50歳甲斐性なしの原因
仕事、とか、稼ぐ、とかの意識が希薄なんだ、と気づく今さら。
時給で食ってる身だ。休みの日にウチで仕事をしたところで時給・稼ぎにならない。一時間ナンボが、無駄に無意味に減ってしまうだけ。仕事するなら、事務所に出て仕事をすべき、なのが時給生活、というヤツ。
ところが、いまやってるモノが面白い。店舗のデータベース作成とそれのオペレーション用スクリプト作成、携帯電話用掲示板スクリプト。mysqlにテーブルを追加しなきゃとか、きっとこっちのが便利とか、思いついてしまうと、ウチでごそごそやっちゃう。金にならない、むしろ稼ぎが減ってしまうことになるのに。
面白いかどうかが判断基準で、もう50歳だ。そりゃ甲斐性なしのごくつぶしのできあがり、というやつだ。
雇用する側にしてみれば、こういう稼ぐ意識の希薄なごくつぶしをうまくおだてて好きなことやらせりゃ、休みでも自宅で勝手に仕事してくれるので、安くあがる。両者にとってしあわせな環境、かもしれない。
そもそも、海外旅行に行きたいとか、毎年ブランド物を買いあさるとか、いわゆる贅沢な上昇志向みたいなものがないので、それでOKだったりするし。
日曜の明日は、スクリプト書きではなくて、店にひとが足りなくて、急遽店番に入ることになった。うーむ、店番しながらまともに動くパソコンがあればいいんだけど。
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50歳時給生活一ヶ月
とりあえず、時給生活ひと月経過。具体的な金額は言わないけど、前職の動画DL販売のベンチャーで社員としてもらってた給料の、ほぼ1/3、だなあ(もっとも、前職がバブリーっちゃバブリーだったかな)
50歳、運転免許なしで、地元の仕事探しプラザ的なところでコンサルのおばちゃんに言われたのが、工場内軽作業手取り14~16万なので、それと比較すると金銭面はまあまあ、どうにか、といったところか。
生活レベルをシュリンクして、この範囲でやっていく。
というとなにやら悲壮感とか貧乏臭漂いそうだが、自分としてはそうでもなく。渋谷あたりで横文字・カタカナ言葉を使って必死にガツガツと虚業にしがみつくのは前職でもう十分、一本100円しないモツ焼きと280円のハイボールを年金受給者のおじいちゃんたちとカウンターでかみ締める生活感というのも心地よい。
ギリシアとかアメリカとか日本とか、成長し続けなきゃいけない資本主義、って永久機関的幻想じゃね、と甲斐性なしの初老は思う。
とはいえ。あっという間のひと月、このまま継続できるかどうか不安定な状況なので、なにかやっとかないとなあ、と思いながら、あっという間のひと月(重ねることによる強調表現だ)この先どうなるかわかったもんじゃないので、とにかく、いろんなことに「いっちょかみ」して、自分でできることは何でもやって、少しでも次につながることをしておこう。
吉里吉里/KAGを使って、ノベルゲームを作ってみる。
https://doncha.net/ のほかに、なにかWEBサービスを考える。
まだまだ残暑、ですな。
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コミケ終了
夏コミは、今年も暑くてバテバテだった。
でも、やっぱり面白いんだな、これが。個人が自分で作ったものを自分で売る、ハレの場所、だ。まず作りたい・書きたい・描きたいありき。売れる売れないは結果。もちろん売れるほぼイコール認められたことになるんだけど、まずは作ることがある、というところが大切。マーケティングだ原価計算だのがあって、そこから作るのもいいけど、ものづくりの出発点とはちょっと違う、ような気がするし。
みんなの熱気があふれかえる3日間の約55万人。
出版や放送など、ビジネスとしてのクリエイティブが萎えてきているように見えるというのに、個人の集まりは勢いを増すばかり。個々人を応援、盛り上げる仕組みを考えられれば面白くなるに違いない、とずっと思ってんだけど、膝をはたと打って啓けるようなアイディアもなく。うーん。
とりあえず、今年は、不義理してちょっと顔合わせするのがキツイかなあ、と思ってた漫画家さんのスペースをふたつばかり。まいなぁぼぉいさんとねぐら☆なおさんのところに顔を出してみた。呼び込みに汗する永山薫さんのところにも。新刊が並んでいて相変わらずエネルギッシュ。素直に頭がさがる思いだった。
売り子をした 下町飲酒会駄文支部 にきていただいたかた、ありがとうございました。新刊の「歩きながら彼女たちは」は、クトゥルフねたの短編3つ、身内ボメですが、傑作。通信販売もしていますので、よろしくお願いします。
猛暑日が続く明日からまた時給生活。がんばりまっす。
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地元は盆踊りだった
おばあちゃんダンサーズが輪になって踊り、おじいちゃんはビールをがぶがぶ飲み、子供は屋台を走り回る、の図。不景気は止まらないものの、楽しいオーラはいいもんだぜ。
「がんばって続けていましょうね」とアルバイトのおばさんに言われ、「いろいろ思うところあるでしょうが、とにかく、慣れてください」と若手課長に言われる、50歳フリーター。
