ネットばかり見てるとバカになる
なんてことはない。と思うけど。
ネットを徘徊していて、「人文系のひとたちはどうしたんだ」というのを読んで、なんとなく納得というか。
今、ネットで声のでかいひととか、(なんじゃそれ)アルファブロガーのひととかが言ってることって、もしかすると、100年も前から当たり前のように語られてきたこと、かもしれないよね、と。たまたまネットなんて道具を使える猿が人まねして持ち上げられてイイ気になってるだけの図、というのが、もしかしたら実態なんじゃないか、とか。
哲学とか宗教とか心理学とか、今どうなってんだろう。
わたしは哲学を志したこともなければ敬虔な宗教家でもない。ウィトゲンシュタインも般若心経もチョムスキーもソシュールもフロイトもユングも、ただただミーハーに、理解もなく、眺めるように読んだだけ。その名前を知っていてもっともらしく喋られればいいだけ、というだけなのでエラソにいうこともできない、ただの初老オッサンだけど。
科学ってのが頑張ってくれて、ひとにまつわるいろんな事柄を、DNAと海馬と腸で説明できんじゃね、と驀進邁進してるもんで、人文系の声が聞こえにくくなってる。でも、きっと。きちんと勉強している・訓練している哲学者や宗教家、心理学者が、ネットで積極的に発言するようになれば、今、持ち上げられているブロガーといわれる連中の大半は退場せざるをえなくなる、ような気がする。
[03/06 08:52:35]
わたしのバイブルは河合隼雄著作集。ネットを眺めて、それもありですな、よろし。とかしゃべるのかな。
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macとwindowsでディスプレイ調整?
ここんとこウチでは mac だったり windows だったり。ブラウザやエディタなど普段使う環境はほぼ同じにできた。
だけど mac って薄いなぁ。コントラストが低いというか、スミが4色ベタじゃなくて K 一色だけというか。ディスプレイのせいなのかなぁ。調整しようとしても最初のコントラストのところでウチのディスプレイはなんの変化もない。黒い四角の中の楕円がどうやっても浮びあがってこない。色が薄いのをもう少しでいいからなんとかしたい、とグーグルさまで検索してもうまくヒットしない。このぐらいの方が目に優しいのかもしれないけど…。mac使ってるひとってどうしてるんですかねえ。
仕事がらみのサイトでリニューアルにあたって、ネタの仕入れ。情報アーキテクチャというんだそうだ。まあ、そりゃそうだ、ということなんだけど、改めて読んでみると素直に勉強になる。
けど、たとえば同じ10時間。
・理屈をしっかり積み上げるのに8時間かけて実装するのに2時間。
・テキトーに裏付けて予想しながら3時間でまずは実装2時間、行きつ戻りつの修正に5時間。
どうも世間は前者らしい。なんじゃそりゃ。小理屈こねくりまわし屁理屈積んで、無駄なことはしたくない、というだけの話だろ、と。どっちにしてもその10時間で完成ってことにはならない。変更が容易なところに関して、水掛け論・宗教論争的レベルの議論なんてうっとーしーだけだ。たとえば。ラベリングが大事だってことは当然。だけど、テキストを変更すれば済むだけのところで、あーだこーだ「議論」するのはそれこそ無駄。まず検証目的ベータテスト的に入れてみてチェックすればいいだけ。そんなところで、ユーザー目線がどーしたとか整合性がどうしたとか、ガタガタやるのはうんざり。
https://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/04/13/5048
このへんを読むと、基本設計の大事さとか、作業優先順位についてがよくわかる。
二日酔いだし、疲れたよ。
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短縮URLのAPI
というほど、ごたいそうなものじゃないんだけど。
twitterでよく見かける妙なURL。どうやら長いURLを短かくして使えるようにしている。文字数の制限が140文字なので、長いURLを貼り付けるのはもったいない。てことで、URLの短縮サービスなんだろうな。いくつか同じようなサービスがあるんだけど、どれがいいのかわからず、なんとなくメジャーっぽいので tinyURL というのを使ってみた。
https://tinyurl.com/api-create.php?url=
パラメータにurlエンコードしたURLを渡してやれば、素気ないテキストだけで短縮されたURLが返ってくる。今どき定番のxmlですらない。仕事がらみで、とりあえず便利に使わせていただくことにしてスクリプトに組みこんでみた。
でも、本当のURLを隠蔽することにもなるのはどうなんだろう。隠蔽が目的、というはまた別の話。せっかく希望するURLを取得したのに、それをわざわざ隠すのはちょっと抵抗がある。ウチのような長いURLだけど、欲くて取った名前だし、どうせ露出するならこの名前で出したい、のでウチには導入を見送り。仕事がらみの方だって、本当なら本当のURLを出した方がいいんだけどねぇ。
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token secretの保存
しかたないんで、自前でセッション管理してみることにした。ユーザーのクッキーに記録するのはIDだけ。あとはそれを見て、DB_Fileに記録したaccess token と token_secret を引っ張り出す。
twitterの OAuth で使うtokenは永続性がある=ずーっと使えるって話だからこんな面倒なことになるのだ。その場限りなら、ユーザーのクッキーだけでもまあギリギリOKだろうと思ったんだけど、ずっと使えるトークンだと、ユーザーのブラウザのクッキーに記録させるのはちょっと怖いじゃないか。で、ずっと使えるのに、クッキーをその場限りにしておいて、いちいちアクセスさせるとAPI制限に引っかかりそうだし。
てことでコードを書くだけ書いた。それでも、これでも、やっぱり。面倒くさいだけのOAuth使うヒマがあったら、Basic認証でイケよ、どうせセキュリティ的には目くそ鼻くそだぜ、と思う自分がいて、モチベーションが上がらないまま、週末なのですでに赤ワイン。
とはいえ、yahooとかmixiとかgoogleとか、OAuthで繋ぐサービスがあるから、調べておいて損はない、はずだよなぁ。
ちなみに縦書きtwitter、「たてたったー」は、まだBasic認証です。
[12/27 16:26:52]
哀しいほどハマったので、メモ。 perl の Net::OAuthは、わたしには手におえないことがわかった。ちょろっと改造しようにも、オブジェクト指向とやらで、わたしのスキルではソースを追えない。ので、OAuthも自前で作った。そこでのハマりのメモ。
その1.
