ひまつぶし雑記帖

kindle本のレンタルが始まっていた

2013/8/21 [10:09:32] (水) 天気

「kindle オーナーライブラリ」というのがあって。

・読者側

kindle端末を持っている・Amazonプライム会員であるの2つの条件を満たしていれば、月に一冊(プライム印のついた)kindle本が無料でレンタルして読める。

月に一冊というのがよくわからない。

読者は、好きな本を何回でも借りることができます(借りられるのは一度に1冊、1か月に1冊のみです)。ただし、有効な貸出回数としてカウントされるのは、Amazonプライム会員が初めて本を借りる場合に限ります。たとえば、プライム会員の読者が初めて本を借りると、有効な貸出回数としてカウントされますが、同じ読者が後から再び同じ本を借りても、その2回目の(それ以降も同様)貸出は有効な貸出回数としてカウントされません。


You can borrow only one book at a time.
If you've already borrowed a book, 
you'll be prompted to return it
before you can borrow a different book.


日本のAmazonとアメリカAmazonのヘルプを引用してみた。

1)月に1冊無料レンタルで読むことが出来る
2)あるタイトルを借りていて、別のタイトルを借りるにはすでに借りているタイトルを返却する必要がある
3)有効な貸出し回数?

2がザルにならないように、3の有効貸出し回数というのを設定してあるのかな。
たとえば、家人など小説を月に4〜6冊程度は読む。ちゃっちゃと読んじゃって次レンタル、なんてやりだすと、月1冊=月1タイトルじゃなくて、月1冊=月5タイトル。漫画だったらもっと早い。

そのための有効回数の設定かあ、ふーん、と思って探してるんだけど、有効貸出し回数って、どこに書いてある? これはもしかして月1冊=有効貸出回数1回てことか。

一度借りた本は有効貸出回数にカウントしないということは、初めて読む本は月に1冊だけ。再読するのは月に何度でも返却・レンタルを繰り返して読むことができる、という理解でいいか(あとで実際に試してみりゃいいだけの話)

[08/23 09:18:41] 追記。
日本のヘルプはKDPのヘルプ=貸出し側に対する説明なので、解釈が違うな。
「貸出し回数」というのは出版側が読者に本を貸した回数、DL回数ということか。ある本がある読者に読まれた場合、1DLのカウントということで、同じ本が同じ読者にDLされてもカウントされない、ということっぽい。
(プライム会員アカウントと、kindle端末ID、本のコード(ASIN?)で紐づけられて管理される、イメージかな)

読者側が借りられるのはあくまで月に1回ということらしい。



・出版側

KDPセレクトというプログラムに参加して本を提出すれば、レンタル本に混ぜてくれる。
『kindle本のレンタル・無料キャンペーン』  (2012/12/4)

プライム会員数がどのぐらいいるのか不明なのでよくわからないけど、無料レンタルで読んでもらえるならそれはありがたい話(月一冊の椅子取りゲームになるかもだけどね)
作家、作品の認知度UPに多少なりとも繋がってくれればそれに越したことはない。小さなことからコツコツと、だ。

また、KDPセレクトグローバル基金(=Amazonが準備してくれる大きな丼)から、ダウンロード数に応じて分配金がはいってくる、かもしれない(Amazonの事務手続きは意外に大雑把というかなんというか、アレな感じだけど)

※ ちなみに、Amazonに限らず、サービス内容や規約は変更されることがあるので、この記事も、今日時点での話。

※ twitterで、kindleオーナーライブラリが始まったよ!というのを見かけたのは21日未明だった。




ウチの本もほとんどKDPセレクトに参加してるのでよろしくお願いします!