せっかち・短気、話があちこちに飛び、思いつきの朝令暮改、目の前の相手には自分と同じ理解があることが前提なのに、ひとの話はほとんど聞かず、一喜一憂どころか一喜1千憂しては当り散らす。
いやもう、規模の大小、老若男女問わず、社長族の特徴。そのあたりの耐性はあるんであまり気にならない。
それよりも。自分の立ち位置がハッキリしなくて落ち着かないのが困る、んだよなあ。ホームページの改修・新築・運用の雑用のはずだけど、それに関しては、いまんとこ、ボタン画像をひとつ作っただけ。店内POPや告知物(印刷物)をイラストレーターで作るのは面白いし、店番のレジでお客さんと話すのも面白い。これ当然ながら、時給は同じ金額。今までは基本的になにか(本とかWEBのページとか)を作って・カタチにして金をもらってきたので、買い物出てただけ・エクセルにリストを打ってただけで同じ金額もらうのも、こんなでいいのかなぁ、と落ち着かない。
うーむ。目先稼ぐためには、全部なんでも、という立ち位置になっちゃうのかなぁ。
《ピンチになれば……》と川端淳司はいった。
《逃げればいいんです》
考えんといかんなぁ。
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50歳の転職市場
フリーターの50歳ですまん。
人材屋さんからお断りされてみてつくづく。人材屋さんとしては、50歳の兵隊に商品価値はない。彼らが50歳に求めるのは、経営経験、マネージメント経験。将校クラスを求めているのであって、老兵は不要なのだ。
で、ハローワークなどの求人を自分で探すと、50歳兵隊に求められてるのは、ビルメンテナンス・警備の資格。言葉を選ばずにいうとブルーカラー系の資格ということか。
大きな企業の終身雇用に乗っかってる人以外は、将校か、有資格ブルーカラーか、という両極端。もしくは独立起業、個人事業主。
50歳前後で、業務に関する知見、リテラシーがあって、兵隊として働きたい人間の転職市場があってもいいんじゃね、と思う。知識経験はほぼ変わらないのに、30代40代と違って安く買い叩けるし、50代だと会社が雇用する年数もせいぜい5~10年なので、雇用する側にするとリスクも少なくてお手軽で美味しい人材に見えるんだけど。
もちろん、仕事の現場が20代30代のところに50代の人間がはいってハマるかどうか、という心配もあるだろうけど、終身雇用年功序列じゃなければ、そんな問題じゃないはず。面接してひととなりを見て決めればいい。…んだけど、50歳で兵隊で、ってだけで履歴書段階でハネられるんだよなあ。
リクルートやイーキャリアなんかの人材屋さん、50代兵隊の市場ってあると思うんで、そこに特化した部隊を作ってやってみませんか。いや、ぜひやってくだされ。おれのために。
てことで明日から8月。ううううむ。
独立起業とか個人事業主かって、厳しいしねえ。
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50歳フリーター生活
とりあえず、地元でフリーター生活を始める50歳だ。
今までのキャリア・スキルとなる、編集やWEB制作で、その専門の業種、出版社や編プロ・WEB制作会社で求められてるのは30歳程度まで、というのは何度も痛感。
本業が別にあって、ネットをやってみよう、というようなところがハマるかな、と思って探してたら、地元のチェーン展開してる商店が募集してたので、行ってみた。WEB関係とパソコン雑用・軽作業、といったところか。
ただ、こういうところって、経営者がネットに過大な期待を抱いてる傾向があって。
「ネットで新規顧客の獲得」「ネットで集客」「ネット展開を本業の付加価値として従来の顧客にアピールできる」
どれも、WEBの仕事ではあるんだけど、見る見る生えてくる、とか、飲むだけで痩せる、みたいなことはありえない。ECサイトなど、立ち上げて1年ほどは真っ赤の火達磨状態、というのがありがち。ネットならではのニッチなところを地味に潰して濃いアクセス・ユーザーを獲得していく、とか、本業側の業務をサポートするような仕組みをサイトに入れ込んで合わせ技というか同じドンブリで計算する、とかしていかないとなかなかひとり立ちは難しい。
胃が痛くなるSEOを検討していったり、ユーザビリティを高めるためにユーザー行動をチェックしてプチリニューアルをしたり、割りと見えにくい地味な作業でサイトをチューニングし続ける、というのが実際のところ。そういったことをやり続ける辛抱があれば、サイトは確実にひとを呼べるものになる、はず。
てなところで今日は地元花火大会だった。
やっぱり花火は、ライブが一番。音と振動を直接感じることができる。ひたすら盛り上がった。スピルバーグのひとりもいれば、きっと、ジャック・ニコルスンがニタニタ笑いながらナイフを振り上げてたり、巨漢の黒人が目をうるませて花火舞う夜空を見上げてたりするんだろうなあ。
ケータイでとったショボい写真 https://photozou.jp/photo/show/218335/90621681
って、2006年からやってるのに https://doncha.net/ こっちをうまく盛り上げられていないから、エラソなことは言えないんだけどね。
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