ひまつぶし雑記帖

doncha.net制作・発行:KindleやiBooks、楽天kobo、BOOK☆WALKERで読む電子書籍

コンピュータによる読者マシンが登場するそうだ

2015/3/30 [10:04:28] (月) 天気

『読者評をコンピューターが書く時代に』
https://bungei.cocolog-nifty.com/news/2015/03/post-d8ee.html
という記事がtwitterのRTで回ってきた。

「読者」マシンというネーミングはどうなんだ。
文章をそれなりに解析して、村上春樹っぽいとかの判定を出してそれを読者レビュー風にしてコメントをつける、んだそうだ。

それは読者じゃない。
本は読んだひとの数だけ「感想」がある・捉えかたがある。
文章を解析した結果を感想と呼ぶのであればそれも感想のひとつだろう。でもなあ、星座占いや血液型占いと同じことやろうとしているように見える。データを解析してパターンにハメて、その結果ってこと。それって感想なのか。

結局、一番足りないのは読者なんです」と今村さん。今度は小説レビューを自動で作成する「読者マシン」の実用化を進めている。「投稿者は、誰かから評価されたり、話題として取り上げられるたりすることをすごく求めています。


やっぱりtwitterで定期的に「感想くれー」「感想ほしー」という風物詩。
ジャンプなんかは知らんけど、10万部雑誌(エロレディース)をやってた頃、読者プレゼントを頑張った月などは1000通弱ほど読者投稿はあったけど、そうじゃない月は400通がいいとこ。1%もないし、そのすべてに作品の感想が書かれているわけでもなかった。20年続けたエロマンガ雑誌、最盛期で5万部強で、読者投稿は100通もなかった。

そんなものだ。
作家さん、漫画家さんは、五里霧中暗中模索作業をずーっと続けていて、受けるのか・売れるのか不安を抱えて、感想・評価が欲しい。雑誌掲載時は上記したような状態で、読者からのフィードバックはほとんど見込めず、単行本になった時の売れ行き・結果がすべて。
(雑誌掲載時に、毎度毎度、読者から手抜きだなんだと叩かれる某漫画家さんなど、単行本で何度も増刷に、てなことはざらにあったので読者評を鵜呑みにしてはいけないし)

「読者マシン」を導入するサイトは「書きたいひと」が集まってるサイトだろう。
読者が足りないのは当然。
必要なのは「読者マシン」ではなく、読者を呼びこむための「外に向けた」プロモーション、仕掛けじゃないのかな。
image 

»電子書籍制作代行についてはこちら

profile

profile

 
doncha.net
contact:
»運営者
@t2aki@tokoroten.doncha.net

ところてんx5

2024/4/20 13:29

役に立つからとか身を助けるからとか、んな理由じゃなくて、面白いからとか好きだからで、寝食忘れて何かに没頭する時期があるかないかで、何かの分かれ目になると思う

2024/4/20 13:06

シンボリルドルフ当時。パソコン仕事でまったく関係ないし、ただのオモチャ。
なんで役に立たないことやってんの、だったもんなあ

2024/4/20 13:04

何度も同じことを言う老人特権。
ほんと、馬券、競馬から入ってパソコン使うようになったおかげで、この歳になっても小銭稼ぎできるんだから、何が幸いするかわからんものだ

検索
<<2024/4>>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

リンク

WINDOWS版サウンドノベル
おかえりください PC WINDOWS版サウンドノベル
『おかえりください』体験版