署名は、メソッド(GETとかPOST)、リクエスト先のURL(パラメータは入れない)、URLにくっつけるパラメータ。の3種類を合わせて元になる文字列を作る。このとき、各々URLエンコードが必要なのだが、ハマったのがURLにくっつけるパラメータ。
key=value&key=value形式でvalueをURLエンコードするのはいいんだけど、一度URLエンコードした上で&で繋いでひとつの文字列にしたら、さらに全体をURLエンコードをする必要があった。2重にURLエンコードするような感じ。
その2.
署名に使うシークレットキーは、コンシューマーキーとアクセストークンのシークレットキーがある。twitterの場合なのかHMAC-SHA1の場合なのか調べてないのだが、アクセストークンを取得するまでは、当然ながらコンシューマーキーしか手元にはない。
形式は各々URLエンコードして&で繋いで、それをキーに使用する。
コンシューマーシークレット&アクセストークンシークレット
まだアクセストークンのないフェーズでも&が必要だった。
「コンシューマーシークレット&」というケツに&をつけてキーにする。
https://developer.yahoo.co.jp/other/oauth/api.html
https://developer.yahoo.co.jp/other/oauth/signinrequest.html
さすが yahoo!実例が載っていて大助かりだった。
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縦書き twitter その後
APIを使って、取得したtwitterのデータを縦書きで表示する、名づけて「たてたったー」に、擬似縦書きもどき入力フォームをつけて、入力時にも縦書きで確認できるようにしてみた。
ttp://www.holeinthewall.jp/~butch/zakki/tatetatter.pl
こういう小ネタはjavascriptの出番。prototypeとかjQueryを使うまでもなく、textareaに入力された文字を keyup のたびに読み込んで、用意したdiv要素の中に表示していく。一見リアルタイム。
縦書きで表示するのは、ミソというかコロンブスの卵というか、float:rightした、幅 1em のdiv要素に流し込むだけ、という呆気なさ。CSSだけで縦書き表示はできるので、javascriptと組み合わせてこんなこともできるありがたさよ。
おもしれーっす。
[12/18 23:13:36]
ついでに。
ajax使って、新着情報を取りにいくようにした。公式のWebの「新しいツイートが?件あります」というアレだ。javascriptは好きじゃないので、悔しいけど、便利。
ついでに。
過去記事も見られるようにした。
どちらも since_id とか max_id をパラメータに渡してやればいいだけ。このシンプルさがいいところだ。欲しい情報を伝えればそれだけを返してくれる、のでなんか作るにしてもテキトーなものだったらスグにできちゃう。ネタ勝負。
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検索エンジンがなかったら絶対やらないこと
SEOとかいう、やっぱりWEBの胡散臭い話になってしまうんだけど、なぜか昨日のは頭に血が昇ってた、すまん。
yahooとかgoogleの検索で一位に表示されるにはどうしたらいいのか、というのがSEOというヤツ。いろいろな手法・技術だの枝葉の部分での議論、ユーザー視線とか検索エンジンの解釈といった発想時点での是非があれこれごちゃごちゃあって魑魅魍魎の跋扈する世界になっている。検索エンジンはECサイトなど集客の入り口になるので生命線。同業他社よりもひとつでも順位を上げたいのも当然。
そのあたり比較的わかりやすくまとまってたのが以下の記事
https://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/10/26/6751
で、そんなことは実はどうでもよくて。記事の文脈無視、ここで上げられている「検索エンジンがなかったら絶対やらないこと」という一文だけを引っ張り出して思うことがあったりなかったり。
現状、アクセスしてもらうには、yahooとgoogle、その他bingとか、検索エンジン頼みで、google八分という言葉があるように、検索エンジンさまにそっぽ向かれるとどうにもならない。でも、検索エンジンのことをこれっぽちも考えずにサイトを作っても、ソーシャルグラフじゃないけど、「つなげる」ための仕組みが充実してきている、ように思える。検索エンジンのことを考えて、この文章はHTMLの冒頭にないといけない、とか、レイアウト的にはこっちだけどHTMLは逆、とか不自然なことをしないでサイトを作ってもいいんじゃないかと。
検索エンジンが神の座を降りるようなことになったら面白いんだろうけど。
[10/29 23:59:06]
で、こんな雑記を書くと、googleのadsenseにはSEO業者の広告が。SEO業者・広告屋は信用できないんで困ったもんです。
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