実はかなり厳しい。彼の場合まったく別業種への就職だったからそれもシビアだったのかも知れないが、意志の強さで乗りきっている。
わたしも別に編集にこだわるつもりはない。ていうか、できればちょっと離れたい気分でもある。というのも、エロマンガの現状を考えると、とても採算の取れるような雑誌を作る自信はない(一部勝ち組とコミックスしかやってなくて無理するしかない出版社以外は軒並み撤退傾向だという事実をちょっと見ればどうにもなぁ…)
ただ、まったくなんの資格もないので、ほんの少しでもメリットとして、20年編集やってた=校正ができる・DTPがわかってる、という世間の誤解に乗じて探してみようかとも思ったり思わなかったり(まったくのハッタリというわけでもなく、実際、予算もなかったので自分たちの雑誌やコミックスのカバーデザインなどはすべて各自がやってた)この程度ならはいて捨てるほどいるだろうけど、たぶんはいて捨てられるというところで人材の回転は早そうなので、とりあえずもぐりこむならこのへんかも、と。
あと、まったくの素人よりは、少しだけパソコンやネットに関して知ってるのでそっちを絡めた仕事も考えたいかなぁ、とか。
ハローワークと派遣登録の2本立てのつもり。
身から出た錆びとか、ひょうたんから駒とか、とんびが鷹とか、最初まったくいんちきに話してたこともひとつあって。
ちょっと介護の勉強もしておこうかとも考えてたりするのだ。もちろんテキトーなわたしのことだから、大変そうだと思ったらちゃちゃっと投げちゃうんだろうな。
今月いっぱいはまだ今の会社でウルティマ三昧、ちょっと休憩して来月あたりは就職活動の雑記となります。単なるオッサンの就職活動の(リアルタイムで赤裸々な)記録というのも需要があるかも知れませんですね(なんのや)
とにかくなんにせよ、と現状思考停止、それもこれも、きちんと辞めて、各種手続きをしてハローワークに行ってみて初めて実感だか痛感することだと思っておりますです。
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雲ひとつない秋晴れだ
昨日、退職願を提出。20年以上勤めてきた会社を辞めることになる。この不景気に普通免許も持っていない43歳のオッサンがどーすんだろう、と思いつつ。
人生にはいくつかの大きな岐路というのがあって、きちんとどちらを選ぶか選択する必要がある。
ちょっと振りかえってみると、いや、チョロくラクに世の中を舐めた態度の選択でやってきたなぁ、と我ながら呆れてしまう。
今現在、わたしの取ってきた選択の中で最大のものは、東京にくることにした、だろう。当時、わたしは同志社大学に行くつもりだった。入学金も払ってもらってたし、第一志望だったこともある。ところが、当時の友達が東京の大学を受けにいくというじゃありませんか。わたしにしてみれば東京観光旅行のつもりでついでに早稲田を受験。もう心は同志社大学だったから当然改めて受験勉強などすることもなく、友達と東京タワーとか原宿に行ってみたり。ところが「たまたま」なにかの間違いで受かってしまい、流されるまま勢いのまま東京に「出てきてしまった」のだ。その数週間前まで、自分が東京にいるなどというビジョンはどこにもなかったというのに、だ。
次は就職だろう。今から思うと噴飯モノ。ふざけるのもいい加減にしろ、といいたくなるのだが、当時かっこいいとされていた「とりあえずマスコミ業界」ということで実態もわからないのに広告代理店だの出版社だのをチャラチャラと受験。大学4年の年は全部落ちる。そこでなんか別の堅実な(と思われる)ところにもぐりこめば良かったんだろうけど(当時はバブルで学生の売り手市場)「嫌だから」という理由だけで単位を落として留年。ホント、今からすると、まったくもってふざけてるよなぁ。大学5年となりバイトにせいを出してたらバイト先の専務から社員にならないかというありがたいお誘いを受けるも、やはり実態をを知りもしないくせに「マスコミ」とやらにこだわって断って、今の会社に滑り込む。
ようは、無責任に先の見とおしも計画性もなく、その時その場で「流されるまま」か「勢い」か「好き嫌い」か、というのが選択の基準でしかないんだよなぁ。
とはいえ
「後悔はするけど、反省はしない」
というのが、わたしの性格・ポリシー。しょうがないやなぁ、と。
今回、いろいろあるのだけど、ひらたく詰めていうと「嫌だから」という理由だけでの退職。今までの行動原理とまったく変わることなく、それはそれで一貫性のある行動(なんのこっちゃ)しかし、この不景気に普通免許すら持ってないオッサンに次はあるのか、と言われるとスミマセンと謝るしかない状況だろうなぁ。
担当雑誌がなくなり社内失業で精神的に苦しい思いをするのか、実際に失業して生活苦に喘ぐのか、の選択で、気持ちが苦しいのは耐えられんので生活苦を選んでみた、というのが真相だ。