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モリサワMCBookからEPUBに

2013/8/20 [10:02:21] (火) 天気

モリサワのMCBookという電子書籍ソリューションパック
http://www.morisawa.co.jp/biz/products/mcbook/

大雑把に、InDesignなどメジャーな組版ソフトで作ったデータを変換、編集してapp storeなどの電子書籍アプリにするもの。
モリサワのフォントが使える、印刷現場・DTPではメジャーなモリサワということで発表当時話題になったのを覚えている。使ってみたい!と思ったら法人契約限定だったのでがっかりした記憶。

ところが iBookstoreオープンでAppStoreのブックカテゴリは、単純な電子書籍アプリは審査が通らなくなってしまった。  『AppStoreの電子書籍アプリは終了』  (2013/3/31)

AppStoreでアプリとして販売していた電子書籍をEPUB3にしてkindleやiBookstore、googleで販売、という流れに。(AppStoreで電子書籍アプリを販売している版元、制作会社はもちろん、電子書籍を作るためのアプリを制作販売しているところもダメージが大きいよなあ)


モリサワのMCBookはEPUBも出力できる。
…んだけど、わたしが預かったデータはEPUBチェックであっさりエラー。バージョンによるかもしれない。こいつをEPUBチェックを通るようにして、目次などナビゲーション文書をつける。

バラして中を見ると、構成は約束通りのEPUBパッケージ。問題が以下の3点。
・toc.ncxがあって、プロパティのnavを指定されているnav.xhtmlがある。ところが、このナビゲーション文書、本文の最初のページが記述されているだけで目次の役に立っていない。
・本文中にエラーになるタグがある。
・スタイルシートでモリサワのフォントが指定されいている。

ナビゲーション文書の作り直し。
content.opfはxmlなので、Data::Dumperで確認して、XML::Simpleで解析。フォルダ構成を見直して、再構築する。(「理解・分解・再構築」(c)鋼の錬金術師) 改めてcontent.opfを作り直して、nav.xhtmlは新規に作成。
XMLの長所・利点というか、こういう標準化された記述方式は、アクセス、理解が早くて助かった。

本文中のエラータグは適当にストリップ。ルビ関係のタグ程度だった。

モリサワのフォント指定は、明朝・ゴチックに太字をまじえてそれっぽく指定しなおし(ビミョーな感じ、というかやっぱり違和感。こればかりはしょうがない)

上記3点を直して、EPUBチェックもValidで通るようにした。

落とし穴だったのがkindlegenで警告。
max-width max-height
column-width -webkit-column-width
の4つのCSSプロパティは対応してないから削除した、と。

なんか見た目、変だよなあと思ってた扉ページや小見出し、画像表示などの部分かな。kindlegenが削除したのはレイアウトがらみのプロパティ。目視チェックで確認しながら、それっぽく指定しなおした。


別の話。AppStoreの件はかなり深刻らしく、廃業・事業変更なんて話まであるらしい…て、それだけAppStoreでの売り上げがよかったってことだなあ

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kindleの目次が相変わらず。

2013/8/19 [20:44:22] (月) 天気

アクセスログを眺めると、いまだに「kindle 目次」あたりの検索ワードで当サイトへの着地が多い。電子書籍制作に関するノウハウ系はもう収束・終息かと思ってたけど、そうでもないっぽい。

InDesign(今日時点のクラウド版)の吐き出すEPUB3だと目次が使えない、という話を最近聞いて中を見せてもらった。
EPUBチェックではエラーはない。でも、kindlegenでmobiファイルに変換してプレビューワで確認すると「目次」と「最初のページ」が定義されていない。最初のページは(現時点だと)指定がなくてもビューワーが適当適切なページを開いてくれる。でも、目次が指定されていないと、KDPの審査ではねられる(たぶん)

てことで、InDesignが吐き出したEPUB3で、目次を使えるようにした時のメモ書き。

やったことは以下↓

OEBPSフォルダのファイルの中から toc.ncx を削除。

content.opfの
・toc.ncx の記述を削除
・spine の toc=ncx を削除
・spineに、idref=toc (toc.xhtml)を追加

toc.xhtmlに
・landmarksを追加(カバーや目次、本文開始ページなどの指定)

細かいことをいうと。

content.opfのmanifest部
・プロパティのnavを指定されているのは toc.xhtml
…なのに、InDesignの吐き出すEPUBでは、toc.xhtml には目次などを指定するlandmarks部がない=カバーや目次、本文開始がわからない。かといって、toc.ncxがnavに指定されていないのでビューワーは目次がわからない。


目次(ナビゲーション)を使うためには最低限
・content.opfのmanifest部で property に navを指定されたxhtmlファイルが必要。
・navを指定されたxhtmlファイルには目次とランドマークの記述が必要。
この2点。
EPUBチェックに通っても、kindleではねられたんじゃ意味がない。プレビューワーの本の情報をチェックして要確認。

