夏風邪
相変わらず、というかコロナの感染状況が酷いことになっている今日このごろ。体調不良で転がっていた。
8/3ぐらいから喉のイガイガと咳が始まり、8/8夜ぐらいから熱が出始めて、咳き込むと喉に焼けるような痛み。
去年コロナに罹患した時と症状はそっくり。その時と比べると。
喉の痛みは焼けるような感じだけで外傷で掻きむしられるような感じはなくなって、熱は38度弱から37.5前後と、レベルは下がった体感。
そもそも7/27にワクチン接種したばかり。まさかなあ、と思いながらも熱が37.5ぐらいまで上がると、身体がかなり「しんどい」
8/10にかかりつけ医に電話して診察してもらった。
体調不良を訴える患者さんは11:00から受付で15分刻み。対コロナ完全防備の看護師さんに酸素濃度や血圧など測られつつ問診票に記入後診察となる。
コロナとインフルの検査は陰性。葛根湯、痰を抑える薬、炎症を抑える薬、頓服のカロナールを処方されて終了。待合室を見ると患者さんがひっきりなしだった。
薬局の外から電話を入れて薬を出してもらって帰宅後薬の服用を始めた。けど、熱が下がらずしんどい。カロナールは38度ぐらいになったら使ってね、と薬剤師さんだったけど、痛いのとかつらいのには人一倍弱いので、とりあずカロナールを1錠だけ。
さすがに熱が少し下がってラクになった。
だけど8/11は相変わらず。熱が出てしんどいし、咳き込むと喉の痛みも酷い状態が続く。
抗原検査の精度は落ちるという話もあり。先生も気になるようだったらPCR検査しますけど、時間もかかるし、症状が出てから時間も経ってるので仮にコロナだとしても収束する時期、ということで昨日はスルー。
とはいえ、休むと連絡したらくそシフト仕事のリーダーから再検査するようにとSMSが飛んできてるし、しんどいのは続いてるので再検査をすることにした。自分の感覚でもコロナ濃厚だったし。
前回コロナの検査をしてもらった近くの発熱外来もある医者で8/12 12:30からの枠が空いてたので予約。ここはかかりつけと違って新しくできたところでしっかりネット対応。アプリまである。
ところが行ってみると廊下のパイプ椅子までいっぱいに埋まっている混み具合。実際に検査室に入ったのは13:15ぐらいだった。
検査となって抗原検査にします?PCR検査にします?と。あれ?時間がかかるんじゃなかったけ、と思ったけど15分ほどで結果は出るらしいんで、PCR検査をお願いした。さすがは発熱外来というところかな。
結果。こちらも陰性。
抗原検査でも別の日のPCR検査でも陰性となれば、さすがにコロナを疑うわけにもいかない。今日は熱も平熱まで下がっていて、身体がずいぶんラクになったということもあって、夏風邪ということで落ち着いた。
エアコンで肌寒く感じたり、焼き殺されるような陽射しにくらくらしたり、寒暖差のストレスに身体が負けたな。老人にはついていけない。
にしても、コロナが酷いな。
病院ふたつに行って、目撃したことに改めてビックリさせられた。どちらも患者さんが行列待機状態じゃないか。
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映画『海街diary』
アマプラでなんとなく観始めた『海街diary』がびっくり。目が離せず、じんわり染み込んできて涙腺がいたるところで決壊してしまった。
派手な事件、出来事は何もないのに画面に釘付け。丁寧な人と人の距離感がめちゃくちゃ優しくてじわじわ涙腺に迫ってくる。役者も全員キャラ立ち。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの目の高さが揃ってる。どの目線も、とにかく優しい、のひと言。
画面の絵面も優しさに溢れている。
伏線も細かい。
事件らしい事件も起こらない、家族の日常。少しずつ重なるキャラたちの背景。それだけ。家族は物語になるんだなあ。ていうかどんな出来事も事件てことか。
半村良の葛飾物語も同じく。法要の度に集まる親族のエピソード。これも事件らしい事件も起こらない。親族、各家族の近況報告。
これもしみじみ泣ける。
もちろん。家族だけど、血の繋がりは関係ない。海街diaryは異母妹を引き取って家族になる話だ。