今まで43年間と同じだ、この際だから、ちょろく生きていける限りちょろい方向でやっていこうかな、とも思う。
と、これだけだと、正真正銘本物の軽佻浮薄、ロクでもないバカということになるんで、少しだけ自己弁明すると。
小学生の頃は新聞社に憧れてたりするし、中学高校大学ではSFなどの小説にあこがれてた経緯もあって「フィクション」に関わりたいというのがあったりしたので、なんだかんだあるにせよ結果的に自分なりのビジョンは実現してきたのかも知れない。その点で、わたしは恵まれたところにいるのかも、と謙虚に思うこともあるのだ、こう見えても(って、どう見えてるかしらんが)
なもんで、だからこそ、これからが本当に問題だなぁ。
あ。ここを見てるであろう身内のひと、とりあえずまだ内緒ね。
てことで再びヨタ話再開するです。うううむ、この間、神のレシピもあったんだけど、メモってないからまたそのうちだ。
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びっくりしたぁ
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself, what a wonderful world
I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day, the dark sacred night
And I think to myself, what a wonderful world
The colors of the rainbow, so pretty in the sky
Are also on the faces of people going by
I see friends shaking hands, saying how do you do
They're really saying, I love you
I hear babies cry, I watch them grow
They'll learn much more than I'll ever know
And I think to myself, what a wonderful world
Yes, I think to myself, what a wonderful world
いや、久しぶりにサッチモをmp3に放りこんで電車で聞き流してたら、ボロっと涙が落ちてびっくりしたー。
これって意訳すると、
樹の緑が目に染みるだろ、バラの赤いのもええ感じやん。ほぅれ、見上げてみそ、空は青いし雲は真っ白だろ。なにやらうれしい輝かしい昼間と、神聖な夜と、まいんち、うれしたのしいじゃないか。
空にかかる虹はいとしいし、ほれ、そこここで握手して愛し合ってるじゃないか。赤ん坊の元気な泣き声をきくと、その成長が想像できるだろ。
なんやしらん、ごっつええ感じやなぁ。
ということだろう。縁側でぼーっとしてるジジイのタワゴトだかウワゴトにしか思えない歌詞なんだけど(あ。誤解されそうだ。決してけなしてるわけじゃないです。念のため)これがサッチモの声に乗ると、しみじみシアワセ感漂う。で、不覚にも電車の中でじんわりしてしまった。
昔、読んだエッセイだかで。
「いや関東のなんちゃらっちゅー落語家が、落語は芸術だ、みたいなこといっとりましたが、そんなことありません。落語そのものは芸術でもなんでもありまへん。
落語っちゅーのは良くできたお話を、上手な話し手が、上手にお話して、その瞬間が芸術になるんですな。
…で、その芸術をこれからやるわけですが」
という落語のマクラを思い出した。
じゃすらっく、という音楽関係の著作権者権利を守るごりっぱな団体さんが、歌詞の一部引用にすらいちゃもんをつけるのはどうかと。
歌詞だけで、その歌が成り立っているわけじゃない。歌詞、曲、演奏・歌い手があって初めて完成するものだろう。
冒頭のように全部書き写すなんてのは論外の違法行為。しかししかし、この歌詞だけでどれほどサッチモの「WHAT A WONDERFUL WORLD」が分かるというのか。
これすごいんだゼ、と感動したら人に伝えたくなるのが人情ってやつで、むしろ宣伝になるっちゅーもんだろ。
騙されたと思ってサッチモ買いなされ。聞きなされ。あのダミ声で「ばら色の人生」とか「チムチムチェリー」とか、もう傑作です。たまりませんです。
実はまだ自粛モードなのに、ついつい。やはし、サーバー移転で使えないCGIが出たなぁ。今んとこ修正する気力がないので放置プレイ。
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