Sigilにしても、InDesignにしても、それなりの評価のあるツールもEPUB2でいいんじゃね?ぐらいにしか考えてないように見える。
日本語の縦書きに対応したのはEPUB3から。欧米の横文字はEPUB2あたりでいいんだろうけど、こっちは困る。なまじ定評のあるツールなだけにそれなりに広く使われていて、いい迷惑だ。

toc.ncxを吐き出すようなツールはとっとと退場してくれ。

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個人事業主開業届

2013/8/16 [10:27:57] (金) 天気

忘れちゃいけないので自分メモ。
ちっと事情があって「個人事業主の開業届」の写しが必要になった。

去年の2月に地元の税務署に行って、開業届を出したことは出したけど、この時に写しなどはもらっていない。というか写しというものはなくて、「税務署のハンコがついた届出書」が必要なら、その場で2通書いてハンコをもらって、1通提出、1通を持ち帰る、ということだったようだ(注・記憶あやふや)  『個人事業主登録』  (2012/2/23)

開業後に届けた事業での売上があればともかく、とても残念ながら、去年は実質ゼロ。打ち合わせだなんだで動いた分をマイナスとして確定申告しておけば、税務署のハンコつき書類が手に入って(事業実態がこれで現れるので)それを開業届け代わりに使えたと聞いても後の祭り。

改めて個人事業主の開業届の写しを手に入れるにはどうすんの?

ということで税務署に聞いたところ、写しなどない、と面倒くさそうな返答。
「個人情報開示請求書」というのが必要になるとのこと。身分証明書(免許証など)を持って税務署の総務課に出向いて、そこで書類を言われるまま書いて提出。
開業届を出していることを証明してやる、という書類の準備が出来たら封書で知らせが、約一ヶ月後にくる、らしい。
届いた手続き書を持って再び税務署に行って、初めて証明がもらえる、ということらしい。

なんでこんな面倒くさいことになってんだ。おまけに税務署職員の対応も面倒くさそうで投げやり、やりたくないオーラ全開。

まだ手続き中なので、どうなることやら、やきもきして待つ。KDPで免税手続きと同じ。どこの国も役所がらみはアレだわ。

フリーでやるにも開業届は出すべきだと、地元のコンサル屋に言われたけど、ほんとにこれ必要なのか。


[08/27 18:17:33] 追記。
7月31日に税務署に出向いて手続き、23日に用意ができたという知らせがきて、今日8月27日にもらってきた。…ほぼ1ヶ月。なんでこんなもんに1ヶ月もかかるんだか。お上のやることは不思議ですなあ。

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word→textからルビをタグに

2013/8/15 [11:19:37] (木) 天気

WORDのルビに関する小ネタ。

ワード文書を直接読み込んで、電子書籍・EPUB3に変換するソフトもあるみたいだけど、一度プレーンテキストに吐き出しておいた方が何かと使い勝手がいい・使い回しが効く。ただ、ワード文書をプレーンテキストに保存すると、文字装飾やレイアウト情報がすっ飛んでしまう。テキストなので当然といえば当然。

でも、せめてルビは残したいのが人情というもの。

ワードの文書をプレーンテキストに保存すると、
・般若心経(はんにゃしんぎょう)
・超新星(スーパーノヴア)
てな感じ。ルビ対象の文字に続けて半角のカッコの中にルビが入っている。これをEPUB3というかHTMLのタグに変換したい。


以前、何度かこの手のネタで記事に。
『ルビのため perl unicode正規表現』  2013/2/22
『WORD文書(docx)をテキストに』  2013/5/29

このあたりで書いたことは  『EPUB3::かんたん電子書籍作成』  に実装、組み込み済みなんだけど、ルビなどはどこからどこまでがルビ対象なのか・特殊なルビなど、見ながら決めたい。

・東京都千代田区(ちよだく)三崎町
だったら「千代田区」に対してルビがつくし、
・BOZE(ボウズ)バンズ
だったら「BOZE」に対してルビがつく。

ということで、ワードからテキストで保存した場合にエディタで開いて校正しながら
・東京都|千代田区(ちよだく)三崎町
と、ルビの開始位置に半角の「|」を入れておいて、後で一括置換する正規表現が以下。