共同体というのともビミョーに言葉のニュアンスが違うと思っていて。だからといって父母がいて血の繋がりのあることが前提とも違う。
一緒に過ごした時間だけじゃなくて、一緒に過ごさなかった時間も共有できるひとたち。
家族、疑似家族ものには、わたしの涙腺は抵抗力がないんだ。
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ツイッター後のSNS事情
ツイッターが亡くなったんで、あちこち模索しつつ、今までのほかのSNSも整理整頓。
いや、お前のSNS事情など知ったこっちゃない、というのはもっともだけど、ここはわたしのあんなことやこんなことの垂れ流しの場所なので、知ったこっちゃないのは承知のネタ。今回はほんとただの備忘録。
まず最初に、Facebookとinstgramはアプリ削除。
もともと、ザッカーバーグというやつのソフビ人形みたいな顔が気に入らないのはともかく、メタのやってるSNSは、フィードの表示基準がまったく理解できなくて論外。なんで今、その投稿が最初に表示されてる?とか、マッチングで表示するとかいってる広告もハゲだの大人の出会いだの、いくらなんでもクソすぎて見るに堪えない。
ハゲは病気じゃないし恥じることでもない(ちょっとかっこ悪いだけだろ)大人の出会いってシモの世話も視野に入ってくる還暦はそっちのシモの話じゃない。
まあ、ありていにいってfacebookもinstagramもクソ。
facebookはリアル知人たちがいる、instagramは亡くなったみけさんの写真だらけ、ということでアカウント削除まではできないんで、アプリ削除で勘弁してやる。
さて、Xこと元ツイッターだ。
(旧)ツイッターのAPIを使って公開しているWEBサービスについては、サービス終了や一部機能の停止をアナウンスしたのでこっち側の手当はした、つもり(ずいぶんいろいろなところでツイッターのAPIを利用してたなあ…)
なので、ツイッターを使い続けるメリットはもはやどこにもない。
…メリットはないんだけど、わたしが見たいアカウント、ツイッターでしか見ることができないアカウントがいる。具体的には、猫アカウントのひとたちなんだけど、わたしが見てるひとたちは、本当に猫が好きだし、猫との距離感もいい感じだし、いちいちコメントも頷けることばかり。
なので、Xについては、アプリ削除すると困る。
非公開リストを作って、猫アカウントのひとたちを登録。Xにログインしたらそのリストを見る、だけにする。
ちなみにリストの名前は「twitter」にした。
(こっちは、かなりイケてる猫アカウントばかりを厳選してるので、興味のあるひとがいたら連絡ください。こっそり共有します)
そして「ツイッター後」の今日時点でいうと。
Mastodonに軸を移した。
この雑記帖でもここんとこのネタはActivityPubばかりなのはそのへんのことがあったから。
ザッカーバーグやマスクのところに依存することがない、誰かやどこかに依存することのないFediverse、連合空間に魅力があったから。
今のところ、以下の4つのサーバーにアカウントがある。
https://bookwor.ms
https://fedibird.com
https://himagine.club
https://mstdn.jp
2017年、6年ぐらい前に登録してる「本の虫」https://bookwor.ms 以外はつい最近。ActivityPubのテストも兼ねて登録したところ。どのサーバーもオススメできると思う。
この中で一番(旧)ツイッターっぽいところは「fedibird」かな。
「himagine」はちょっとオタク臭が強いので、わたしは平気だけど、抵抗のあるひともいるかもしれない。
「mstdn」は登録者数も多くてそのボリュームがいいところだろうと思いつつ、おひとり様APサーバーのテストでしか使ってないので、ここの傾向と対策は不明、だ。
で、Mastodonというかそっち系は、Facebookやtwitterとは違って、複数のサーバーの集まった連合集団。
1つのアプリで見るものを共有できる、というものではないのがボトルネックになる。
