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doncha.net制作・発行:KindleやiBooks、楽天kobo、BOOK☆WALKERで読む電子書籍
ネット・電子書籍のポジショントーク
違和感があるので、未消化のままメモにしておこう。
こんな記事が話題になった。
「正直言って本を読まない人を見下している」https://anond.hatelabo.jp/20130528133141
をー!まさに我が意を得たり、膝をぽんとひとつ打つところ。
100年前から、この雑記帖に書いてるように、わたしはひとの足下を、読んできた本の冊数ではかっている。
本を10冊しか読んでない人間は10000冊読んでいる人間に、どう逆立ちしても勝てない、ひととしての階梯が違っていると思っている。かんべむさしが大学時代懐古エッセイで似たようなことを書いていた(ちなみに、わたし自身は冊数的に底辺レベルであることは自覚している)
ところが、この記事、なんか違う。学びだとか、知識だとかいう話になっている。
「本」というのは「フィクション、創作」のことで、「本を読む」ということは「フィクション、創作の作品世界に感情移入して・想像して、そして体験すること」
実用書やハウツー本、働き方の本、自己啓発本など、この手の本は誰が書いても同じようなもの。
実用書などはノウハウの伝授みたいなもので別にあなたが・わたしが書いたものである必要はない。誰もがたどり着く普遍的・当たり前の「解」が書いてあるだけだろう。
働き方や自己啓発本は、ほとんど余計なお世話で何を根拠に言ってるのか不明、おのれの成功体験の押しつけでしかないだろう。それこそ。記事にもあるように、ラッセルやソシュール、カントを、一次資料を読むべき。お手軽な成功体験などお手軽なりのものだ。
こんなものを10冊読むヒマがあったら小説を1冊読んだ方がよっぽど豊かな経験ができると思っている。わたしにとって「本を読む」というのはこっちのこと。
ネットは短小早漏で、スピードと効率・コスト、んなことが重視される場所。
いわく。早く始めたい、無駄なことはしたくない、手っ取り早く成果が欲しい。
実用書だ自己啓発本、ライフハックばかりが話題になるのも理解できる。そういう話題の著者、関係者たちは、本を売ることだけではなくて、セミナーや講演とセットでナンボの商売というのも理解できる。
なので、「今これが新しい生き方(わたしがなー)」「次にくるのはコレですよ(おれがなー)」というポジショントークで声がでかい。正直、鬱陶しい。見なけりゃいいんだけど、声がでかく発信力があるので(=商売なので当然)ネットをうろついてると目に入ってしまう。
ポジション争いに加わらないと埋没して商売あがったり、だ。
こんなまとめもあった。
「「個人出版」を語り尽くす! 『Amazon Kindleダイレクト出版 完全ガイド』出版記念トークイベントのまとめ、これが勝間無双か!」https://togetter.com/li/511592
個人がメディアになる、んだそうだ。
フィクション、創作もそうなのか?物語、作品というのはそれ単体で成立させるものだ、というのは古い考え方なのかもしれない…なので、良い悪いはわからないけど。ネットで、電子書籍でフィクション作家までがポジショントーク合戦に参戦しているように見えるのはどうなんだ。
んなこと言ってるヒマがあったら新作書けばいいのに、と思う。
ネットとは対極。無駄を積み重ねて初めて虚構世界の構築が可能となる、はず。ポジション争いに加わって肝心の創作はどうなるんだろう。ネットのスピードと創作のスピードは相容れないのでは?
仙人の弟子になったのに庭掃除と雑用ばかり50年「もういい加減、おいらに仙術を教えてくれよ!」「ほらもうできてるよ」ということだよなあ。きっと。
[06/03 14:42:45] 追記。
そういや、昔話。当時、売れ方が爆発した漫画家。
売れない頃、バイトで映画館のもぎり兼売店売り子。「いや、ぼくね、たぶん松田聖子の「青い珊瑚礁」なんか、日本で一番観てますよ」とゲラゲラ笑いながら。「ここ、こうした方がいいのにとかね、このシーンは意味があったのかとかね、後から思えばですよ、そんなこと思ってたかなあ。その時は?くそつまんねえ、でも上映中はやることもないし半分寝てたかな」
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