MacのCotEditorで確認。
WINDOWSのEmEditor や sakuraエディタでもイケるっぽい。→上記の書式中「\」を「¥」に置き換える。

といいつつ。ワードのルビ付き文書を、一太郎に読み込ませてルビ情報がそのまま生きていれば、たぶんそれがワードからEPUB3への一番簡単な方法だと思う

[08/15 14:51:11] 追記。
元ネタ、というか発端はこちら



[08/15 18:03:46] 追記。
http://hirakun.blog57.fc2.com/blog-entry-214.html
↑こちらはルビにタグをつけるワードのマクロを作成・公開されてます。
マクロがわかればこっちのが便利だ。感謝!

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電子書籍の手売り

2013/8/13 [11:28:53] (火) 天気

同人誌即売会と同じく、電子書籍を対面販売・手売りというのは2010年頃に電書フリマというのがあった。
机には見本があって、欲しい本をいうと、登録画面の立ち上がっているノートパソコンにメールアドレスを入力。するとメールアドレスにダウンロードURLが送られてくる、という仕組み。
http://d.hatena.ne.jp/mirai-contents/20100708/1278601092 このあたりだけど、今は活動休止かな? )

購入した電子書籍(当時はPDF)には購入者のメールアドレスが埋め込まれる。所有欲に対するちょっとした解答、コピー流出に対するちょっとした防御策(特にこだわりがなければ、電子書籍をその場でメール添付して送る、メモリにコピーしてブツを渡す、というのも全然OKだ)

いま、kindleストアやiBookstore、GooglePlayBooksがオープンした状況。それでもイベントなどで電子書籍を直接手売りするのは。
・内容的にkindleストアなどが扱ってくれない(これ、同人誌の成り立ちでもあるなあ。TPPでなにかとかしましい二次創作系などがこっちか)
・イベントはそもそも「本を売り買いする場所」で、一般のかたの購入意欲が高い。
・交流とまで行かなくても文字通り対面で顔の見えるやりとりができる。
・Amazonやibooksの会員でなくても購入できる・してもらえる。
(…って、最後の以外は電子書籍に限った話じゃなく同人誌即売会の良いところ、だ。それを電子書籍にも適用ってことで)

とはいえ、ハードルも。
・そもそも電子書籍をどうやって読むのかわからない(kindleやiBookならわかる)
・同人誌即売会イベントにくるのは紙の本を買いにくる見にくる(紙の本が好きなひと)

前にも書いたように、同人誌市場は年々伸びている(ちょっと古いけど、2010年700億円→2011年690億円→12年は716億円(予想)の市場規模とのこと)昨日まで開催していた夏コミは3日間総計で59万人を集めた。出版の構造不況で悲鳴があがり続けている一方で、個人の側は同人誌や電子書籍など、道すじ・土俵が整ってきてるんじゃないかな。
同人誌即売会イベントなどに参加して紙の同人誌と同じように電子書籍もありますと周知をはかれば、電子書籍側の売上にも繋がる・幅が広がるように思う。

先日、部屋の片付けをしたところ、あちこちにある同人誌をまとめるとけっこうな冊数・量で驚いた。本棚は溢れていて機能してないし…。版元の本は電子書籍になりつつあるけど、同人誌はまだまだ少ない。即売会イベント会場で電子書籍版があったら(装丁、作りにこだわりがなければ)そっちを選ぶかな。

同人誌も、Amazonと同じように、ひとつのタイトルで紙と電子が並んでるとうれしい。


ちなみに。
以前『創作文芸見本誌会場HappyReading』などにダウンロード販売を仕込んだときのメモ。paypalを使った電子書籍のダウンロード販売の方法は以下。
『paypal と 電子書籍のダウンロード販売(その1)』  (2010/6/20)
『paypal と 電子書籍のダウンロード販売(その2)』  (2010/6/21)
3年程前の記事だけど、まだこれでイケるはず。


[08/13 17:24:07] 追記。


電書フリマでは、PDFだけじゃなくて、当時すでにEPUBも売っていたということでした。

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