PCのブラウザで見ればいいんだろうけど、SNSの利用状況は、スマホファースト。となったときに、スマホでブラウザで、というのは老眼老人には厳しいんで、アプリを探すんだけど決定打がない。オススメされたアプリで見たんだけど、たぶんサーバーごとに実装が違うところがあって、同じ操作で同じ表示になっていないっぽい。
ひらたく例を探すと。
医者の待合室。おばあさん、おじいさんたちが、テレビのニュースやワイドショーにいちいち頷き、ツッコミを入れながら知り合いのおじいさん、おばあさんとあれはねえとか共有する世界があって、(旧)ツイッターはそこにちゃんとあったんだけど、今のツイッターもマストドンも、あっちこっちのテレビの言うことが違うんで、そんなん聞いてへんで、という齟齬がでてくる、ということになってる。てな感じかな。
そのあたりの状況をちょっと把握する必要があるかもだけど、Mastodon系はツイッター後のSNSとしては面白いんじゃないかと思ってる。
で、んなことを踏まえつつ。
そのマストドンと繋がるおひとり様サーバーというかオレオレサーバーも最低限のActivityPubを実装できたんで、SNSはマストドンだけでいいんじゃないかという今日このごろです。はい。
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非中央集権型SNSがオススメ
ポケモンGOも開かず、スクリプト書き、調べものばかりのほぼ2週間だった。
ウチにいる時間のほとんどを使った、と思う。
その結果、ActivityPubを通じてFediverse連合空間に参加することができた。
その連合って、なんのこっちゃだけど。マストドン(Mastodon)やmisskey、といった非中央集権型SNSサーバーというやつで。ツイッターやfacebookみたいに私企業が公開提供するひとつのサーバーに集まるのではなくて、あちこちに散らばるサーバーがあってそれらがActivityPubという共通の言葉を使って繋がるというもの。
中央集権型(ツイッター、Facebook)に対する非中央集権型(Mastodon、misskey)という図式。
独裁国家vsパルチザンとか、米帝vsベトコンとかそんなもん(違
インターネッツのまだ普及していない昭和の頃でいうと、PC-VAN、日経MIX、Nifty-serveがパソコン通信の代表。それに対して個人レベルの草の根BBSみたいなものもそれなりに立ち上がっていた。という状況にふたたびだかみたびだかになるかもしれないなあ、と。
電話がご町内に一台、一家に一台だった時代から、いまや、家族全員ひとりに一台ケータイを持つ時代になってるし、個人がひとりサーバーを持ってネットワークに繋がる時代とかになったら面白いかもしれない。
中央集権型サーバーだと体制側の恣意的なコントロール下に置かれるのに対して、非中央集権サーバー群の場合はコントロールが効かない。アナーキーでファンキー、グルービーでカオスな状況になる。
なんかすげー死語だらけの戯言だけど、昭和なもんで勘弁してください。
てなジジイのヨタはともかく、ActivityPubの実装は面白くって、それで調べてたMastodonなんかはどこかのサーバーに参加することをオススメ。
https://mstdn.jp/
↑最初は最大手っぽいココあたりから。
ツイッターもフェイスブックも最初の頃は誰しも使い勝手がわからず苛ついたことがあったと思う。Mastodonも最初は使い勝手が違うんで苛つくと思うけど、そこを乗り越えればけっこう居心地はいいんじゃないかな。
超初心者向けMastodonガイド
https://prgm.x0.com/mstdn/
↑こちらの解説がわかりやすい。
ところで、なんでお前はActivityPubとかわけわからんことやってるの?それって何かなるわけ?金になるの?と言われると困るんだけど。
面白いから、としか言えない。
Webhook的に ActivityPub に投稿する実装を作った
オープンな仕様 ActivityPub の力を借りて自前実装で他の実装とつながれる体験は心躍るものがあり
↑200%同意。首肯1000回。
その時には何にもならないことも、いつか何かになるというのは仙人に弟子入りのテンプレ。人生に無駄な時間など1秒もない…んだけど、そろそろ終いを考えなきゃいけない歳だから、あまり偉そうなことを言う時間などない。
詠人不知。
ちなみに。
https://t2aki.doncha.net/?cat=64
↑最小限のActivityPubを喋るサイトの作り方はこちら
素人なりに真面目に調べて書いたので、それっぽい情報になってると思う。
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リアルタイムWEB
ツイッターのサービス開始が2006年ということだから、その頃に話題になった言葉が「リアルタイムWEB」。2010年頃の「アラブの春」は確かFacebookの拡散力があったからとかないとか。
拡散力もそうだけど、その「リアルタイム」、文字通り「即時性」というか「刹那的」なのがわたし的ポイントだった、かな。
時系列で流される投稿は目の前のタイムライン、フィードからすぐに流れて雲散霧消。自分の投稿も他人の投稿も時間がたてば流れていくだけ。
自分がタイムラインを覗いた「その時その場」がすべて。
投稿をするのも投稿を読むのも、知らなかった誰かを知るのも「その時その場」のたまたまのできごと。
個人が使うツールとして、それまでの流行りだったコンテンツ蓄積系のブログに対する解答、てところだろう…ツイッターはまさにその最適解だと思ったんだけど。
ひらたく例えると「汲み取り便所に対する水洗便所」みたいなもの。
これは個人の好みとか志向なのでどっちがどうとは言えないし、用途次第ということもあるだろうけど、twitterやfacebookは水洗便所として登場したんだから、ちゃんと綺麗に流してほしい。
ツイートやフィードをアーカイブする、まとめることができたり、検索できたりするのは「リアルタイムWEB」の理念から遠いんじゃないかな。
そういったことは蓄積系のブログや従来のWEBページの役割だろうに。
前にどこかで書いたけど。奇想天外だかのかんべむさしと堀晃の昭和の頃の対談でのネタ。
駅のトイレに入ってたら「自分以外の時間が逆流を始めて」流そうとしていた自分のクソが便器の中で鎌首をもたげて、肛門を狙ってとびかかってくる恐怖。
ツイッターで検索できたり、アーカイブできたりするのはこういうこと(違
イーロン閣下ツイッターのグダグダで、ツイッターの後、ツイッター以外が話題になってる。
facebook、instagramと同じMetaがサービス開始したthreadsの恣意的に操作されるタイムラインなど論外で、ただただ流れる情報をたまたま何かの縁で拾える「袖すり合うも他生の縁」みたいな、リアルタイムWEBなSNSがあれば面白いんだけどねえ。
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古代メキシコ展
トーハクこと東京国立博物館で開催中の古代メキシコ展に行ってきた。
テオティワカン、アステカ、マヤ文明の出土品の展示で、目玉は赤の女王というミイラ。
相変わらずトーハクの展示は迫力だったなあ。見ていてまったく飽きないし、時間が足りない。
神々の犠牲があって成り立っている、という世界観?
なので生贄を捧げることになってたらしい。
にしても、神さまってのは人間につきものなんだなあ。
科学博物館でもペルー展(インカ)をやってるということで行ってみたけど、こちらは小さなコーナーで正直拍子抜け。
だけど、こっちは常設がスゲー。今さらながらびっくりした。
江戸時代あたりの日本は時間が一定じゃなく、季節ごと夜日中ごとで違ってたなんて、この歳になって初めて知った。
昼と夜、春夏秋冬で時間の流れかたが違うというのは、感覚的にはこっちが正しい時間のような気もする。
で、それをはかるための時計作りに心血を注いでいたという胸熱な展開もあったらしい。
今なんどきだい?という問いかけが実はかなり意味深だったんだなあ(え?
上野公園って、そこにある全部の展示と動物園まで見て回ると3泊でも足りないんじゃないかな。
で、ホテル代を払ってでも全部回る価値はありそう。
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